Steamで『EL NE RUE』が配信スタート!価格は120円だ。
廃墟の街を安価で買い取った魔女エルネルエとなり、歩き回るだけのゲーム。
EL NE RUEには明確なストーリーが存在せず、またゲームクリアの概念もありません。
15分程度で遊びつくせますので、のんびりプレイしてください。
商品ページの通りのお値段なりな短編ではあるんだが、
ピクセルアートで表現された雰囲気が魅力的だった。
早速レビュー……と行きたいが、短編なので軽い紹介記事ってことにしとく。
こちらが主人公の魔女エルネルエ。
年齢はなんと3兆8000歳だ。それでいて人見知り。
3兆8000歳なのに人見知りの魔女って、
人間に関わって八つ裂きにされたことが三桁回数あるとかかな……。
廃墟の町には沢山の部屋や地下通路などがあるので、
あちこち移動しながら見て回る。それだけだが、それが楽しいゲーム。
調べると何かアクションを起こす場所もあるので、
机や椅子、謎の像、古代の遺物、いい感じのでっぱりなど、
気になるものを発見したらどんどん調べるのだ。
感想を喋ったり、釣りをしたり休んだりする姿が見られるぞ。
移動してると時間が経過して空が夕日に染まり、夜の帳が下り、そしてまた日が昇る。
特に時間によるイベントや制限などは存在しないため、
時間の流れをゆったりと感じながらの探索を味わえる。
人間のいない廃墟の街だが、精霊たちがあちこちにいる。
見た目や動きが個性的なので見ていて楽しい奴らだ。
精霊を見つけるとセーブ画面に記録されるので、
全部の精霊を見つけるのが一応のゲーム要素と言えるかな。
と言っても、街をしらみつぶしに回れば労せず見つかる作り。
コンプまで30分掛からなかった。
120円で15分ほど楽しむピクセルアートの旅。
あちこちで軽いセリフがあるくらいで
メインストーリーやエンディングなどは無し。
本当に廃墟の街をぐるっと回るだけだが、
細やかな背景美術にキャラの動き、移り変わる空模様などに癒される1本だった。
雰囲気が気に入ったら、何かのついでに買ってみてくれ!