Nintendo Switch|ダウンロード購入|L.F.O. -Lost Future Omega-
『L.F.O. -Lost Future Omega-』のレビュー行くぜ!
メーカー:メビウス
機種:Switchダウンロード専用ソフト
ジャンル:リズム&シューティング
発売日:2017年12月28日
価格:税込800円
フリーゲームクリエイターの大福フューチャーラボによる作品だ。元々は同人ソフト。
レーザーで敵を倒しながらステージクリアを目指す3Dシューティングで、
敵を倒した時の光と音のシンクロ、そして連動するHD振動がウリ。
発売前からちょっと気になっていたタイトルなんだが、
やってみたらかなりコメントし辛い内容だったな……!
モードは15エリアに分岐していくステージを5つクリアするのが目標で、
一発でもダメージを受けた即死の「NORMAL Mode」と、
無敵で自由に遊べる「OKIRAKU Mode」の2つ。
自動で画面が進んでいくので、
敵弾を避けてカーソルを動かして敵をロックオンしてレーザーで倒していく
シンプルなシステムだ。
ボタン押しっぱなしの機銃攻撃もあってボスにはこいつが有効。
激しく流れていくネオン風の背景と、変化していく音楽は実にいい雰囲気だし、
リズムを刻むHD振動も遊んでいて気持ち良い。
オプションで振動を最高にしてプレイを続けると手がしびれるくらい強くなるぞ!
しかし3Dシューティングとしては単調過ぎてイマイチ。
敵がほとんどザコとボスの2種類しかいないし、
ザコ敵が自機の少し先にやる気なく
パラパラと湧いて弾を撃ってくるパターンがほとんどなため、
敵の配置や攻撃を見切る楽しさも薄い。
ルート分岐でステージが変化と言っても
色と形状が少し変わるくらいで印象がガラリと変わることはなく、
ここも単調さに拍車をかけている。
ラスト辺りの解放感ある背景は非常に良かったんだが……。
レーザーのエフェクトは綺麗で、
機銃の「チキチキチキチキ」という効果音もいい感じなんだけど、
敵をロックオンした時の「ピュン!」という効果音だけは
ゲーム全体から浮いていて違和感あったなあ。
ゲームを開始する度に簡易チュートリアルが挟まるのも鬱陶しかった。
アプデで修正されるかと思ったらそのままだったわ。
良く言えばライトにした『Rez』。
悪く言えば無味乾燥な『Rez』ってところかな……。
ゲームバランスが理不尽とかシステムが破綻してるとかそういう内容ではなく、
音楽はノリノリで良かったんだけど他にこのゲームならではの特徴がほとんど無いし、
飽きるのもあっという間だ。ちょっとオススメは出来ないぜ。