絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

10周年を迎えた同人&インディーイベント『デジゲー博2022』レポート!

 

 

デジゲー博 | 同人&インディーゲームオンリー展示・即売会

 

2022年11月14日に秋葉原のUDXビル2階と4階で開催された

『デジゲー博2022』に行ってきたぜ!今年で10周年!

 

今年も注目同人・インディゲームが目白押し!『デジゲー博2021』レポート! - 絶対SIMPLE主義

 

インディ、同人ゲーム山盛り!デジゲー博2019行ってきたぜ! - 絶対SIMPLE主義

 

過去のレポートはこちら。

 

 

恒例となっているインティクリエイツ協賛によるガンヴォルトの飾りつけ。

今回もチケットはアプリ経由のみで、

入場時に検温、各ブースにアルコール設置などの対策が行われていたぞ。

去年は貰ったチラシを入れるバッグを忘れて

急遽近くのドンキで買ったりしたので、

今年はしっかり入る大きめのを持っていったぜ。

会場は大盛り上がりで活気があって楽しかった。

回ってきたブースや遊んできたゲームの紹介をするぞ!

 

 

 

話題の非対称型アクション『グーニャモンスター』の4人プレイを体験

 

株式会社MUTANのブースでは、

12月4日発売の『グーニャモンスター』の体験プレイが可能だった。

Nintendo Switch実機を使い、ブースに集まった人たちと4人プレイ!

4人中3人がバスター、

残る1人が強力なモンスターとなって戦う非対称型の対戦アクションだ。

体験プレイだと2回戦やる形式でモンスターはランダムで選ばれるが、

運良く俺が選ばれたのでどっちも体験出来た。

ルールが分かりやすくて

モンスターの広範囲スキル攻撃で一気にバスターをダウンさせるのも、

バスターでショット撃ちまくりながら逃げるのもどっちも楽しかった。

初プレイだったけどモンスターで勝利出来たぞ!

 

前作の『グーニャファイター』から一気に垢抜けて別ゲーになったなと思ったが、

調子良く暴れている時に石につまずくとコケるとか、

コケると起き上がるのに少し時間が掛かる感覚は

『グーニャモンスター』してて嬉しかったぜ。

こういうところもあってパーティゲーム的な手触り。

 

 

体験プレイしたのでイカしたクリアファイルゲットだ!

 

 

拘り感じる可愛さ全開のパズル『ルクちゃんのハートバルーン』

G-MODEのブースでは2作品の体験プレイが可能。

『OU』は製品版まで取っておきたい気持ちがあったので、

ルクちゃんのハートバルーン』の方を遊んできたぞ。

 

 

同じ色のお花をタッチで消してまとめていく単純なパズルゲーム。

でも分かりやすいが故の中毒性があるタイプだし、

風船を残さず消さないとクリアにならないステージなどもあった。

水彩画風のイラストはめちゃ可愛いし、

刺繍っぽい質感のグラフィックも見事。

雰囲気周りの凝りっぷりがすぐ伝わってきたぜ。

 

 

カタログも貰って来た。

やっぱり『空気読み。』が一番知名度高いんだなぁ。

G-MODEの方とはTwitterなどで何度かやり取りしてるので、

今回もブースで挨拶してきた。

『空気読み。オンライン』と『G-MODEアーカイブス』今後も楽しみにしてます!

 

 

カセットテープ販売、謎のスマートボールなどで胡乱なよんとんトマチンブース

 

ネオ昭和を舞台にした怪作『ふりかけ☆スペイシー』のSteam発売を控えた

よんとんトマチンのブースでは、PVを流すノートPCを置き、

テーマ曲を収録したカセットテープや、

みんなで遊べるスゴロク、ポスターカードなどの頒布が行われていたぞ。

 

うちのブログを見てくれたようで、声で俺だとバレて名前を聞かれてしまった。

「スマートボールやっていきませんか?」と誘われたのでOKすると、

ノートPCを畳んで手作りのスマートボール台が登場!

 

 

一体何のブースなんだ……と思いつつスマートボールをプレイ開始。

結構難しくて苦戦していたら、

「ブロックくずしで鍛えた腕前を見せてくださいよ」とか煽られたので、

INDIELiveExpoでわけのわからん映像流してた奴が煽りやがってよーッ!

などと心の中で思いながら15点取りました。

 

 

カセットテープも買ったぞ!

再生環境無いので今度整えるか……。

おまけで貰ったスタンガンを構えた「カラテやめないで」のステッカーは

 

 

ゲームに出てくる「電気カラテ部」に関するグッズだ。

カラテやめた方がいいと思うよ。

 

リアル電話を使って世界を生み出す『不思議な電話グラハム』

『ストレンジテレフォン』を手掛けたHZ3 Softwareブースでは、

『不思議な電話グラハム』が展示。グッズの頒布なども行われていた。

操作は懐かしのプッシュ式電話で行う。

 

受話器を持ち上げると

モニターに表示された電話型のキャラであるグラハムが目覚め、

ボタンで番号を入力するとそこから世界とBGMが生成される。

生成されたものはQRコードで共有できるようだが……。

なんか通信環境のせいかエラー出てた。

ゲームというかデモ作品だけど、

本物の電話に連動して画面が動くのが楽しかった。センスと技術だなぁ。

 

 

新作チラ見せやデザインワークス頒布があったココロクローバーブース

ココロクローバー オフィシャルストアブースでは、

本編OPムービーの上映やデザインワークスの先行頒布が行われていたぞ。

そして謎の新タイトル『壊獣戦線(仮称)』のチラシが!

『ココロクローバー』の今後のシリーズ展開含めて楽しみ!

 

圧倒的こだわり!これぞドットで楽しむ朝アニメだ!『ココロクローバー シーズン1』レビュー!【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

ゲームに関しては以前レビュー済みなのでこちらを参照。

デザインワークスを購入したが、

ゲーム内のドットやイラスト盛り沢山で、細かい解説も多くて満足度高かった。

おまけで貰えたカードも嬉しい。

 

 

比べると分かりやすいがつまりこういうアレです。

 

 

裏面の書き込み欄がまた良い。

 

 

捻りが効いた東方二次創作シューティング!Switch版『東方覚醒珠玉』

Northern Mindブースでは11月24日にSwitchで発売される

『東方覚醒珠玉』がプレイ可能だった。

Steam版から色々調整されて登場する移植版。

実は東方二次創作だと意外と少ないシューティングである。

まあ本家が強すぎるからな!

 

 

一見すると普通の縦画面弾幕シューティングだが、

画面の左右で味方の妖精が自動で敵と戦う要素があり、

この勝敗でゲームクリアが決まる。

プレイヤーが操作するのは弾幕シューティング部分で、

このプレイ内容で妖精が強化されるというシステムだ。

かなり本家っぽい雰囲気ながら一味違う作りで面白かったぜ。

 

 

砲撃一発で街ごと敵を爆破!『魔砲少女のメイガスフィア』

OHBA堂ブースでは2023年に発売が予定されている

魔砲少女のメイガスフィア』が体験出来たぞ。

かなり前から製作されているタイトルで、

めっちゃ可愛い衣装の女の子がキラキラした演出で可愛く変身し、

ゴツい戦車砲をぶっ放して街ごと敵群を吹っ飛ばすTPSだ!

 

建物の爆発に敵を巻き込むと連爆が発生するシステムや、

魔力を消費して一時的に時間を止められる技、

大型重機をモチーフにした巨大ボスなど。

爽快感重視かつ、分かりやすくテンションの高い作りで遊んでいて楽しかった。

日本的な街の質感が良かったなぁ。そこに砲撃をブチ込む!

 

 

体験してポストカードが貰えたぜ!発売ずっと待ってる!

 

 

体当たりとダンスで「暴」を倒すアクション『亜電』

『夢核』を手掛けた鷹館のブースでは、新作である『亜電』が体験可能だった。

記憶喪失の女の子であるとあかが、

ダンス会場に落下するところからスタート

そこにいた少女こばこにダンス対決を吹っ掛けられたことで、

ダンスの楽しさに目覚める。

しかしそこで「暴」という存在が突如出現して人間を殺し始める。

それを目の当たりにしたとあかはブチ切れ、

覚えたばかりのダンスで「暴」を全滅させる。

「暴」から世界を救うことが自分の使命であることを思い出したとあかは、

ダンスを武器に戦いに挑むのだ!

 

 

という体験プレイの範囲でも超展開過ぎるノリ!

ゲーム自体は避けて体当たり、で攻撃する分かりやすいアクションだったが、

タイミング良くボタンを押すダンスパートで大ダメージを与えられるシステムや、

ドットの可愛さなどで続きが気になる内容。

PV見るとショップもあって要素が多そう。『夢核』も好きだったので期待だぜ。

 

 

ボスとのタイマンで斬る!弾く!アクション『Cry Pic.』

MachiaWorksブースで体験出来た『Cry Pic.』は

ボスとタイマン勝負する2Dアクション。

 

 

攻撃ボタンで斬撃、攻撃ボタン長押しでカーソルを動かして狙撃、

ジャンプ中に攻撃ボタンで回転斬りと、

使うボタンは少ないけどアクションは多い作り。

たまに出現するザコ敵を倒し、

死体を斬撃で吹っ飛ばしてボスに当てると大ダメージなので、

これを狙うとグッと楽になる。

最初のボスから弾幕が激し過ぎて一苦労だったが、

消せる弾を回転斬りで斬り払いながら着実にダメージ与える感は結構好き。

 

 

ディスクを拾って投げる「鳥」アクション『NICE DISC』

Nice Gear Gamesの『Nice Disc : The Last Hot Blood』は、

ディスクを投げて敵を倒す2Dアクションだ。

 

 

横スクロールのストーリーモードもあるようだが、

ブースでは製作者さんとバトルモードが体験出来た。

攻撃方法は床に落ちているディスクを拾って投げる!それだけ!

ディスクが沢山落ちている場所を確保しつつ攻撃をしたいが、

投げたディスクを外すとそれを相手に拾われてカウンターされる。

画面内を動き回りながらの投げ合いが、

単純ながら結構楽しい対戦モードだった。

ストーリーモードも気になる。

 

 

攻撃の重さと野蛮さが最高のアクション『蛮勇戦域バルバリオン』

POLYGONOMICONブースの『蛮勇戦域バルバリオン』は、

アニメチックなキャラが暴れ回る3Dのアクションゲームだ。

 

 

何度かインディー系イベントで見かけるも、

その度に遊びそびれていたが今回はちゃんと遊べたぜ!

まずプレイアブルキャラが男女共々ワイルドなデザインでめっちゃカッコいいし、

それをしっかり3Dモデルに落とし込めているし、

セリフ回しもキャラに合ってる。

豪快なコンボやタックルによるガードクラッシュなどで、

一撃一撃に重さのある戦闘が動かしていて楽しく、

「蛮」で「勇」なアクションとしてたまらない手応えだった。

製品版が待ち遠しいなぁ。

 

 

妖精パワーで敵をブチ抜く弾幕シューティング『マジカルブラスター』

reverse snareブースで遊べた『マジカルブラスター』は弾幕シューティング。

 

 

途中に出てくる妖精をどんどん仲間に出来る作りで、

妖精ゲージがMAXになると強力な弾をぶっ放すフェアリーアクションが使える。

他にパワーアップアイテムやボムなどは無く単純な作り。

序盤から結構難しいが、フェアリーアクションをガンガンぶっ放して

敵を弾幕ごと押し返していく豪快な作りはなかなか楽しかった。

妖精や敵のドットも可愛くていいね。

 

 

夢の世界で戦う2DピクセルRPG『UNSLEPT』

UGONO STUDIOブースでは2DピクセルRPG『UNSLEPT』が体験出来た。

夢の世界が舞台のアクションRPGで、

ダメージを受けすぎてライフがゼロになると夢から覚めてしまう。

最初のデモ版ということで軽くボスと戦って終わったが、

雰囲気やキャラの憎まれ口などはいいノリだった。

 

 

わくわくゲームズのブースでSwitch移植される『TOMOMI』などを体験

わくわくゲームズではSwitch移植が発表された『TOMOMI

コスモドリーマー』『魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~

の3本が体験可能だ。

性癖にキレ味のあるゲームでわくわくさせるわくわくゲームズである。

体験するとクリアファイルが貰えたぞ。

コスモドリーマー』好きなので嬉しい!

俺が体験したのは探索型アクションとしてSteam版が好評を博した『TOMOMI』。

コミカルな会話や手触りの良いアクションでグイグイ遊ばせる内容。

Switchの携帯モードでも快適に遊べたぜ。

 

 

立派な古墳になるために死体を探そう!『こふんは生きている』

『マヨナカ・ガラン』などを手掛けたCAVYHOUSEブースでは

こふんは生きている -マホロヴァ・クラブの死体さがし』の体験プレイと、

クリアファイル&体験版などの頒布が行われていたぞ。

自分を「こふん」と思い込んだ少年が主役のジュブナイルADV。

立派な古墳になるために、

友人のハニワくんと一緒に死体を探すストーリーだ。

『スタンド・バイ・ミー』を一度怪電波に通したような内容が強烈。

 

 

体験プレイでは

友達のいないこふんを操作し、

公園を探索して1人寂しく滑り台やブランコで遊んだりしていると、

押しの強いハニワがやってきて仲良くなる導入部分が楽しめた。

「自分をこふんと思い込んでる少年」だから、

実際はこふんでもハニワでも無いんだろうなと思うんだけど、

公園に謎の装置があったりで展開が読めない。

マップの質感や小物含めたジュブナイル的な雰囲気作りが上手いし

ここからのストーリーが気になるわ。

 

ここは毎回ガラッと違うゲーム作る上に、

どれもこれも個性が突き抜けてるから凄いね。

 

3属性を使い分ける80~90年代風アクション『ヴァイオレットフジ子』

カニプロブースでは『ヴァイオレットフジ子』が展示されていたぞ。

もうタイトルだけで遊ばなければいけないと思うヤツ!

チラシには「ゲームの黄金時代、ここに蘇る!」という力強いコピーが踊る。

 

 

海外のクリエイターさんが製作した80~90年代風の2Dアクションだ。

主役はファンタジーソードを携えた美少女の麻桐フジ子。

モチーフはやっぱり『夢幻戦士ヴァリス』と麻生優子だよなぁ。

 

攻撃と敵に白・赤・青の3属性が存在するのが最大の特徴だ。

弱点属性じゃないと倒せないし、

同じ属性で攻撃するとジャンプ台みたいにボヨーンと吹っ飛ばされるので、

これを活用しないと進めない箇所があったりもする。

ちょっとしたザコ敵にも全部属性が付いてるし、属性を使った仕掛けも満載。

ドットやデモシーンのグラフィックは凝ってるけど、

始まった瞬間に頭がこんがらがる!

日本のゲーム黄金時代にこんなややこしいゲームは無かったと思うぜ!

Steamで体験版配信中なので一回触ってみて欲しい。

 

 

4人パーティで突き進むケモ3DアクションRPG『クロス シーカーズ』

ちっきつぃきブースでは3DアクションRPG『クロス シーカーズ』を体験出来た。

ケモキャラだらけのゲームで、

4人パーティで敵を倒してアイテムをかき集めながら洞窟の突破を目指す。

プレイヤーが操作するのは1人で、操作してないキャラはオートで戦ってくれる。

キャラの切り替えはいつでも可能なので、ゲージを使い切った時や、

敵のコンボ喰らった時などに別のキャラに切り替えて

スピーディに反撃に転じられる作り。

キャラ可愛いし、技や魔法でバシバシ敵を倒せるのも爽快だった。

 

 

体験プレイで洞窟の奥にいるボスを倒したら、

めっちゃ壮大なムービーが流れ出して圧倒された。

登場キャラこんなに多いんだ!?

 

 

39人共同制作でミニゲーム盛り沢山の『犯罪者隔離世界』

ACTブースで体験できる『犯罪者隔離世界』は、

犯罪者を仮想空間に隔離する世界が舞台のADVで、

主人公は犯罪者じゃないのにVR牢獄にブチ込まれた女の子。

12本のシナリオと12個のミニゲームで構成され、

最終的にすべてのシナリオが収束する内容だそうだ。

 

 

ブースでミニゲーム3本遊んだが、

音声を聞いて正解を当てるクイズや、

弾に発射制限があるので

1発で複数の敵を狙い撃たないといけないシューティングなど。

方向性の違うものが色々あって面白かった。本編ストーリーが気になる~!

39人共同制作(Twitter見ると45人?)という規模も色々すごい。

 

 

まとめ

ざっと見てきたブースはこの辺りかな。

今回も協賛企業の豪華なゲームから、個人開発者の尖ったゲーム、

これゲームなのか!?と驚くものまで様々で、会場も大賑わいだったぜ。

例年よりシューティングが多かった印象あるね。

 

 

体験できなかったやつだとしゅんてさんの『Bear Runner』。

RTAとバグを題材にした2Dアクションゲームで、

キャラクターは自動で前に進む。

操作方法はゲームに繋がったファミコン本体のカセット部分をぶっ叩く!

これだけ!ぶっ叩けばぶっ叩くほど画面がバグって、

敵や地形をすり抜けて進める……という仕掛けだ。

面白そうだけど大盛況過ぎて遊べなかった。

まあこれはみんな遊びたくなるもんなぁ。

 

 

特別展示だったProject ICKXブースでは

エイムス株式会社のコックピットシミュレーターを使ったド迫力の展示が!

この筐体でフライトシューティングを遊べる!

コクピットの計器類も細かくて凄かった。

 

 

こういうインディーとは思えないスケールのブースもあれば、

机の上にモニターもポスターも無く、

ノベルゲームの入ったディスクを100円で頒布してるだけという、

サムライのような気合を感じるデマカ星ブースもあったり。

気になって買ってしまったが、

遊ぼうと思ってPCに入れたらうっかりフォーマットしてしまった……。

後日BOOTHでデータ配布するらしいのでそれで遊ぼう。

 

 

レポートは以上!

そしてデジゲー博10周年おめでとう!来年も行くぜ!