絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

「我が家の飼い猫を見てくれ!」感が凄まじい『ツクールシリーズ CAT AND TOWER』レビュー!【Switch】

 

ツクールシリーズ CAT AND TOWER ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『ツクールシリーズ CAT AND TOWER』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:Gotcha Gotcha Games

機種:Switch

ジャンル:アクション

発売日:2023/2/2

価格(税込):550円


 

『アクションゲームツクールMV』で開発されたアクションゲームだ。

開発は個人クリエイターであるAM0500。

PVで「我が家の猫が好きすぎてて…ゲームにしちゃいました」と宣言しており、

あらゆる意味でそういう内容としか表現できないゲームだったぜ!

 

 

猫が主役のジャンプアクションで、

主役は製作者さんの飼い猫であるモイちゃん。

実写取り込みで、鳴き声も本物を取り込んで使ってる。

なので「ニャーン」とか分かりやすい声じゃなくて「グェエ」とか生々しい声だ!

リアル志向の猫アクションが登場。

 

 

全10ステージ構成のゲームで、

ステージセレクト画面はダンボールとキャットタワーで構成されている。

 

 

ジャンプと空中でも使用可能なダッシュ、壁キックを駆使し、

制限時間以内のゴールを目指すタイムアタックゲームだ。

「我が家の猫が好きすぎてて…ゲームにしちゃいました」

というコンセプトだからか、ネコを襲うような敵キャラは無し!

 

ツクールシリーズじゃなかったら

間違いなく買ってなかったと断言できるレベルの

簡素なグラフィックだが操作性は悪くない。

『アクションゲームツクールMV』で作られたゲームは

滑る床などの挙動がおかしいものが多くてストレス溜まりがちなんだが、

本作はそこら辺も違和感なかった。

 

 

実写画像があちこちで使われている。

ポーズメニューのこの構えが一番好き。

 

 

タイムアタックゲームとしては捻りの無い作りで特に言う事が無い。

簡素なゲームのガワを猫にしただけって作りで、

実写取り込みの画像と声以外は猫らしい要素も無いんだよね。

普通は通れない狭い隙間もダッシュなら通れる辺りは多少猫っぽいかな?

 

 

制限時間以内にゴールに辿り着けばクリアで、

ダッシュを使用せずにクリア、

ステージ内に散らばっているおやつをすべて回収してクリア、

ジャンプ回数が規定回数以内でクリアの3つのやり込み要素がある。

1回で全部満たす必要は無いので、繰り返し挑める仕様だ。

 

いやぁ……ダッシュとジャンプで進むだけのゲームなのに、

ダッシュやジャンプを縛るやり込みとか何が面白いんだよ!?

このせいでスピード感を楽しむタイムアタックゲームのはずなのに、

「ダッシュを使わなくてもクリア出来るステージ構成」になってるのは

歪に感じたところ。

やり込みをするとパズルっぽい手触りになるのを狙ってるっぽいんだけど、

それなら完全にステージを分けるべきじゃないかなぁ

 

 

アクションゲーム慣れてる人なら40分くらいで全ステージクリア可能。

クリア後はノルマが厳しくなるハードモードの入り方が解禁される。

飼い猫が好きな人が趣味で作ったソフトを、

Switchのストアに550円で並べてみたという内容だった。

まあ、手軽にアクションゲームが作れることをウリにした

『アクションゲームツクールMV』だからこその微笑ましいゲームで、

「我が家の猫が好きすぎてて…ゲームにしちゃいました」

というコンセプトに忠実。

アクションゲームとしてどうこう言うのはちょっと忍びないね……!