アーケードアーカイブスのNOVA2001のレビュー行くぜ!
アーケードアーカイブス NOVA2001 | 株式会社ハムスター 公式
2014年の9月25日にハムスターから823円で配信されたPS4ダウンロード専用タイトル。
元々は1983年に稼動したUPLのアーケードゲームで今回が初移植。
俺はアーケードアーカイブスに移植されるまで名前すら知らなかったタイトル
オプションでは自機の数やエクステンド設定、難易度などが変更可能だ。
もちろんキーコンフィグも搭載。
画面内の敵を全滅させて次のステージへ!
を短いスパンで繰り返す全方位シューティング。
1983年のゲームなので操作方法も移動とショット、向き固定の3つのみだ。
とはいえ、向き固定がちゃんとあるのね。
全方位からメカメカしい敵が襲い掛かる!
自機のショットは非常に強力で、普通に撃つだけで敵の弾を打ち消せる。
しかし敵を倒した時に出現する得点アイテムがこっちの弾を弾く仕様になってるので、
得点アイテムに邪魔されてザコ敵が倒せない…なんてこともしばしば。
だから単に連射するだけではダメで、
敵が得点アイテムから離れるように
うまく誘導するような立ち回りが必要になってくるのだ。
弾をバシバシ撃ってくる敵を倒しつつ上手く誘導。
スキを見て得点アイテムをザーーッと回収!
これが楽しいゲーム。
たまに画面内を横切る偵察機を放置していると巨大なボス敵が出現。
弾を撃ちながら正確に自機を追尾してくるので、
ガチ連射で素早く撃ち落さないと押しつぶされる強敵。
倒すとたまに1UPなどのアイテムを落とすし得点も入るので、
あえて偵察機を見逃して出現させるという判断もアリ。
ただ、ボスを連射で倒しまくるといくらでも点数が稼げる上に、
エクステンド設定が物凄くゆるいので最終的には連射ゲーだね。
デフォルト設定だと20000点で1up、それ以降は60000点ごとに1upになってるんだけど
画面内の敵全滅させて得点アイテムをきっちり回収するだけで5000点以上はラクラク。
キーコンフィグに連射設定は無いけど、
もしあったらかなりのヌルゲーになってたと思う。
背景も敵も無機質な雰囲気なんだけど、
マニュアルを見ると敵の名前が「ROBOTAN」「YADOCANOID」「TACKONG」
などとなんかユルい雰囲気なのが昔のゲームっぽい。
画面内の敵を全滅させ続けるだけのゲーム。
しかし得点アイテムを回収するための立ち回りや、
偵察機とボスの要素のおかげでゲーム展開にメリハリがある。
1983年というと同期はゼビウスやエクセリオン、ジャイラスとかかあ。
そう考えるとかなり練られてるシステムね。
大量の敵が出てくるところは弾幕シューティングっぽいし、
全方位シューティングは最近もダウンロードタイトルで多く出てるから
今遊んでも割とすんなり入り込める内容だぜ。
ただ、まったく思い入れの無い人間が
832円払ってPS4で遊ぶほどのタイトルかと聞かれるとなかなか難しい。
興味があれば!ってとこかな。