G-MODEアーカイブス+ ジャレコスーパーテニス ~ヒロインズカップ~ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『ジャレコスーパーテニス ~ヒロインズカップ~』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:ジー・モード
機種:Switch
ジャンル:テニスゲーム
発売日:2024/1/25
価格(税込):800円
2007年にジャレコからガラケーで配信されていたテニスゲームの移植だ。ジャレコの美少女キャラたちが作品の枠を超えて登場するというコンセプト。おまけCGを集める要素もありだ。
当時のガラケーの、月額数百円で色々遊べるサービスの1本なら楽しいと思うけど、今800円出して遊ぶのはさすがにキツい……って内容だったぜ!
ゲーム内マニュアルの簡素さからガラケー時代の風を感じる。
モードはトーナメント戦に挑んで3人相手に勝ち抜く「とーなめんと」と、次々に飛んでくるボールをひたすら打ち返してハイスコアを狙う「ちゃれんじ」の2つだ。
プレイアブルキャラは3人で、『すべりどめ★』のすべる、『シティコネクション』のクラリス、『天空の禁忌』のアリス。みんな可愛いけど、ガラケー作品限定のメンツなのでクラリス以外の知名度が低い……!
クラリスも、脳みそホエホエさんがデザインした『シティコネクションロケット』仕様なのでアーケード版とはだいぶ違うぜ。俺たちの知らないジャレコオールスターだ!
G-MODEアーカイブスで出ているならまだなんとかなったが、『シティコネクションロケット』以外は未復刻。今後の拡充が待たれる。
CPU限定キャラとして『魔王が墜ちる日』の高翔や、『モモコ1200%』のタカちゃんなども登場していて1枚絵もある。結構にぎやかだ。
おっ!じゃじゃ丸くんが審判をやってる!忍者のクセにマリオ気取りか?個人的に一番嬉しかった演出かも。忍者くんの可能性も無くはないが……おそらくじゃじゃ丸くんでしょう!
ガラケー作品ということもあってテニスゲームとしては単純。基本的に方向キーとワンボタンだけで遊ぶゲームだ。上下移動は自動なので、プレイヤーが干渉できるのは左右移動のみとなる。
ラリーを続けるとゲージが溜まっていき、MAXになったら必殺ショット発動!強烈なスマッシュを相手に叩き込めるぞ。
と、そういう作りだが操作が簡素過ぎてショットの細かい打ち分けなどが一切できず、当たり判定も大雑把で、2007年のガラケー作品なので動きもカクカクしてる。CPUと反射神経勝負の単調な打ち合いを繰り返すだけのゲームだ。手軽ではあるものの、相手のミス待ちになるから割としんどい!
必殺ショット打ってもCPUは割と普通に打ち返してくるし、逆に向こうが打ってきた時は判定がシビアなので疲れるぞ……!
ノーコンティニューでトーナメントを制覇すると隠しキャラが出るらしいので、頑張ったらアリシアという金髪のおねーさんが出てきた。一体誰なんだ……と調べたらPS2で出た『高速機動隊 〜World Super Police』のキャラだったわ。
ウッソだろ!?スーチーパイでもモモコでもなくてそこから持ってくるの!?
このゲームが2007年で、『高速機動隊 〜World Super Police』が2005年のゲームだから当時としてはホットなキャラと言えたのかな……?衝撃の隠しキャラでした。
1時間半くらい頑張ってクラリスでクリアして満足した。
ヒロイン大集合!というコンセプトは大好きだし、CGはプレイアブルキャラ3人に必殺カットインとエンディングCGが1枚ずつで、CPU限定キャラにも1枚ずつ用意されている。水着や着替えシーンなどで絵のクオリティは高いんだが、さすがにファン以外にはオススメ出来ないぜ。コアなジャレコファンなら!