ツクールシリーズ 爆砕機行ガンゾォーグ ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）
『ツクールシリーズ 爆砕機行ガンゾォーグ』のレビュー行くぜ！
パブリッシャー：Gotcha Gotcha Games
機種：Switch
ジャンル：アクション
発売日：2023/01/12
価格（税込）：660円
『アクションゲームツクールMV』で制作された
2Dの横スクロールアクションゲームだ。
タイトルからしてテンションが高いが、
内容もメカを操作して敵をなぎ倒すスピード感に溢れた内容だ！
開発元のアンチベルフェタンは、
2006年頃からツクールでゲームを作り続けてきたベテラン。
見た目はゆるいが爽快で楽しいゲームだったぜ！
敵性人類に攻撃された世界を救うために、
プレイヤーは遠隔操作でメカを操作して戦闘に介入する！
というストーリー。
その上で、あからさまに何かありそうなメッセージが次々に飛び込んでくる構成だ。
メッセージはチュートリアルも兼ねてるので親切。
とにかく敵を倒しながら進んでゴールに辿り着けばクリアのアクションで、
遠距離攻撃のショットと近接攻撃のファイト、
ダッシュ、ガード、ジャンプで突き進む。
時間経過で回復するゲージを消費すればブースト移動が可能。
ゲージが一定以上溜まってる時にショットを撃つと、
強力なグレネード弾が発射される。
移動と攻撃のゲージが共用というちょっと変わった仕様だ。
ガードは出せば敵の攻撃をほぼ防げる上にその体勢で攻撃も可能。
『星のカービィ スーパーデラックス』のガードよりも強いぜ！
敵を攻撃しまくってコンボを繋げばスコアが跳ね上がっていくし、
敵への攻撃で左下のゲージを溜めてMAXにすれば、
一時的にブーストとグレネードが使い放題のスーパーモード発動！
敵を一瞬で殲滅させられるので爽快だ！
アクションゲームとしてはオーソドックスな作りだけど、
1ステージが短く、得点アイテムをジャラジャラ拾いながら駆け抜ける気持ち良さがある。
かといって単調ではなくグレネードでしか倒せない敵や、
上手くガードしないと大ダメージを喰らう敵などでメリハリを付けてある。
グレネードを放物線を描いて飛んで爆風に判定もあるので、
上手く使えば狙いにくい場所の敵も破壊出来る……というのは、
メカを題材にしたアクションらしい手応えがあって気に入ってるところ。
ステージクリア時のリザルト画面で、
スコアが一定以上だとパワーアップをゲットだ。
コンボは途切れにくいし、
ステージに必ず1個隠されてるパネルコレクションを見つけると高得点。
手触りが良く1周が短いこともあって何度も周回したくなるし、
周回してパネルの配置や稼ぎのコツを掴むほど、
早くパワーアップ出来て早くクリア出来るようになる。
いい調整だね。
敵キャラも愛嬌があっていい。
マンボウ顔のロボットがコケそうになって慌ててるの好き。
ボスも笑えるやつからカッコいいやつまで様々。
見た目と挙動の個性付けがしっかりしているから、
見てて楽しいし弱点や対処法が分かりやすい。
見てくれよ、この「噛みつき攻撃をしてきて背中が弱点だな」ってのが一目瞭然のボスを！
メインモードは全15ステージで、それとは別に無限モードもある。
こちらは大量の敵が襲ってくるランダムを突き進み、
ひたすら得点を稼ぐスコアアタックモードだ。
難易度高めだが本編よりも爽快感マシマシでこちらも面白い。
サクッと遊べるアクションゲームとしてよく出来てるんだが、
難点は動くリフトの挙動！
上に乗って移動するわけなんだけど、
乗ってるとメカがガクガクと引っかかるような動きするので、
まともにジャンプするのが困難でポロポロ落ちまくり。
恐らく『アクションゲームツクールMV』の仕様の問題だろうが、
軽快なゲームなのにここだけ引っかかりまくるのでかなりストレスだ。
惜しい……！
やられてもステージ最初から無限コンティニュー可能かつ、
コンティニューしても最終スコアに影響無いので、
「ちょっと理不尽に感じたら気楽にやり直してくれよな！」
って作りにはなってる。
1,000,000,000点を目指しましょう！！
■やりこみ
・隠されたパネルを見つけてコレクションしよう！
・秘密のメッセージ！君は真実にたどり着けるか…！？
・より高い得点と短いクリア時間…開発者の記録に挑戦だ！
商品ページにこう書いてあり、
10億点達成と秘密のメッセージ発見が最終目標っぽいんだが、
秘密のメッセージに関するヒントがゲーム内に一切無く、
パネルコレクションを100%にして7周しても見つけることが出来なかったので
発見は断念した……。どうすればよかったんだ。
ちょっと引っかかるところはあるが、
定価660円で爽快に遊ぶアクションゲームとして面白かった。
あまりにも能天気過ぎるエンディングの演出に爆笑。
ツクールシリーズでは結構上の方に来るゲームだったぜ！
