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アルファシステムが送る生物系シューティング!叫べその名を!『サイキックストーム』レビュー!【Switch/PCエンジン】

 

レトロゲーム復刻|テレネットリバイバル - 公式サイト

 

Switchソフト『テレネットシューティングコレクション』に収録されている

『サイキックストーム』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:日本テレネット

機種:PCエンジン/Switch

ジャンル:シューティング

発売日:1992/6/7(PCE)2023/6/1(Switch)


 

1992年にPCエンジンで発売されたシューティングゲーム。

宇宙から襲来した謎の生命体と戦う内容で、敵はちょっとグロい生物系が中心。

プレイヤー側の戦闘メカも生物的なパワーアップで対抗する構成となっているぞ。

 

開発は『高機動幻想ガンパレートマーチ』や『式神の城』で知られるアルファシステム。

この時期のPCエンジンソフトはアルファシステム開発のがめっちゃ多い。

1989年に発売された『サイバーコア』もそうで、

本作と似たようなコンセプトのシューティングだけど関連性は不明だったりする。

 

『サイキックストーム』は俺が子供の頃に遊んだ思い出のゲームの1本。

今回ついに初移植されて嬉しかったんだけど、

久しぶりに遊んだら記憶以上に大味だったぜ……!

マイナーな理由が分かってしまうな!

 

 

あらゆる生命はおろか惑星をも取り込み合体吸収する最悪の宇宙生命体「シング」と、

人類の死闘を描いたストーリーだ。

人類側の希望である超生命体兵器「ストームブリンガー」は、

「シング」と同様の細胞によって造られており、

パイロットの精神波動によって強力な戦闘形態に変身!

この現象を「サイキックストーム現象」と呼ぶ!

はい、というわけでタイトル回収。

 

 

大仰な二つ名がつけられた4機の「ストームブリンガー」から1機を選んで出撃する。

全7ステージ構成の縦シューティングだ。

 

 

パイロットによって機体性能は大きく異なり、

ステージ開始する毎に選択する形式なので使い分けが可能。

分かりやすいワイドショットのアレックスも使いやすいが、

中盤以降は火力も連射性能も高いナスターシャが強いかな。

 

 

逆にぶっちぎりで使いにくいのがカールくんが乗る黒衣の未亡人。

自機前方に射程の短い虹色の反重力光線を発射する機体だ。

このパイロット選択画面だと派手に見えるが、これはあくまでも最強状態の話。

 

 

初期状態だとこのショボさ!

おわかりいただけただろうか……。

自機の先から伸びたポッキーのような反重力光線を……。

ステージ1で選ぶと「さっきの画面と違くね!?」って絶望することになる。

取ったパワーアップがステージ超えて引き継がれるゲームなので、

終盤だと相応の火力も出てくるが、

それでも他のキャラの方が格段に使いやすい悲しい未亡人である。

 

 

ゲームはライフ制のシューティングになっていて赤いゲージがライフ、

時間経過で溜まる青いゲージはMAXになるとボムが撃てるボムゲージだ。

 

 

ステージ中に3回だけ使用可能なのがサイキックストーム現象。

パイロットの「サイキックストーム!」のボイスと共に、

カッコいいワイヤーフレーム演出で戦闘形態に変形!

 

 

一定時間無敵になり、圧倒的な火力で敵を蹂躙できるぞ。

サイキックストーム現象……なんて強さだ!

 

 

1992年のシューティングとしてはドットも描き込まれているし、

自機が画面奥に移動して場面転換する演出なども見所。

 

 

この手の生物系シューティングとしてはお約束の

巨大生物の体内でバトルするステージもあるぞ。

 

BGMも全体的にクオリティが高く、

ステージ1のBGMはイントロから盛り上がるし、

2種類ある通常ボス戦は緊張感溢れるBGMと、

とにかくノリノリで激熱なBGMの温度差がたまらないところ。

まあ、その激熱なBGMから単調なボス戦に雪崩れ込むわけなのだが……!

 

シューティングとしてみると難易度はかなり低く、

ライフ制で回復アイテムもあり、ボムをバンバン撃ちまくれるから死ににくい。

ボス戦もパターンが単調で、サイキックストーム現象のゴリ押しでなんとかなる。

 

2人同時プレイが可能で、

サイキックストーム現象中は二機合体するシステムは特色ではあるし、

パワーアップアイテムは沢山取らないと効果が無いが、

その代わりステージを越えて累積で強くなるので、

序盤だと使いにくいパイロットも後半だと使えるようになる仕様も面白いとは思う。

が、シューティングとしてはかなり大味!

ステージがダラダラ長いわけでも、撃つ爽快感が無いわけでもないんだけど、

シューティング慣れてる人なら初見でクリア出来そう。

 

PCエンジンのこの手のゲームだとデモシーンに力を入れているものも多いが、

本作はオープニングとエンディングだけで道中にイベントやセリフ無し。

エンディングも簡素なセリフのやりとりでスタッフロールに行くだけなので、

ここもちょっと物足りないところだね。

 

 

『テレネットシューティングコレクション』での機能面に触れておくと、

4つのライフを使ったセーブ&ロード機能に、

サウンドテスト、イベントシーンだけ見れるビジュアルモードも搭載してる。

パイロットによって変化するエンディング(セリフが少し変わるだけだが)を

気軽に全部見れるのはありがたいし、

プロモーションビデオをオマケ収録してるのに感動!

恐らく当時のゲームショップにVHSで配った映像だろうけどよく残ってたなぁ……。

 

 

記憶よりBGMや演出がカッコ良かったけど、記憶よりシューティングとして大味!

ゲームとして悪い作りでは無いものの、

難易度選択なども一切無いからサクッと終わっちゃうし、

ストーリーや演出面だけで語れるほどその辺が濃いわけでも無く……。

本当にBGMと演出がちょっとカッコいいくらいのマイナーシューティングだった!

 

とはいえ、昔遊んだ時はクリア出来なかったので今回の移植はありがたい。

1面ボスのビオランテ撃破後のカットは今も昔もお気に入りだぜ!