アーケードアーカイブス ギャラクシアン | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『アーケードアーカイブス ギャラクシアン』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはPS4版ね。
パブリッシャー:ハムスター
機種:PS4/Switch
ジャンル:シューティング
発売日:2022/11/24
価格:838円
1979年にナムコからリリースされた1画面のシューティング。
前年にリリースされた空前の大ヒット作『スペースインベーダー』に乗っかった作品だ!あらゆるゲームメーカーがインベーダーに乗っかって、地球侵略に乗り出して時代の産物である。
同時期のアーケードゲームは任天堂の『シェリフ』やセガの『ヘッドオン』など。『パックマン』が1980年なので本当に黎明期の作品だね。
本作は編隊を組んだ敵が次々に体当たりをしてくるという、確かな独自要素で人気になった。続編として『ギャラガ』『ギャプラス』が作られ、その後も数々のシリーズ作品を展開。現在もナムコのレジェンドIPとして度々顔を出す存在だ。
仮面ライダーブレイブ ギャラクシアンクエストゲーマー | 仮面ライダー図鑑 | 東映
ゲームカセットで変身するヒーロー作品『仮面ライダーエグゼイド』に登場する仮面ライダーブレイブの強化アイテムとして、映画にも登場しているぞ。
シューティングゲーム「ギャラクシアン」に登場する試作小型航宙機「ギャラクシップ」を再現した武装を搭載しており、宇宙での戦闘も可能となっている。
また、胸部中央の砲撃装置「ビームギャラクシューター」から放たれるビームの出力はすさまじく、斜線上の黒十字王やショッカー戦闘員をまとめて消し去るほどの威力であった。
改めて読むとわけのわからない文章が書いてあるな……。ギャラクシアンのパワーでスーパー戦隊のラスボスと、仮面ライダーの敵戦闘員が消し去られている!
ファミコン版など数えきれないくらい移植と派生作品が発売されているが、今回はアーケード版の忠実移植となるアーケードアーカイブスのレビューということで。
左右にしか動けない戦闘機を操作して弾を発射し、画面内のエイリアンをすべて倒したらクリア!以上!
BGMは無く「ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥン」という謎の怪音が宇宙空間に鳴り響き、背景では星々が様々な色に輝く。この時代のゲームにしかない、今は失われた煌めきに溢れている。
エイリアンが平行移動しながら少しずつ迫る『スペースインベーダー』と違い、エイリアンが弾を撃ちながら突撃してくるのが最大の違い。弧を描くように動きながら接近するエイリアンを、一発ずつしか打てない弾で迎撃する。
これがあるので『スペースインベーダー』以上にゲーム展開がスリリング。踊るように動くエイリアンがこちらを向きながら弾を撃ってくるのも、しっかり狙ってる演出になってる。この時代のアーケードゲーム、こういう個性付けが上手いんだよな。
突撃していたエイリアンを倒すと通常より得点が高くなるし、画面最上部にいるボスが突撃してきた時に、2体の護衛機を倒してからボス撃破で800点ッ!
単純なゲームでもリスクとリターンがしっかりしてると今遊んでも楽しい
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) August 19, 2024
突撃してくる護衛機2体を倒してからボス撃破で800点だっ! pic.twitter.com/6nQTGlVNv7
護衛機を倒しきれなかったり、ボスだけ倒したりすると150~300点止まり。
精密射撃でエイリアンを狙い打つのだ!単純なゲームでも、こういうリスクとリターンがしっかりしてると今遊んでも楽しい。
アーケードアーカイブスとしての仕様は自機数、エクステンド設定の変更に画面反転などなど。「こだわり設定」として起動画面の表示のON/OFFと、ゲームスピードを原作に近づけるかどうかの項目もあるぞ。
PS4版のトロフィーはランキング登録&ハイスコア15000点でコンプとなる。シューティングに慣れていればサクッと取れる数字だ。
『ギャラクシアン』をしっかり遊ぶのはかなり久々だけど、基本システムと敵の攻撃パターンが秀逸で、『スペースインベーダー』の発展形としてよく出来てる。通常時の怪音と、敵の数が減って総攻撃してくる時で音が異なり、切り替えでメリハリをつけてある。こういう点も緊張感を出す演出として上手い。
大ヒットも納得の内容だったぜ。