絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

個性派インディーゲーム満載!「TOKYO SANDBOX2022」レポート!

 

TOKYO SANDBOX

 

インディーゲーム展示イベントである「TOKYO SANDBOX2022」に行ってきたぜ!

元々は2015年に開催された「東京インディーフェス」というイベントで、

2017年に現在の形にリニューアル。

コロナ関連でしばらく開催されていなかったが、今年ついに再開というわけだ。

これまで行こう行こうと思っているうちに休止になってしまってね。

今回はちゃんと行ってきたぞ。

 

 

こちらは行く前に食べたはま寿司。

ポテトやたこ焼きなどの揚げ物単品が軒並み注文不可能になってて情勢を感じた……。

ドリンクとポテトのセットだけは注文出来たのでそれを頼んだ。

 

 

会場はベルサーレ秋葉原の2階。中央通りど真ん中の施設だ。

検温とアルコール消毒をして入場。

体験プレイの際もコントローラーを消毒するなどコロナ対策はしっかりされていた。

会場はかなり狭く、1人がゲームを遊んでもう1人が横で見てる……。

なんてやるとすぐ通路が埋まる!

ブース自体もこじんまりとしててちょっと回りにくかったね。

ただ、この狭い会場でワイワイやってる感じは好きだった。

知り合いのライターであるカワチさんに誘われて

game gameの参加メンバーと一緒に行ったんだけど楽しかったぜ。

 

遊んできたゲームをざっと見ていこう!

 

 

日本アニメ愛とセンス爆裂のロボRPG!『ウルフストライド』

 

架け橋ゲームズのブースでは『ウルフストライド』の日本語版が初公開。

ブラジルのOTA IMON Studiosによる作品だ。

 

 

モノクロで統一されたビジュアルと、

グリグリ動く巨大ロボが激突するバトルパートが特徴!

体験する時に聞いた話だと『カウボーイビバップ』に影響を受けたらしいんだけど、

『グレンラガン』や『トライガン』も入ってそう。

バトルパートはターン制で、相手との距離を考えてどの行動を取るか考える形式。

とにかくビジュアルの力が圧倒的でめっちゃ好きなやつ。

口の悪いキャラたちが言い合う会話の翻訳も良い感じだったぞ。

 

 

日本神話×ヒップホップ×Hotline Miamiの濃厚MIX!『SONOKUNI』

 

DON YASA CREWブースでは『SONOKUNI』が体験プレイ可能。

『Hotline Miami』の影響が非常に分かりやすい即死アクションだが、

攻撃、反射、防御、スローを使い分けて敵を迎撃するスピード感や、

敵の攻撃軌道が表示される仕様など独自性があった。

当たり判定や動きの分かりにくさは気になったけど、

日本のHIPHOPクルーが製作しただけあるセンスは独特で良い。

 

 

貰ったフライヤーもカッコいい!

 

 

こりゃケモい!パズル&ノベル!『プリンセスファーマー』

 

Ukiyo Studiosブースでは『Princess Farmer(プリンセスファーマー)』がプレイ可能。

既にSteamで配信中だが、展示されてるのはそれとは違う日本語版だった。

ドットの凝りっぷりとケモキャラ満載の作りが魅力の3マッチパズル&ノベルゲーム。

このケモいメインビジュアルとドットで「遊ばねば!」となったぞ!

パズル部分も「引っこ抜いて埋める」を活用して消していく点で一捻りあって面白かった。

マップ画面から、画面切り替え無しでゲーム始まるスマートさも好きなところ。

 

 

一手先を読み合うセミリアルタイムバトル!『ギタバタ!』

SundayCreateブースの『ギタバタ!』は3vs3の対戦ゲーム。

3体のキャラをどの順番で動かすか、限られた行動力をどう使うか。

制限時間以内にコマンド式で入力した後、相手と同時に動くシステムだ。

 

 

この地形だと敵がこっちに動きそうだから、

魔法使いを右に動かして魔法を撃とう……ああ、ズレた!

みたいなのが悩ましく楽しい。

スタッフの方と対戦して、一本道に追い詰めてボコボコに出来たのが気持ち良かった。

 

 

和風ホラー×3マッチパズル!『怪奇!三致峠』

株式会社ダイダロスの『怪奇!三致峠(みちとうげ)』は

女の子と一緒に怪異だらけの峠を脱出するストーリーと、

3マッチパズルが同時進行していくゲーム。

パズル部分はオーソドックスだけど、

ボス戦あったりホラー演出があったりするのは新鮮。

 

 

ブースの作りも雰囲気あって良かった。

 

 

その場でダウンロードしたら壁に貼りたくなるシールを貰えたぞ!

 

 

まさかのVita完全新作!タワーディフェンスSTG『MillionShells』

 

FlyteCAtEMOTIONの『MillionShells』はなんとVitaオンリーの新作だ!

タッチ操作で砲台を設置し、迫りくる敵をタッチして弾を発射!

タワーディフェンスとシューティングを融合した内容。

炸裂弾を発射できる砲台でザコ敵をまとめて破壊したり、

動き回るザコ敵をバルカンで叩き落としたり、

巨大なボスの弱点に必殺ショットをぶち込んだり。

見た目は地味だが、タッチ操作ならではの忙しさが楽しかったぞ。

 

なんか見覚え有るなと思って調べたら2015年から作ってるゲームで凄い……。

ついに今夏発売予定!

 

鬼を担いで傾斜鉄道にぶち込め!『鬼ヶ谷 いんくらいん』

『吾妻邸くわいだん』を手掛けた求道庵の新作『鬼ヶ谷 いんくらいん』は

鬼を持ち上げて傾斜鉄道(インクライン)にそぉい!とぶち込み、

「方陣」まで運んで封印していく鬼運びアクションゲームだ。

 

 

一度に沢山の鬼を運べば高得点だが、

運んでる間は狭いインクラインの中で鬼の攻撃を避け続ける必要がある。

スコアを狙うとその分リスクが高まるってわけだ。

ルールの分かりやすさとスコアを狙った時の緊張感が、

往年のアーケードゲームを思わせるノリで良かった。

 

 

個性派ボス山盛りシューティング再び!『Mecha Ritz: Steel Rondo 2.0』

Hanaji Gamesの『Mecha Ritz: Steel Rondo 2.0』は

2016年に発売された弾幕シューティングをパワーアップさせたSwitch版。

爽快な触り心地に加えて、

ボス毎に個性的なプロフィールが用意されていて毎回表示されたり、

多数のステージ分岐があったりで長く深くやり込める1本。

Steam版はプレイ済みだがSwitchでもしっかり動いていて待ち遠しいぜ。

 

 

体験プレイはSwitchを携帯モードのまま縦画面に出来るFlip Gripが使われていて、

初めて触ったけどいいねコレ。

 

 

SDメカ激突の読み合いバトル!『機動倶楽部 Gブレイバーバースト』

 

このSDメカデザインだけで吸い寄せられてしまった

pegass85の『機動倶楽部 Gブレイバー バースト』は、

攻撃ターンと防御ターンを交互に繰り返す対戦バトル。

限られたバッテリー残量をどう配分して戦うか、

パイロット毎に異なるスキルをいつ使うかの読み合いがすべて。

単純だが一筋縄じゃいかない作り。無料のブラウザゲームなのですぐ遊べちゃう。

 

 

芋を探して食糧難を解決するダンジョンRPG!『両手いっぱいに芋の花を』

 

Pon Pon GamesブースではSwitchとSteamで配信中の

両手いっぱいに芋の花を』が展示されていた。

製作者の方からいつも見てますって挨拶されて恐縮!名刺交換してきたぞ

 

 

内容は食糧難を解決するためにダンジョンを探索し、芋の種を探すというもの。

最近クリアしたけど着実にダンジョンを踏破していく感覚と、

強敵揃いだが試行錯誤で何とかなるバランスがめっちゃ絶妙で

非常に面白いゲームだった!

 

 

さかだちで世界が逆転するパズルアクション!『さかだちの街』

丸ダイスの『さかだちの街』はさかだちをすると重力が反転するパズルアクション。

ブロックや仕掛けをうまく動かして進んでいく内容だ。

うおー!頭がこんがらがる!と混乱しながら道を切り開いていく作りがたまらない。

背景の綺麗さとキャラの可愛さもキャッチーで良し。

 

 

ブラジル生まれの激ムズSFホラーアクション!『DOLMEN』

 

Koch Media(コチメディア)ブースでは『DOLMEN』がプレイ可能だった。

ブラジルのMassive Works Studioが手掛けた

コズミックホラー×SFの激ムズアクション。

 

 

主人公のパワードスーツをカスタマイズできる要素があったので、

真っ赤な二刀流キャラを作って意気揚々と出撃したところ、

2匹目のザコ敵に徹底的にボコられていきなり涙目。

遠距離攻撃やガードを駆使してなんとか突破した。

一撃の重い攻撃や、回復能力を活用して

着実に進んでいく感覚はなるほど高難易度アクションだったね。

 

 

体験プレイしてKoch Media(コチメディア)の公式アカウントをフォローすると、

豪華景品がもらえるとのことでやってみたら、

クリアファイルに限定カラーのHot Wheels、

そしてKoch Media(コチメディア)製品のDLコードが貰えるという、

マジモンの豪華景品でびびった。

 

 

カッコいいHot Wheels。

DLコードは希望の機種を伝えた後にランダムで1つ。

俺はPS4版『King’s Bounty II』が貰えたぞ。

 

 

薄っぺらいけど奥が深い!『ダンジョンに捧ぐ墓標』

 

ワンダーランドカザキリブースではスマホや各家庭用ハードで販売中の

ダンジョンに捧ぐ墓標』が展示されていた。

俺は去年PS4版でクリア済み。

かなり難しく即死トラップがあったりもするが、

手探りで攻略を広げていく作りが中毒性高くて面白いゲームだ。

ブースの人に「岩の即死が厳し過ぎるんですけど!」ってクレームも入れてきた。

 

 

ブースでは特典として作ったけど全然掃けなかった攻略ブックを配ってたり

Switchパッケージ版が新品1000円で販売されていたりちょっと世知辛かった!

 

 

現実とお伽話が交差する対戦RPG!『アリス・ラビリンス

SUNDAY CREATORSの『アリス・ラビリンス』は対戦型のRPGだ。

お互いに向かい合った状態からコストを消費してユニットを召喚し、

体力を削っていく『にゃんこ大戦争』的な作り。

3ライン式なのが独自要素で、どこにユニットを召喚するかが重要になってくる。

 

 

遊べたのはプロトタイプだったので雰囲気が分かるくらいだったが、

キャラ可愛いし、プロのクリエイターが休日を使って作るプロジェクトで、

演じる声優さんもシナリオ監修で参加してるという作り方が独特だ。

 

 

綺麗なクリアカードも貰えたぞ。

 

 

まとめ

というわけで今回のレポートは以上だ!

特に情報仕入れずに行ったんだけどやっぱりこういうイベントは楽しい。

次は6月の「Indie Games Connect 2022」と、

8月の「東京ゲームダンジョン」辺りに行ってくるかな。