絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

映画館の設備で体感!『OU(オーユー)完成報告会』行ってきた!

 

OU ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

OU on Steam

 

幸田御魚×room6×ジー・モードで送る完全新作ゲーム『OU(オーユー)』。

児童文学のような世界を旅する内容であり、

『アドベンチャーゲームの形をした「何か」。』を自称する挑戦的な一作だが、

その完成報告会がミニシアターである下北沢トリウッドで開催されることになり、

ジー・モードの竹下さんからお誘いを頂いたので行ってきたぜ!

ありがとうございます!

知り合いであるライターのカワチさんと合流して現地へ。

 

 

近くに謎のカエルもいた。

 

 

トリウッドは新海誠監督の『ほしのこえ』を初めて上映した場所らしく、

ポスターが飾られていたぞ。こっちの聖地巡礼も出来てしまった。

 

 

フォトスポットがあったので「O」ポーズで撮って来た。

 

 

映画館のスクリーンと音響で『OU(オーユー)』を楽しむ完成報告会。

メインビジュアルの座席がちゃんと下北沢トリウッド仕様なのが芸細かい。

登壇したのはジー・モードの竹下功一さん、

企画・シナリオ・デザインを担当した幸田御魚さん

room6の木村まさしさん、BGMを担当した椎葉大翼さんの4名。

MCはゲーム大好き声優の桐島ゆかさんだ。

幸田御魚さんがゲームの主人公と同じような帽子をかぶっていたので、

椅子に座るとメインビジュアルと同じ構図になるの面白かった。

 

完成報告会は制作トーク、実機プレイ、原画公開、

主題歌「おまじないのように」のMV上映という構成。

 

今回、ドイツのイベントに参加するので

惜しくも来れなかったデザイナーのハフハフ・おでーんさんが、

飛び立つ前の空港から現地の様子を伝える謎のメッセージ動画や、

主題歌を歌ったみけたはなさんのビデオメッセージも上映されたぞ。

 

 

ミニシアターのスクリーンと音響で楽しむ『OU(オーユー)』は大迫力!

画の情報量が凄いからスクリーンに映しても見応えがあったし、

コメンタリーを聞きながらの実機プレイなので目が離せなかった。

 

実機プレイは冒頭から始まって、

用意したセーブデータからいくつかのシーンを紹介しながらの進行。

ふせんを投げてオブジェにアプローチしたり、

世界を消滅させる力を手に入れたOUが色んなものをバクバク食べたり、

ナンバーロックにトライしたりと、謎めいたゲームの一端が垣間見えたぞ。

道中のプレイヤーの選択によってストーリーは分岐していくとのこと。

 

ステージ内にある湖などの「水場に飛び込む」ことで次の場面に飛ぶ構成で、

海岸や街、森など次々に場面が切り替わっていった。

これは移動パートを省いてテンポ良くするためであり、

絵本のページをめくるようなイメージでもあるとか。

 

そして普通にエンディングとスタッフロールまで流しててビビった。

写真撮影とSNS投稿OKのイベントなのに!?

 

 

いくつかあるエンディングの1つで、真のエンディングまでは遠いとのことだけど、

それにしてもビビったわ!

 

 

開発トークは結構どうかしてる話が多かった気がする……。

まず『OU(オーユー)』発売まで時間掛かった理由が

幸田御魚さんが全部背景を手書きしてるからってのがすげぇよ!

ほぼ一発描きで砂利の一つ一つまで描き込んでるとか、

ゲーム中に数秒しか映らない絵や、暗くて全然見えない絵までちゃんと描いてるとか、

そんな話が次々に飛び出す。

 

ゲームの背景として使われる横長の絵だから、

どこで切っても絵として成立するようにしたとか、

ゲームの背景だから操作キャラが背景の奥を歩けるように、

完成した絵を手作業で切り抜いてレイヤー分けした地獄の話もすごい。

 

椎葉大翼さんが手掛けたBGMもほぼギターのみで作られており、

ギターのみで濃淡を付けた曲調を「音楽の水墨画」と例えていた。

 

開発トークでは「とにかく最後まで遊んで欲しい」「問題作」と繰り返し言っていて、

あまりに「問題作」って言うから不安になってきたんだけど、

「良い意味で問題作です!」と最後に念を押してくれたので安心出来たね。

いややっぱちょっと不安になるわ!

 

 

2時間無いくらいのイベントだったけど、

製作者による生の声でゲームへのこだわりや情熱がしっかり伝わって来たし、

映画館という場所もゆったりしてて良かった。

主題歌「おまじないのように」も絶品!

 

正直、エンディングや主題歌MVは実際に遊ぶまでに取っておきたかったけど、

今回見せたのはゲームのほんの一部みたいだし、

主題歌もゲームで流れるフル版ではなく、

ネタバレ防止で伏せてある部分もあるそうなので、本編を楽しみにしときます!

 

 

最後に改めてフォトスポットが設けられたので、

カワチさんと一緒に「O」「U」のポーズを取ってみたが、

位置が逆なことに二人とも気付いていないズッコケおじさんコンビになった。

なぜ俺たちは下北沢でウルティマオンラインの宣伝を……。

 


来場のおみやげでここだけのグッズも頂けた。

来場記念の非売品と書かれてるのが嬉しい。

ゲームの世界と現実を繋ぐ一品で、

幸田御魚さんがテンション高く「これがやりたかった!」と言っていた。

中身は……ここでは伏せるが「なるほど!?」となるアイテムだったぜ。

仮に『OU(オーユー)』のパッケージ版が出たら特典はこれになりそうだなぁ。

 

 

そんなわけで『OU』はいよいよ8月31日にNintendo SwitchとSteamで発売!

 

 

Steamでは同日にサウンドトラックも配信となるので要チェックだ!