絶対SIMPLE主義

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綿密な「擦り減り」描写に呑まれるゲームクリエイター物語『GOODBYE WORLD』体験版公開中!【Steam Nextフェス】

 

Steam Next Fest June 2022 Edition Coming Soon

 

6月20日まで「Steam Next Fest June 2022」開催中!

新作タイトル数百本の体験版や番組配信が行われる7日間のお祭りだ。

その中から注目タイトルの体験版を紹介していくぞ。

 

 

GOODBYE WORLD on Steam

 

YO FUJII;・p (@onsen023) | Twitter

 

Goodbye World / Wishlist now (@goodbyeworld22) | Twitter

 

『GOODBYE WORLD』は個人クリエイターであるYO FUJII氏が開発し、

フライハイワークスから2022年にPCで配信予定のナラティブアドベンチャーだ。

プログラマーの蟹井(かにい)とグラフィッカーの熊手(くまで)。

この2人がゲーム制作に挑む物語で、体験版は30分くらい。

 

 

綿密なドットとフィルターが掛かったような画面、

セリフに合わせた「ポポポ」の効果音でゲームは進行していく。

専門学校で蟹井が組んだ相手がドット絵をちゃんと描いてくれず、

衝突してるところからゲームは始まる。

 

そこでドット絵が描ける熊手と、

ドット絵のゲームを作りたい蟹井が出会いタッグが完成!

2人で理想のゲームを作り始める!……が、上手くいかず、

バイトしてやりくりしてなんとか生活したりと四苦八苦。

 

 

ストーリーに合わせてゲームボーイ風のパズルアクションが挿入されるが、

一目見ただけでめちゃくちゃ拘ってるのが分かるぜ……!

 

 

ブロックを壊して再設置することで道を作り、先へ進んでいく内容。

遊んでいる蟹井の現状をそれとなく反映した構成になっていて、

ちゃんとゲームとして面白いのが凄い。

 

 

派手な演出などは無く、刺すような言葉と高密度の画面構成で、

現実に擦り減っていく2人の姿を淡々を描いていく。

体験版の短い尺でもこちらを引き込むセリフ回しや構成、

そして息苦しさの表現が上手い。マジで見てられない!

 

ドット絵のゲームは時代遅れって言われがちだけど

それでもやりたいって専門学校時代に言ってた蟹井ちゃん。

仕事でゲームを作るようになってから、

熊手のシナリオを時代遅れって否定し始めるシーンがつれぇ……。

 

めちゃくちゃ続きが気になるところで体験版が終わるので、

こんなところで終わるのかよ!って叫んだわ!

2022年予定の本編待ってます!

 

 

個人的には専門学校で蟹井ちゃんと決裂した人が

今後出てくるのかも気になるぜ。