33年ぶりにまさかの復活……!
1987年にホット・ビィからファミコンで発売された『星をみるひと』が、
Switchで2020年夏配信決定ッ!
メーカーはシティコネクションで価格はなんと990円だ!これが初移植!
『星をみる人』は理不尽なゲームバランスや不気味なBGMなどが特徴のRPG。
数十年前から「ファミコンのクソゲーといえば?」という話題では、
高確率で名前が上がる有名作だ。
公開されたPVもその辺をフィーチャーした内容になっているな!
ただ、色々な意味で有名なだけあってコアなファンも存在しているし、
世界観やストーリーなどを評価する声もある。
『スターゲイザー』という完全リメイク作品をフリーで作ったユーザーもいたぞ。
今回のSwitch版は公式サイトを見ると
「新機能」があるそうなので遊びやすくはなっているのかな……。
ゲームで使われる壁紙を募集する参加型企画も開催されるようだ。
ついに『星をみるひと』ファンが公式に参加できる企画が誕生したんだな!
参加者全員に缶バッジがプレゼントされる。
シティコネクションとは『忍者じゃじゃ丸コレクション』でも組んでいたMCU氏による
リミックス曲も公開されたぜ。このタイトル画面のBGMめっちゃ印象的なんだよなぁ。
Rom Cassette Disc In HOT-B(4枚組)
シティコネクションと『星をみるひと』の流れを振り返ってみると、
2013年に『星をみるひと』の楽曲も収録したホット・ビィ作品のサントラを発売。
ジャレコの版権を持つシティコネクションに訊く、これまでとこれから。次に狙うのはIPを使ったゲーム開発 - 電撃オンライン
2016年に行われたインタビューでは
シティコネクションが『星をみるひと』の権利を持っている話が出ていた。
――ところで『星をみるひと』で何か展開あったりしないんですか?
リメイクとか……。
いやー、きついですよ、『星をみるひと』リメイクは。
普通に遊べるようになってしまったら、それだけでクレームが来ますよ(笑)。
街から出たら、ちゃんとその街のそばに出るとか。
グッズ展開を考えるとしても、もう同人の規模で欲しい人には
行き渡っている気がするんですよね。
我こそは『星をみるひと』をうまく料理できる、
という方がいましたらお問い合わせください。
この時をこんなことを言っていたが……4年経って移植が決まるとはな!
二次創作・二次利用に関するガイドライン - 株式会社シティコネクション
そしてシティコネクションは今年4月3日に
自社が保有しているIPのガイドラインを発表したが、
利用条件と使用範囲を守れば自由に二次創作・二次使用可能なソフトの中に、
『星をみるひと』もしっかり含まれていた。二次創作も認められているぜ。
こう見ると実は色々と流れがあったんだな『星をみるひと』。
まあ、こうやってIPビジネスに力入れてるシティコネクションが
絶対やっちゃいけないやらかしの直後の移植発表だったので
自業自得とはいえめちゃくちゃタイミング悪いことになってしまったが!
とりあえず『星をみるひと』の33年越しの移植は非常に興味深い。
ファミコン版は昔遊んでぶん投げたのでSwitch版で再挑戦するぞ!