DingDong ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『DingDong』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:シルバースタージャパン
機種:Switch
ジャンル:アクション
発売日:2022/10/27
価格(税込):2200円
シルバースタージャパンが送る完全新作アクションだ。
シルバースタージャパンと言えば将棋ソフトの老舗ではあるが、
DSと3DSのダウンロードソフトで、
数々の意欲的な新作ゲームを発売したメーカーでもある。
その中には『ラビ×ラビ』『激投戦士 ナゲルンダー』などの良作や、
『タッチバトル戦車3D』と言ったヒット作もあった。
『DingDong』はそんなシルバースタージャパンが送る久々の完全新作。
グラフィックはチープだがどこか3DS時代を思わせる味がある。
定価2200円はちょっとかなり高いが……今回セールで220円だったので購入してみた。
結果、220円でも高いゲームという結論に達したぞ!
舞台となるのはモンスター同士が争う世界。
ある日、天の声の力でモンスターたちは可愛い見た目にされ、
これからは鬼ごっこで決着を付けろ!と言われる。
以後、モンスターたちは鬼ごっこでバトルを繰り広げるようになった。
というストーリーだ。
ルールも単純な鬼ごっこアクション。
ステージにあるクリスタルを取ると一定時間パワーアップして無敵になる。
その状態だと敵キャラを捕まえれるようになるので、
ベルを持ってる敵キャラを規定数捕まえればクリアだ。
この弱弱しいコウモリが……。
凶悪にパワーアップ!
敵を捕まえるとパワーアップ時間が1匹に付き3秒延長されるので、
ベルを持ってない敵を捕まえるのも大事。
それがすべての単純なゲームなので、全40ステージあるがやることは一緒……。
クリスタル取ってカギ持ってる敵を捕まえる!以上!
敵よりプレイヤーキャラの方が足が速いため、ピンチになることはまずない。
敵にクリスタルを取られるとパワーアップされてしまうが、
普通に歩くだけで逃げ切れる。
敵のパワーアップ切れとクリスタルの再登場を待つ時間がだるいだけだ。
ステージはいくつか種類があるが特別な仕掛けなども無し。
木が生えてるステージは画面が見辛いのでやや難しくなるという、
頭にカビ生えてんのか?と言いたくなる難易度調整は見られる。
使用キャラが複数いてそれぞれ「飛行」や「壁抜け」など固有スキルがあるものの、
スキルのクールタイムが長めかつ
ステージによっては使い辛いものもあるため、
一瞬だけダッシュ出来る初期キャラが安定。
徒歩で敵から逃げきれるゲームなので、
テクテクダケの「一定時間敵から見えない」が死にスキル過ぎて泣ける。
全40ステージクリアまで1時間ちょっと。
対戦ゲームっぽく見えるが完全1人用のゲームなのでそれ終わり。
セール価格の220円でも高いし定価2200円は正気とは思えない。
プログラムの練習用のソフトを間違えてお店に並べてしまったんですか?
それは大変ですね犯人を処刑台に上げましょう。
と真顔になる完成度で褒めるところが絶無。
『パックマン』が発売されて40年以上経っているのに、
なんでこんな追いかけっこゲームを発売してしまったんですか?
小さな子ども向けのゲームかもしれないが、
小さな子どもにこれを売りつけるのもそれはそれでかなり罪が重いと思う。
シルバースタージャパンの新作ソフトは、
3DS時代でも当たり外れ激しかったんだが……。
一番悪い時でもここまで酷いのは無かっただろ!
と言いたくなる内容で、新作を数十本買ってる俺は普通に悲しい。
セール価格の220円でもオススメしないぜ!