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大雑把なゲーム部分と捻りの無い育成要素の融合!『RedRaptor』レビュー!【PS4/PS5/Switch/Xbox/PC】

 

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『RedRaptor』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:eastasiasoft/Novax Games

機種:PS4/PS5/Switch/Xbox/PC

ジャンル:シューティング

発売日:2023/10/11~12

価格(税込):580~600


 

「90年代に大流行したゲームを彷彿とさせる」などと公式が証言している2Dのシューティングゲーム。軽い成長要素も搭載されているぞ。

CS版のパブリッシャーは30~60点くらいのシューティングを日本に持ち込む行為に定評のあるeastasiasoft。

 

今回も45点くらいの内容になっていた!

 

 

全5ステージ構成の縦シューティングで、モードはステージ間デモのあるキャンペーンモードと、デモ無しで進むアーケードモードの2つ。

通常ショットと、敵を倒してゲージを100%にすると放てるレーザーを活用して進んでいくオーソドックスなシステムだ。

 

画面にブラウン管風のにじみを掛けるフィルターも搭載。

それよりのっぺりしたドットや、自機がプレイヤーの操作に合わせて傾いたりしないからチープさが加速してるところを何とかして欲しかった。

 

 

ビームは貫通性能があって一定時間照射するのでザコ相手に使いやすいが、無敵時間などは無いので使いどころを選ぶ。

 

 

レーザー発動した時の表示がやたら自己主張激しい。

文字のデカさだけは一人前だな!

 

 

敵を倒すと溜まっていくコインを消費して耐久度やショットの広さ、オプションなどを強化可能だ。何度もプレイすればどんどん強くなって楽になっていくのだ。

 

 

しかしシューティングゲームとしては微妙な出来栄え。

予備動作無しのレーザーや唐突な高速弾などで難易度を上げている作りで、でもシールドアイテムが頻繁に出るので何とかなるという大雑把なバランス。

単調な上に登場するザコとザコの間に妙な間があるため、全体的に間延びしてるのもテンポ悪い。

 

 

ドットや演出もチープで、デザイン的にも無個性なので見所無し。

ボスに一定以上ダメージを破壊するとパーツが破壊されるんだけど、

「一度画面外に出て、数秒後にパーツが壊れた姿で戻ってくる」

という、早着替えでもしてんのか?と言いたくなる表現でこれがまたテンポ悪い!

 

 

効果音は気持ち良いし、育成して強くしたショットで敵を素早く倒せるようになる面白さは多少ある。

ただ、育成すると武器の性能や機体の挙動がガラッと変わったりもしないため地味。単純なシステムで5ステージだけで難易度選択も無いため、繰り返し遊びたくなる内容にもなってない。

大雑把で短いシューティングゲームに、面白みのない育成要素を足しましたってだけの内容だ。

 

 

会話デモも〇〇を破壊しろとか、増援が来るまで頑張れとかを淡々と話すだけで、ストーリーが意味不明なところでプツっと終わるのでめちゃくちゃ印象悪い。

 

580~600円って値段考えればこんなものではあるが、独自性も無いし「買うほどではなeastasiasoft」でした……!