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終わらない残業の気分が味わえるAAアクション!『残業悪夢』レビュー!【Switch/Steam】

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残業悪夢 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

Steam:残業悪夢

 

『残業悪夢』のレビュー行くぜ!俺が遊んだのはSwitch版ね。

 


メーカー:Navila Software Japan

機種:Switch/Steam

ジャンル:アクションゲーム

発売日:2019/10/10

価格:1010円(PC)330円(Switch)


 

Switch版がやたら安いのはこっちだけ一度価格改定してるからだ。

コードの世界に吸い込まれたプログラマーが、

退勤を目指して戦うアクションゲームだ。

一度見たら忘れられないタイトルに惹かれて購入したぜ。

タイトルとグラフィックのインパクトがすべてのゲームだったぞ!

 

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ゲームはAAで表現されたPC画面からスタート。

主人公はあるインターネット会社のプログラマーで、

朝9時から夜9時まで週6で働くという勤務に体は限界。

 

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一瞬の眠気の後、気付くとそこは謎の空間!そこに響く「あわてるな!」の声!

 

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現れたのは体がJAVAやC++で構成されたコードの神。

ここはコードの世界であり、

すべてのバグを見つけ出せば退勤できると教えられた主人公は、

バグ探しの戦いを始めるのだった……という、かなり世知辛い導入になっているぜ。

 

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ゲームは弾を発射して敵を倒していく2Dのアクションゲーム。

途中で覚える二段ジャンプや空中ダッシュを駆使して進んでいく。

ロックマン的なアクションゲームだが、武器は左右へのショットのみ。

ちょっとした分かれ道にアイテムがある程度でほぼ一本道だ。

 

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コードの世界なので敵や弾がすべて文字コードで表現されているのが特徴だ。

オーソドックスなゲームだがアスキーアート的な見た目はなかなか面白い。

 

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あちこちにメールが落ちており、

触れるとこのようにブラック企業礼賛メッセージが表示されるのは本作ならでは。

こんなに集めたくない収集アイテムもなかなか無いぜ!

 

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しかし、ワンテンポ遅れてキャラが動くもっさり感に加えて、

似たような敵が延々と出てくる間延びした構成が遊んでいてつらい。

武器は1種類だしアクションの幅も狭い。

ボス戦もパターンが単調なのですぐ見切れてしまう。

ボス戦が面白くないアクションゲームは大分厳しいぜ!

 

落ちてるメッセージも、集めてみると1つのストーリーになってるとかではなく、

ただの面白みの無い短文だからな……。

 

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2時間ほどでクリア。タイトルと見た目のインパクトがすべてで、

アクションゲームとして本作ならではと言える要素が無い。

ブラック企業礼賛メッセージが面白いのは最初だけで翻訳も微妙。

BGMはフリー音源の煉獄庭園だしと、雰囲気くらいしか褒めるとこなかった。

全体的に難易度は低めだがゲームとして語れるところが全然ない。

 

単調なステージが延々と続くので、

「なかなか終わらない……一体いつになったら終わるんだ……?」と、

残業で悪夢な気分にはなれるゲームだったね!