絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

東京ゲームショウレポート!蒸気と共にロボが稼働!ディースリーブースで「地球防衛軍」シリーズ新作3作品と「しあわせ荘の管理人さん。」を体験ッ!

IMG_8654.jpg

東京ゲームショウ開幕!

俺は23日の一般公開日初日に行って来たぜ!

会場手前ではサイコブレイク2の看板がお出迎え。

確かサイコブレイク1の時もデカい宣伝出してたよな。ゼニマックス金ある。

雨がポツポツ降っていて、

行きの電車に傘を忘れた俺は濡れながら待機列に並ぶことになったのだった……。

すぐに止んでくれて助かったわ。

IMG_8658.jpg

10時30分ごろに入場出来てディースリーパブリッシャーブースに直行。

ブースではいつも通りお色気イベントや防衛軍のブリーフィングをやるためのステージがあり、

その横には地球防衛軍5に登場する新ロボの「バルガ」が鎮座!

IMG_8662.jpg

背面。

バルガに接続された自転車を漕ぐことでエネルギーが充電されていき、

最終的に蒸気を噴き出して腰と腕が稼働するというめちゃくちゃ凝ったギミックで感動した。

すげぇよこれ!マジですげぇ!

でも充電すると点灯していく横のランプと効果音が懐かしの「欽ちゃんの仮想大賞」のアレで、

ホントにディースリーはこういうところがおっさん臭いな!ってなった。

IMG_8705_20170924152946a3e.jpg

配布物は地球防衛軍5&バレットガールズファンタジアのウチワ。

今年は配布物がこういう省エネなブース多かった印象あるなあ。

IMG_8706_20170924152947e75.jpg

バレットガールズファンタジアの面はこするとシャボンの良い香りがするとか。

ムッ!確かに石鹸の匂いがする……!

IMG_8661.jpg

ブースで目立っていたのは「バレットガールズファンタジア」の体験台。

ゲーム本編ではなく女の子を自由にシゴける「尋問特訓先行体験Ver.」が遊べて、

ブースの外からも見える目立つ位置にモニターが設置されていた。

四つん這いになった女の子の股間に水鉄砲を浴びせたり、

顔やケツに練乳をぶっ掛けたりできるデモを、横にコンパニオンさん、

後ろは防衛軍の順番待ちを含めた数十人に監視されながらという状況で遊ぶ、

ちょっとした羞恥プレイ台!

俺も防衛軍の長い順番待ちをしながら、

体験プレイしてる人それぞれの性癖を確認することになってしまった。

「この人はケツから攻めるのか…」みたいな。

俺が体験してきたのは「バレットガールズファンタジア」以外の4本。

1本ずつレポート行くぜ!

「地球防衛軍5」

ついに12月7日の発売が決まった今年の……いや、今年もディースリーブースの目玉。

試遊台ももっとも多く列も大盛況だった。

今回遊んで驚いたのが「補助装備」という新しいシステム。

エアレイダー以外に搭載されていて、装備することでキャラの性能をパワーアップできる。

レンジャーだったら「ダッシュで障害物を破壊できるようになる」とか、

回復アイテムの回復量増加とか、まさかの「アイテム回収範囲拡大」なんてのも。

ロックオン性能を向上させるようなのもあったな。

レンジャーのビークルもこの補助装備扱いだった。

ウィングダイバーはブースト関連の装備があったし、

フェンサーはなんとこれを2つ装備することが可能。

性能違いの補助装備がいくつかあったから、武器と同じで終盤になればスゴいのが出てきそう。

過去シリーズとは比較にならない装備の自由度だわ。

この勢いだとフェンサー、最終的にバーチャロンみたいな動きになるのでは。

ミッションは8種類選べたので、巨大グレイこと「コスモノーツ」との乱戦ステージを選択。

コスモノーツ、難易度ノーマルでもなかなか手ごわかったな!

こっちの攻撃を回避して撃ち返して来たりで機敏。

そこをアサルトライフルで装甲を剥がしながら怯ませて、

すかさずロケットランチャーをぶち込んで吹き飛ばすのがめちゃくちゃ爽快だった!

ざまあみろ!グレイ野郎め!

他のステージもちょっとだけ遊んでみたら、

砂嵐に乗じて敵に奪われた基地に攻め込むとかこれまでにない雰囲気のミッションもあったぞ。

砂嵐の中から襲い掛かる巨大カエル!そこをフェンサーのスピアで脳天直撃!

インタビューなどを見ると今回はストーリーに力を入れているようだったが、

補助装備の概念を導入してシステム面もガラリと変えてきているね。

製品版に向けてすげぇワクワク出来たぜ。

「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」

2018年発売予定。

TGSに合わせて発表されたユークス開発のもう一つの地球防衛軍。

ストーリーや世界観も過去作と完全に別だった。

13年前に地球に飛来した巨大生物群との戦争がずっと続いている世界観で、

巨大生物は交配を繰り返してどんどんヤバい個体が増えている。

その状況下でEDFは戦いを続けているので本家より過酷。

キャラは歩兵である「トルーパー」と空中戦が可能な「ジェットリフター」の2種類。

どちらも性別を選べたぞ。

過去作は性別が固定だったのでまずここが違うところだね。女レンジャー出撃!

視点変更も可能で従来の真後ろから見た視点と、

最近のバイオハザードやギアーズオブウォーみたいな肩越しの視点の2種類が選べたぜ。

仲間と共に巨大生物を撃ちまくる基本はそのままだが、

「エナジームーブ」という時間経過で溜まるゲージを消費して様々なアクションが可能。

「トルーパー」はステップ回避や受け身を取ることができ、

巨大な敵の突進攻撃をステップで避けて、

後ろから狙い撃つような動きが過去作よりも重要になっていた。

ダッシュも可能で全体的に本家よりも動きがスピーディ。

1回の出撃で1回だけ使用できる「オーバードライブ」というシステムも。

発動させれば一定時間エナジームーブ使い放題で、発動中はリロードも爆速になる。

ボス格の敵が出てくるまで温存するとか使いどころが重要になりそう。

回復アイテムや凍結アイテムなど、ミッション開始前にアイテムを選んで持っていけるようにもなっていた。

使いどころは不明だが、敵を倒すとエナジージェムという結晶体を落とした。

拾うたびに数字が増えていったのでお金などとして使えるのかも。

このエナジージェム、仲間も自動で拾ってくれてるように感じたがどうだったかな……。

仲間との通信も健在。ちゃんと日本語だった。

「酸です!」とか本家っぽいセリフもありつつ、

「巨大怪獣だ!」という本編じゃ意外と出てこない言い回しもあって新鮮。

最初の出撃シーンでは仲間の「ビジネスの時間だ!」という掛け声から始まるし、

倒した敵が落とす「エナジージェム」が重要資源扱いで確実に回収するように指示するセリフも多かった。

単なる防衛チームというわけじゃなさそうで、ストーリーも結構気になるね。

グラフィックは本家よりもリアルでカマキリ型巨大怪獣の細かい動きも迫力あった。

本家地球防衛軍をTPSではなく、3Dアクションゲーム的な方向に進化させたようなノリかな。

面白かったしなるほど本家とは違うなとは思ったが、地球防衛軍5の補助装備の後に見ると、

システム面でややインパクトに欠けたのも確か。

ここら辺はエナジージェムの使い道も含めて今後の情報待ちかな。

「地球防衛軍4.1ウイングダイバー・ザ・シューター」

2017年秋に2980円で配信予定。

地球防衛軍4.1のスピンオフで縦スクロールのシューティングゲーム。

全6ステージで体験台では最初のステージを難易度イージー・ノーマル・ハードでプレイ出来た。

難易度ノーマルでクリアしてその後ハードで途中まで遊んだがこれ2980円で売るのヤバくない!?

「沢山敵を出せば爽快だろ」とでも言いたげな数だけの大雑把な敵配置に、

倒した感の無い軽いエフェクト。

武器はすぐオーバーヒートするのでストレス溜まるし、

敵の弾もエフェクトを地球防衛軍4.1そのままにしたせいで見辛いし避けづらい。

背景の手抜きっぷりもひどくて街には同じ看板がギッシリ。

本家地球防衛軍も街を探索すれば同じ看板の建物は見つかるけど

あれは広大なマップを歩き回れば見つかるとかそういう話であって、

強制スクロールの縦シューティングであるこのゲームで

最初から同じ看板ばかり目に飛び込んでくるのはただの手抜きだろう。

全体的にシューティングのノウハウが無いメーカーに、

地球防衛軍の素材だけ投げて作らせたような手触りだった。

5つの難易度で誤魔化してるがこれでステージ6個しかないんだよな……。

ダウンロード専用タイトルでこの手のゲームは1000~2000円で面白いのが充実しているから、

このクオリティで2980円で配信するのはマジかよって言いたくなる。

本編同様、60種類の以上の武器を集める要素などがあるので、

やりこめば面白くなると思いたい……。

「しあわせ荘の管理人さん。」

2018年1月発売予定。

VR対応の完全新作ギャルゲーとして発表したのに、

延期に次ぐ延期で、結局VR非対応で発売&VRは後日アプデ対応という悲しい展開になったタイトル。

防衛軍とバレガが好評なのに対して誰も遊ぶ人がおらず、

常にモーゼのような状態で0人待ちの状況も珍しくなかった……。

10分間の体験プレイだが最初の読み込み時間で1分以上持っていかれるスパルタ仕様。

UIが本当に「PSVR対応のつもりだったけどダメになりました」感満点で、

スティックでカーソルを動かして狙いをつけることで選択肢に答えたり、

部屋内の家具に注目したりする操作性。

VRなら視線移動だけで出来るんだけどね……。

普通に操作してるだけで字幕やウィンドウがブレブレになったり、

待機時間パートでカメラの高さを1番低くするとカメラが床にめり込んで真っ暗になったり。

製品版大丈夫かよこれ。

ゲームとしてはスケジュールゲーで、

しあわせ荘内の見回りや、ゴミ拾いの仕事、休憩などの日程を設定。

見回り中に登場キャラと会話して好感度を上げたり、

ゴミ拾いでしあわせ荘の状態を清潔に保ったりしていくのだ。

この頻繁にやることになるっぽいゴミ拾いがなかなかの虚無感。

スティックでカーソルを動かして、

行きたい場所をポイントし続けないと移動できない3D空間を動き回り、

そこら辺の落ち葉などにカーソルを一定時間合わせてゴミを回収していく内容。

作業的な上に、主人公のパラメータが育ってないせいなのか、頑張っても微妙な評価を下される。

PSVRなら視点移動でサクサクプレイ出来たんだろうが……。

どっちにしろ「VRでゴミ拾いして何が楽しいんだ」ってなりそうな内容だった。

VR前提なので登場キャラと会話中のカメラワークの自由度が非常に高く、

ちゃんとこっちに視線を合わせてくれるので臨場感はある。

自由度が高すぎて「主人公はドローンか何かなので?」みたいな構図になりまくるけども!

部屋の作りこみもなかなか。

これ、10分の体験プレイでやらせるのがそもそも間違っている気がしたなあ。

アイテム集めとか買い物とか監視カメラの設置とかアイテムの合成とか、

割と要素が多いみたいなんだけどそこら辺は一切体験できず、

長いロード時間とゴミ拾いで終わるだけ。

製品版をじっくり遊んだら評価変わりそうな手応えはあったので出たらちゃんと遊びたい。

IMG_8697.jpg

OPムービーにもチラッと映ってる案内役のガイドちゃんが可愛かったので推していきたい。

というわけでディースリーパブリッシャーブースは以上!

色々とアレなところもあったが地球防衛軍の人気の高さはやっぱりさすがだし、

蒸気を噴き出すバルガの迫力に華やかなステージイベントにと、

今年も独特の存在感があって良かったと思う。

これでSIMPLEシリーズがあれば文句無かったな……。