XTYPE+のレビュー行くぜ!
XTYPE+はレイニーフロッグから2015年1月7日に400円で配信されたWiiU DLソフトだ!
海外タイトルのローカライズで、元々はブラウザで遊べる無料のシューティングゲーム。
2015年の3DSとWiiUのニンテンドーeショップは、
ロクイチアンリミテッド、新宿ダンジョン、カラフリラックス。
そしてこのXTYPE+という4本から幕が開けたのである。
ホントにひでぇ幕開けだったな!それ以降は注目作続出だったからいいようなものの!
ジャンルは自動生成で次々に出現するボスだけをひたすら倒していく全方位シューティング。
似たタイトルだとXBOX360インディーズゲームのInfinity Dangerや、
その元ネタで2003年にフリーゲームで発表されたWarning ForeverやrRootageとかか。
rRootageは好きだったなあ。
モードはひたすらボスを倒していくクラシックモード。
制限時間がゼロになるとゲームオーバーで、ボスを倒すと時間が回復するタイムアタックモードの2種類。
操作方法は左スティックで移動、右スティックを倒した方向にショット。
タイムアタックモード限定で、Rボタンを押すと弾を全部消せるEMPボム。
ストーリーなども無く演出も控えめで非常にシンプルなシューティング。
ゲームパッドオンリープレイにももちろん対応。
ボスは合体した唐揚げのような造形。
最初はこのように小さい唐揚げだが……。
進んでいくこのようにとんでもないボリュームと弾幕で襲い掛かってくる。
自動生成で無限に姿を変える唐揚げと永遠に戦い続けるシューティングなのだ。
唐揚げっていうのは俺が勝手に言っているだけなので
「いや、俺は天ぷらに見えた」などコメント欄に好きに書き込んでください。
確かにこの透明度と色の質感的には揚げたての天ぷらに近いし、
俺も天ぷらは好きなんだけど唐揚げの方が身近でよく食べるので唐揚げ推しで行きたい。
ボスはコアと砲台パーツが存在しており、
砲台を壊せば攻撃を減らせるし、コアを一転集中で破壊すればパーツがどれだけ残っていてもクリアになる。
また、「繋がっているパーツの根元」を撃ち込んで破壊すると繋がっているパーツがまとめて破壊され、
得点にも倍率が掛かるので積極的に狙っていきたい。
そういうゲームだがシューティングとしては非常に薄味。
ボスの攻撃パターンが「プレイヤーを狙ってくる破壊可能な追尾弾」と
「円状に広がるばら撒き弾」の2種類のみ。
タイムアタックモードだと直線のレーザーが加わるがそれでも3種類。
まとめて部位破壊のスコアシステムと、タイムアタック限定のボム以外にシステムらしいシステムもなく、
どんどん数が増えていくばら撒き弾をチマチマ避けて似たような唐揚げとひたすら戦うだけ。
演出も寂しく、部位破壊するとちょっと画面が振動したり、
コンボが決まると「ピポッ」とか鳴るのは嫌いじゃないけど物足りない。
コアに撃ち込んでる時はSEが変わる、とかも欲しかった。
逆に言うと欠点らしい欠点も無いし、
単純な弾避けゲームだからそれなりに熱くなるといえば熱くなる
ランキング機能もあって、ボタン押すとすぐにリプレイが見れるのはイイ。
ちなみに画像の日本週間ランキング7位が俺です。
つまらなくはないし400円なら悪くはないかなって内容かな。
ゲームパッドだけで手軽に遊ぶには向いてる作品だと思うぜ。
まあ、クラシックモードだけならブラウザで無料で遊べちゃうんだけどね……。