絶対SIMPLE主義

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コナミ主催のインディーゲームイベント「Indie Games Connect 2022」レポート!

 

インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

6月27日に開催されたコナミ主催のインディーゲームイベント。

「Indie Games Connect 2022」に行ってきたぞ!

今回が一回目となるイベントで、

会場は銀座にあるコナミクリエイティブセンター銀座だ。

コナミ印のデカいビルがあるのですぐ分かる。

 

 

あまりに迫力に思わず

「コナミ俺だーーーーーー!がんばれゴエモンを移植してくれーーー!」

と叫びたくなってしまった。

近くに遊戯王の「モウヤンのカレー」の元ネタである

「もうやんカレー」があったので、

コナミ主催のイベントに行く前の昼飯はこれしかないぜ!

とテンション上がったが日曜閉店で悲しみ。

 

 

結局はなまるうどんで済ませた。

 

 

そして会場へ。

スタートの11時から少し遅れて行ったんだが、

その時点で入場規制が掛かるほどの大盛況っぷり。

楽しいイベントだった。

 

 

音ゲー×STGの合体事故!『スペース豚汁』【PulseTherapyブース】

 

 

スペース豚汁 | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

PulseTherapyブースでは2022年にiPhone/Androidで配信予定の

『スペース豚汁』が体験出来たぞ!

音ゲーとシューティングを融合させたカオスな内容で、

参加アーティストは九十九百太郎氏から

バーチャルねこさんまでという豪華っぷり。

 

 

PV見てもどんなゲームか全然分からなかったんだが、

実際遊んでやっと理解出来たぞ!

基本はタッチ操作で画面内に飛び込んでくる敵を撃つシューティング。

敵はBGMに合わせて攻めてきて、

画面に表示されたライン上で敵を倒すと高得点。ここが音ゲー要素だ。

 

やられてもパワーアップして何度でも復活出来るし、

画面から指を放せば無敵になったりと遊びやすさを重視した作り。

配慮の行き届いた合体事故になっております。

ノリノリのBGMを聞きながら敵を撃ちまくり、

得点アイテムである豚汁をジャラジャラ回収しまくるのが

気持ち良いゲームだったぞ!

豚汁をジャラジャラと回収……?

 

使える自機も多く、

楽曲を提供してるバーチャルねこさんも使えたのがファンとして嬉しかったね。

 

来る前に『スペース豚汁』作った方から

「挨拶したいのでブースまでお越しいただければ」と言われたので伺ったら、

「ラー油さんのブログを見てSIMPLE1500THE水泳を買いました!」

という嬉しい話をされたのが今回のイベントのハイライト。

 

 

「S.T.G.」をApp Storeで

 

同じブースでは配信中のスマホシューティング『S.T.G』と、

そのタイニー版を色々なデバイスに移植したバージョンも展示されていた。

タッチ操作で遊ぶ王道シューティングといった趣で面白い。

タイニー版も「ちっちぇ!目が潰れる!」と思いながら楽しく遊ばせてもらった。

 

謎の新作『除霊探偵シノブ(仮)』を体験!『アパシー』新作も大盛況!【メビウスブース】

 

 

アパシー 鳴神学園七不思議 | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

メビウス・アドベンチャー(仮) | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

株式会社メビウスのブースでは

 

・これまでたくさんのインディータイトルの開発・移植に関わってきたクリエイターによる完全新作。

・日本の夜を舞台にしたハック&スラッシュアクションRPG。

 

という情報しかなかった謎の完全新作!

『除霊探偵シノブ(仮)』をプレイ出来たぞ。

製作クリエイターの情報などは不明だったが、

内容はキャラがドットで横スクロールのハクスラアクションRPG。

 

 

迫りくる妖怪変化を撃って、倒して出現した魂を回収して経験値アップ。

一定以上溜まるとレベルアップして、

ランダムで表示される4つのパワーアップから一つを獲得可能。

という感じのゲームで、

狐の幽霊と合体して一時的に自機が強化される大技もあったぞ。

基本部分を触れるくらいだったが、雰囲気も含めて良さげだったな。

 

 

『アパシー 鳴神学園七不思議』の体験プレイも出来た。

熱い女性ファンが集まっていて人気を実感する。

作者である飯島多紀哉氏も来ていて、

以前シシララTVで共演したことがあるので挨拶してきたぞ。

 

『アパシー 鳴神学園七不思議』は総テキスト数200万文字以上、

エンディング400以上という規格外のゲームで、

「ボリューム凄いからレビュー出来ないんじゃない?」

なんて御本人から言われたんだけど、そうですね……!

ほどほどのところでレビュー書くようにしなければ!

 

自機が無敵でパリィしまくり!『パーリィ・ナイトメア』【カクカクゲームスブース】

 

 

パーリィ・ナイトメア | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

カクカクゲームスブースではPCの『パーリィ・ナイトメア』が体験可能。

2022年夏にプロトタイプ版が公開予定とのこと。

 

 

押し寄せる敵と3分間戦い続けるゲームで、

自機であるタマシイちゃんが出来るのは移動とパリィのみ。

追従してくるホンノウちゃんは自動で攻撃してくれるし、

パリィで敵弾と敵を吹っ飛ばせるので、

この二つを上手く使いながら敵を捌いていく。

 

パリィと聞くとタイミングがシビアそうに聞こえるが、

自機の周りにあるサークルに敵か敵弾が入ったらボタン押せばOK。

パリィするとどんどん強くなってサークルも広がっていくし、

ゲージが満タンになれば強力なスーパーパリィも使用可能。

残り時間が減ると敵の攻撃が苛烈になっていくので、

それを更にパリィしまくるのがたまらない作り。

キャラデザに惹かれて遊んでみたけど面白かったぜ。

 

パンデミック後の世界でハッキング!『スラムハック』【Undercurrent Gamesブース】

 

 

Undercurrent Gamesブースでは

2022年にPCとSwitchで発売予定の『Slumhack (スラムハック)』が体験可能。

パンデミック後に生まれた

すべてがリモートのディストピア都市が舞台のパズルゲームだ。

 

 

基本ルールは主人公を出口まで運べばクリアと単純。

しかし、画面上に一定間隔で電流が流れる場所があり、

そこに指示ブロックを置いて電流を流さないと主人公は動かない。

例えば右に進ませたかったら、

「→」のブロックをマウス操作で上の電流ゾーンまで持っていく。

ブロックに電流を流れるとそのタイミングで主人公は右に動く……というわけだ。

 

ジャンプだったら「↑」のブロック。

「↑」「→」のブロックを組み合わせると右上にジャンプするし、

「↑」「→」「→」だと更に飛距離が伸びる。

 

うおおおおおお!もどかしい!

何がリモートだ俺に直接操作させろーーーーー!

と頭が爆発しそうになったが、

ステージが短いせいもあって試行錯誤しながら黙々と遊んじゃう魅力があった。

電流は自由にON/OFF出来るので、

タイミングを合わせやすい作りになっているぞ。

 

デカすぎる!弾幕SNSシューティング『ライクドリーマー』【あうとさいどブース】

 

 

ライクドリーマー | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

あうとさいどブースではPCで2022年に配信予定の新作シューティング。

『ライクドリーマー』が展示だ。

ここの前作『コスモドリーマー』が面白かったので当然チェック!

 

 

1キロ先からでも分かりそうなデカすぎるイラストの圧が凄い。

なんというウルトラマンデッカーだよ……!

 

 

体験プレイだけじゃなく、

βテストが遊べるSteamダウンロードカードも400円で頒布されてたのでゲット。

質量があまりにも規格外のポストカードも付いてきたぞ!テンション上がってきた!

 

 

シューティングのプレイイングで「いいね!」が貰える弾幕系SNS。

「バレットーク」を巡る弾幕女子たちの戦いを描いた2D弾幕シューティングだ。

どういう世界観なんだ……!?

 

敵にショット撃ち込んでメンタルゲージを溜めてボムを使用するシステムで、

被弾してもメンタルゲージが溜まっていれば自動でシールド発動だ。

メンタルさえ無事ならSNSで叩かれても命拾い出来るのだ!

 

敵に接近するほどメンタルゲージが上昇しやすくなるシステムに、

得点アイテムの「いいね!」などを大量に集めてバズゲージを溜めれば、

一定時間超パワーアップのバズフィーバーが発動可能。

 

 

とにかく敵に近づいてバリバリ撃ちまくって稼ぎつつ、

バズフィーバーでの超火力を狙っていく攻めがメインの作りだ。

「いいね!」を集めてバズる気持ち良さが味わえるシューティング!

前作から磨きのかかったファンシーな絵柄も含めて、今回も良いデキだぜ。

 

 

オープニングの

「みるみるうちに大炎上!あちこちのコミュニティから敵が襲い掛かる!」

のイラストがめっちゃ味わい深い。

 

ごった煮が過ぎる80~90年代アニメ風ゲーム!『Shikon-X』【一筆社ブース】

 

 

Shikon-X | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

一筆社ブースではPCとSwitchで発売予定の『Shikon-X』が遊べた。

 

 

メインビジュアルがドーン!と張り出され……。

 

 

デカいポップも立っている。会場で明らかに異彩を放っていたぞ!

「今は何時代なんです?!」ってなる。

開発はチリとアルゼンチンが拠点のインディーメーカーである

Kindermann Corp.(キンダーマン)。

スタッフ2名で、日本の80~90年代アニメノリをぶち込んだ内容だ。

 

連邦軍のパイロットである主人公が戦闘に出撃するシーンから始まるが、

格納庫への道を壊れたロボットが塞いでいるので、

直すパーツを探すことになったり、

その流れでピンボールのミニゲームを遊ぶことになったりと大変。

 

 

ADVパートを終わらせて戦闘がはじまると、

飛んでくる隕石をパドルのような自機で受け止め、

画面中央のジェムを守った後に、弾を撃ってやってくる敵を倒すという、

ブロックくずしとシューティングの二本立てのような構成。

それが終わるとまたもや謎解きがあったりと、色々ごった煮!

ちょっと難易度高めだったが、演出とか気合入ってるし

この好きなもの全部詰め込んだノリは大好き。

 

電柱からうんこまであらゆる物が武器!『百科ガール』【mumimumiブース】

 

 

百科ガール | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

『モチ上ガール』を手掛けたmumimumiブースでは

PC向け新作の『百科ガール』がプレイ可能だった。

 

 

以前のイベントに展示されたバージョンだと、

拾ったおにぎりや寿司や刃物を女の子に見せるゲームということ以外、

何も分からなかったが……。今回は違うステージが体験出来たぞ!

未確認の病原菌を持った鳥を倒しながら進む横スクロールアクション。

色々な武器を使う気持ち良さを前面に押し出した作りだ。

 

郵便ポストを武器にした場合は、中からハガキを発射して高速移動!

電柱だったら長射程の攻撃に加えて、地面に叩きつけて連続大ジャンプ!

うんこだったら中から寄生虫を出して攻撃!

「愛」の漢字だったら堅い岩も破壊可能!

 

と、多彩なアクションが楽しめるぞ!

前作の『モチ上ガール』は「モチを使ったワイヤーアクション」で、

分かりやすかったんだが、それに比べるとかなり正気を捨ててきたな……!

脳みそがモチになってしまったのか?

動かしていて爽快なゲームではあったが完成形が読めない!

 

Vの配信にピッタリのVRフライゲー!『パイロットクロス』【パイロットクロス】

 

 

パイロットクロス | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

『パイロットクロス』はPCのVRフライトレースゲームだ。

体験版も配信中

ジェットパックで空を舞い、リングを次々に潜っていく内容。

VRM対応なので自分のアバターを持っていればキャラとして使える。

配信用カメラ搭載なので実況配信もやりやすい。

めっちゃVTuber向けのゲームになっているぞ!

 

フライトレースゲームとしては単純な作りだけど、

手首の動きだけで空を飛び回れるのが直感で面白かったぜ。

 

 

そして本作のキャラクターは『セシル変身アプリ』で作られている!

このブログのマスコットであるらあゆちゃんのボディと同じだ!

親近感湧く~!

もちろん『セシル変身アプリ』で制作したアバターもこのゲームで使えるぞ。

 

移動はジャンプだけの超クールアクション!『Ninja or Die』【Nao Gamesブース】

 

 

Nao GamesブースではPCとSwitchで来年発売予定である

『Ninja or Die』を遊んできたぞ。

移動はジャンプだけで、空中で敵にぶつかると自動で攻撃!

このルールが基本で、ステージ内をビュンビュン飛び回って進む2Dアクションだ。

地面で飛ぶ方向を指定してジャンプ。

壁には貼り付けるので、壁から壁へと移動しながら敵を斬っていく。

操作にクセがある上にステージも入り組んでいるので苦戦したが、

スピード感あるし入魂のドットもめっちゃカッコ良い。

実にワクワクする作りになっていた。

 


体験プレイしたらクール過ぎるクリアファイルも貰えてうれしい!

 

Switch版『虚無と物質の彼女』などを体験!【コーラス・ワールドワイドブース】

 

 

コーラス・ワールドワイドブースでは、

インディーレーベルである『わくわくゲームズ』のゲームを多数プレイ可能!

ちょっと遊んだだけでクリアファイル5枚と

ポストカード1枚が貰える大盤振る舞いである!

『レトロゲームエイリアンズ』のポストカードのイラストいいねぇ。

 

 

虚無と物質の彼女 | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

俺はSwitchとPCで発売予定の『虚無と物質の彼女』を体験してきたぞ。

1人で制作されたアニメ風3DアクションRPGだ。

突如怪物だらけになった日本の街を舞台に、

超能力に覚醒した高校生2人が戦いを繰り広げる。

色々とコテコテだがそれが良い!な1本。

チャリンコを召喚して怪物が闊歩する日本の風景を爆走したり。

やたら凝った看板の数々をチェックしたり。

拠点になっている学校でわちゃわちゃしたりする空気感がたまらない。

 

Steamの体験版はプレイしたことあるんだが今回遊べたのはSwitch版。

グラフィックが粗かったりマップ移動中にロードがあったりと、

なるほどこういう感じになるかーと差異を楽しんだ。

 

 

レトロゲームエイリアンズ | インディーゲーム展示・即売会「Indie Games Connect 2022 (IGC 2022)」公式サイト

 

PC向けに開発中の『レトロゲームエイリアンズ』もプレイ。

携帯ゲーム機で遊ぶ女の子と会話しながら、

そのゲーム機に収録された80年代風のアドベンチャーゲームを攻略する作品。

体験版用の短い会話を少し楽しむ内容だったが雰囲気は良さげ。

携帯ゲーム機は大陸の風を感じる怪しげなブツなので、

ホーム画面の日本語がやや怪しいのが細かかった。

日本語の怪しさが細かい!って凄いゲームだな。

 

 

こちらはPC版が好評で俺もコラムで紹介した『モン娘ぐらでぃえーた』。

隣のZephyrStudioブースでの展示だが、

これもわくわくゲームズから出るので同じブースみたいなもんだな。

Switch版が2022年発売予定ということで、

アクリルキーホルダーの頒布やPVの上映などが行われていたぞ。

楽しみ!

 

電子書籍の試し読みも出来た『5つのネイト』【ねこどらソフトブース】

 

 

『5つのネイト』のねこどらソフトブースではSwitch版の体験プレイや、

クラウドファンディングで資金を集めて電子書籍でリリースされる

『RPGゲームデザイン奮闘記』の試し読みなどが出来たぞ。

『5つのネイト』は俺のレビューを作者さんがRTしてくれたことがあって、

かなり好きなゲームなので挨拶してきたぜ。

 


配布されていたチラシというかかわら版がこちら。

ちゃんと6月26日付で刷られたものだぞ。新作楽しみにしてます!

 

 

というわけでレポートは以上だ!いやー、堪能した。

今回が1回目だったけど大盛況で、会場の雰囲気も明るかったね。

早くも次回が待ち遠しいぞ!