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俺の手で作る戦隊シミュレーション!『G-MODEアーカイブス26 俺の戦隊オレンジャー』レビュー!【Switch】

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G-MODEアーカイブス26 俺の戦隊オレンジャー ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『俺の戦隊オレンジャー』のレビュー、派手に行くぜ!

 


メーカー:ジー・モード

機種:Switch

ジャンル:シミュレーション

発売日:2020/12/24

価格:500円


 

ガラケーの作品をSwitchで復刻するG-MODEアーカイブス26作目だ。

自分だけの戦隊を育成するシミュレーションゲーム!

2005年に配信されたアプリの移植となっているぞ。

明日の戦隊を作るのは……俺だ!

 

2005年の戦隊というと

『特捜戦隊デカレンジャー』や『魔法戦隊マジレンジャー』の時代だな。

ゆるいノリの育成シミュとして、サクッと楽しめる内容になってるぜ。

 

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チュートリアルである「育成指令」モードを終わらせて本編スタート。

まずはメンバーオーディションでレッド、ブルー、イエロー、ピンク、グリーンを決める。

老若男女幅広いメンバーがやってくるので、

レッドをババァとかピンクをおっさんとかにも出来るぞ。

 

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1年間戦隊を育成するゲームで、クリア時の総合スコアを伸ばすのが目的だ。

週ごとのスケジュールを決めてステータスをの伸ばしていく。

ステータスが高いと戦闘で使える必殺技を覚えるが、

「集中」のステータスが低いと戦闘で変身出来ないし、

ストレスが高いと戦闘中に確率で行動不能になってしまう。

各ステータスのバランスが大事。

 

そしてヒーローなので視聴者の人気も大事!

善と悪の性格バランスによって支持してくれる層が変化する。

性格が悪いと中学生人気が、性格が良いと主婦人気が高くなったりね。

すべての層にウケようと思ったら、定期的に性格を変えないといけないぞ。

脚本がサブライターの時はキャラがブレてるってネットで叩かれるヤツだ!

 

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日曜日には先輩戦隊とのスパーリング、

怪人との戦い、ヒーローショーでの営業がローテーションで発生する。

すべて戦闘イベント。戦闘はコマンド式だが、戦うか必殺技の二択で、

戦闘員をある程度倒すと自動で変身するというシンプルさ。

 

怪人は「書道セットが超くさい大作戦」とか

「プラモデル買っても作らない大作戦」とかバカバカしい作戦で攻めてくるぜ。

 

まあ、本場のスーパー戦隊の怪人も

「クリスマスのチキンをシャケにする作戦」とかやってるから、

このくらいじゃ驚かないな!

 

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「ハードディスク勝手に初期化大作戦」は本当に死人が出るからやめろ!!!

 

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性格によって戦闘中のセリフも変化するため、

性格が悪いと「東京湾に沈めてやる!」「この○○ヤロー!!」とか暴言になっていく。

炎上待ったなし!

 

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「進化獣キャットボトル」とか怪人のデザインはなかなか味があって良い。

 

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ゲームを進めると敵組織のゆるい会議シーンなども挟まる。

敵組織の名前はジャヴォルシン帝国だ。ネーミングセンスが雑!

とはいえ、邪悪な進化を冠した悪の組織なので、

人間を堕落させる作戦を中心に展開するという構造は結構それっぽい。

幹部怪人のデザインも良し。

 

しかしこのゲーム、あくまでも特撮番組の話なのか、

それとも本当にヒーローと悪の組織が戦ってる世界観なのか。

ごっちゃにして進むから遊んでいてよく分からない……!

 

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人気によって毎週発表されるヒーローランキングが変動する。

安定して1位キープできるように頑張るのだ。

ヒーローの面子が2005年どころかほぼ昭和じゃねーか!

 

マッ裸バロン、オサナズマン、木綿ライダーDAIZがめちゃくちゃ気になる……

オサナズマンの二段変身はいかがわしい匂いがする。

DAIZは豆腐の足の速さを活かしたアクセルフォームとかになるんだろうか。

 

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ちょいちょいふざけた会話のイベントが挟まったりもするぞ。

この頃はまだスーパー戦隊が7時半で仮面ライダーが8時放送だったんだよな……。

こんなところでもノスタルジー。

 

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と、そういうゲームでいかにもなパロディノリは楽しいしサクサク進むんだが、

育成の幅が無いし、戦闘も単純なので中盤くらいから一気に単調になる。

ロボ戦が追加されたりするんだけどこれもやる事同じだからね……。

 

戦隊名が「オレンジャー」固定で自由に付けられなかったり、

幹部怪人が面白い連中なのに、

後半で戦う時に特別なイベントが無いのも寂しかったぜ。

 

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1周は3~4時間ほど。

ゆるく楽しめる育成シミュで、節々のテレビ番組風の演出も細かい作品。

気になるところもあるが、まあ2005年のガラケーアプリだからね。

ゲームではほとんど見ない題材だから目新しさはあるし、

500円で今遊んでも悪くない1本だ。

スーパー戦隊好きな人が「そうはならんやろ?!」とか

色々と突っ込みながら遊ぶのにも丁度良いぜ。

 

俺の戦隊オレンジャー2 列島縦断ツアー | 製品情報 | 株式会社マトリックス

 

育成部分をパワーアップさせた続編があったらやりたいなと思ったら当時出てた。

でもジャンルが落ち物パズルになってる……なんでだよ?!