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このeスポーツ、リアルファイト大歓迎!『ツクールシリーズ GAME BATTLE TYCOON』レビュー!【Switch】

 

ツクールシリーズ GAME BATTLE TYCOON ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『ツクールシリーズ GAME BATTLE TYCOON』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー: Gotcha Gotcha Games

機種:Switch

ジャンル:新感覚ゲーム対戦バトル

発売日:2022/01/30

価格(税込):1500円


 

『アクションゲームツクールMV』で作られたゲームを広く展開する、

『ツクールシリーズ』の1作品だ。

内容はゲーム大会をテーマにした対戦アクションゲームで、

開発は『GAME BADDY』シリーズでもお馴染みのRETSUZANが開発しているぞ。

 

ゲーム大会だけど相手を直接ぶん殴って妨害してもOK!必殺技もあるよ!

という内容で、「ゲーム内ゲーム」と「対戦アクション」を同時進行しながら相手と戦う。

まずアイデアが凄いし、それをしっかり形に出来てるのに唸る。

遊んでいてワクワクしっぱなしの良いゲームだった!

 

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メインとなるストーリーモードは6人のキャラから1人を選んで進行する。

必殺技などが異なり、面子はケモキャラからロボ、ナゾの生物まで様々。

既に人間は絶滅しているという世界観のようだ。

 

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リアルファイト有りのeスポーツゲームで

チンパン族のチンパンゲーマーはかなり攻めた設定ですね!

 

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えっちな受付嬢さんによるチュートリアルからゲームは開始。

「受付嬢さんに話しかけるとチュートリアルが次の段階に進む」

ってのがやや分かりにくかったのでここで補足しておこう。

 

ゲームとスポーツと格闘技を組み合わせた全く新しいエンターテイメント

「ゲームバトルタイクーン」に挑戦者たちが挑む!

というストーリーになっているんだが、これが大人気の世界って治安悪すぎるぜ……。

見た目は可愛くてもこいつらはケモノってわけだ!

 

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こちらが対戦してるシーン。

往年のゲームマンガを思わせる巨大モニターと巨大コントローラーで

2人のプレイヤーが激突!

モニターに表示された対戦ゲームで勝った方が勝利となる。

 

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コントローラーから手を放して相手を殴って妨害したり、

相手のコントロールを奪ってわざと負けたりとなんでもあり。

ガードに複数の必殺技や投げ技、

そして敵を何度も殴ってゲージを溜めると発動できる超必殺技もあるので

しっかり対戦アクションしてる。

 

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対戦に使うゲームは5種類で、シューティングとブロックくずしをミックスしたゲームに、

落ち物パズル、クレーンゲーム、対戦シューティング、陣取りアクションとバラエティ豊か。

時間切れやゲームオーバー、全ステージクリア時の得点などで勝敗が決まるぞ。

 

 

 

落ち物パズルゲームで

「得点をリードしたら相手をぶん殴ってコントロールを奪い、

わざとゲームオーバーになってゲームセットにする」という、

外道の極みみたいな勝ち方も可能!だが本作ではこれこそが王道よ!

治安が悪すぎるだろ……!

 

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クレーンゲーム対決では、

相手のクレーンがぬいぐるみを掴んだら台パンラッシュ!

力技でぬいぐるみを落下させるのだ!最悪で最高!

 

ただ、クレーンゲームはぬいぐるみの当たり判定がおかしくて、

変な吹っ飛び方や掴み方をしまくるのがちょっと惜しかったね。

 

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各キャラの超必殺技は一定時間スピードアップや、一定時間相手のスピードダウン、

連射速度アップ、一定時間入るスコアアップなど多彩。

技のモーションが巨大コントローラーの上で逆立ちして連射しまくるとか、

説明が「電撃でゲームに誤作動を起こす」とか「嵐の風圧でレバーを操作する」とかで、

あからさまに『ゲームセンターあらし』なのだ!

 

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謎生物のもひがんは、相手の画面を覆って妨害出来る。

昔のおはスタでやってた「今日のだいちゃん」じゃねーか!懐かし過ぎる……。

 

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ストーリーモードでは対戦の合間に街で買い物も可能。

賞金を使って食事をすることで一時的に能力を上げたり、

ガチャを回してオマケのコレクションを集めたり出来るぞ。

ショップの店員も色々なキャラがいて賑やかだ。

 

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まあ賞金は全部ガチャにぶっ込むんだがな!

メシなんか食ってる場合じゃねぇ!目指せフルコンプ!

ガチャは登場キャラのキーホルダーや、ボイスが聞けるサウンドドロップ、

各ゲームのロゴをあしらったキーホルダーなどなど。

こんなところまでやたら凝ってて回すのが楽しい。

 

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ちょっとしたミニゲームが遊べるものもあるぞ。

これまた懐かしいドットのミニゲーム!

25年ほど前のミニテトリスブーム時に発明されてから、

令和になっても未だに手を変え品を変え生きてるからしぶとい。

 

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CPUの動きが甘くて超必殺技も使ってこないとか、

ストーリーモードはエンディングのセリフが変わるだけで後はどのキャラも一緒とか、

そんなに長く楽しめるゲームというわけではないんだが、

遊んでいる時の「めっちゃ楽しい!俺の手で秩序を乱せる!」

というワクワク感は随一だった。

ネタの詰め込みや個性的な脇役たちもゲーム大会らしい賑やかさがあって良い。

 

ツクールシリーズで「一番面白いゲーム」を聞かれると悩むが、

「一番好きなゲーム」を聞かれたらこれになるかな。

みんなもリアルファイト上等の「ゲームバトルタイクーン」に参加してみてくれ!