東京ゲームショウレポート!
コナミブースは『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』『SILENT HILL 2』辺りがメインで、ステージイベントも『遊戯王 デュエルリンクス』など盛り沢山!整理券の争奪戦になっていて大賑わい!
しかしコナミブースの注目ポイントは裏手にあるパートナータイトル!バラエティ豊かなタイトルを体験可能で、そんなに人も並んでいない。意外な人気作が紛れ込んで至りと、毎年狙い目の穴場スポットだ。コットンのコスプレをしたコンパニオンさんもいた!
『式神の城Ⅱインターナショナル特装版』『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』『鋼鉄帝国-Steel Empire-クロニクル』『コットンリブート ハイテンション!』『トラブル☆ウィッチーズ -アマルガムの娘たち- ふぁいなる!』など、やたらシューティングが多くてちょっとしたキャラバン状態!コナミなのに!
いやハドソンは既にコナミに吸収されているから合ってるのか……!?
静岡と蛇の動向は他のビーメイツたちに任せて俺はこちらを攻めてきたぞ。『アパシー 男子校であった怖い話』『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』『リアルタイムバトルオセロ』『アンシェリアントリガー』の4本を体験!
- 『アパシー 男子校であった怖い話』(メビウスよりSwitchで12月19日発売)
- 『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』(メビウスよりSwitchで2025年に1月16日で発売予定)
- 『リアルタイムバトルオセロ』(シルバースタージャパンよりSwitchで2024年12月19日発売)
- 『アンシェリアントリガー』(ピクセルよりSwitchで12月12日に発売)
『アパシー 男子校であった怖い話』(メビウスよりSwitchで12月19日発売)
飯島多紀哉氏が手掛けるホラーADV「アパシー 男子校であった怖い話」,12月19日に発売決定。原作にはなかった新たなシナリオも追加
飯島多紀哉氏が手掛けるホラーADVの最新作。2010年に発売された同人ソフトのリメイク作で、キャラデザを新たに『アパシー 鳴神学園七不思議』の倉馬奈未が担当し、セーブデータによる連動も搭載だ。
舞台となっているのは茨城県水戸市の笹ヶ岡学園で、怪しげな都市伝説や行方不明者が後を絶たない三流校。『アパシー』の世界ってどこの学校もヤベーんだな……。
学園に隠された「狭間の部屋」を調べるために、学年が違う7人の男子学生が地下と赴くシーンからスタート。冒頭シーンをダイジェストで少し遊べるだけだったが、短くても登場キャラがどういう性格なのか伝わるやり取りはさすがだし、何かありそうなイヤ~な雰囲気も引き込まれる。終わるとまだネットで公開されていないPVも見れたぞ。
『アパシー 鳴神学園七不思議』で見た顔も多くて楽しみ!
『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』(メビウスよりSwitchで2025年に1月16日で発売予定)
昼は探偵、夜は悪霊退治を行うエージェントであるシノブが、夜を乱す悪霊「ミアズマ」と戦っていくアクションシューティングだ。大量に湧いてくる敵を爽快に倒しながら、様々なパワーアップを選択して自分だけの無双スタイルを模索していく……という、所謂サバイバー系の全方位シューティングだ。
敵を全滅させて画面右に進むを繰り返す構成なので、ベルトスクロールアクションっぽさもある。
敵を倒した後に出現する魂を除霊することで経験値が溜まりレベルアップするが、回収には少し時間が掛る。敵の隙を狙いながらの除霊が必要となるぞ。相棒である狐の幽霊と合体して一時的に自機が強化される大技があり、発動すると魂が一瞬で除霊されるので便利かつ爽快だ。
アクションシューティングとして手触りが良かったし、2.5D的なドット表現も見栄え良し。キャラのドットも、夜の街や事務所の背景も雰囲気バッチリ。
このゲーム、2022年に『除霊探偵シノブ(仮)』というタイトルで初公開されてからずっと楽しみだった。やっと発売日が近づいてきたぜ!
『リアルタイムバトルオセロ』(シルバースタージャパンよりSwitchで2024年12月19日発売)
将棋ゲームの老舗であるシルバースタージャパンが『リアルタイムバトル将棋』に続いて送る最新作。オセロだけどゲームがリアルタイムで進行するので、相手より先に石が置けるし妨害も出来ちゃう!という内容だ。「リバーシ」じゃなくてちゃんと商標使って「オセロ」なところに老舗を感じる。
ロボットのようなキャラを操作して石を置いていくシステムで、フィールドの四隅に出現した石の取り合いになる。同じ石を狙わずに近い場所に石を取りに行くとか、置かれたらマズい!って場所を読んで先に潰すなどの立ち回りが求められるぞ。
ランダムで出現するアイテムで相手を妨害したり、自分のスピードをアップしたりも出来るので逆転もあり得る。
CPU相手でもなかなか面白かったんだが「石を掴む時のカーソルが合わせ辛くてミスしやすい」って部分で難易度が上がっているのはかなり気になった。対人戦を意識したあえての仕様かもしれないが、慣れるまで苦戦するぜ。
あと、結構単純なゲームなので、これで定価3740円は『リアルタイムバトル将棋』みたいに広まるのか……!?という懸念もあるな!
『アンシェリアントリガー』(ピクセルよりSwitchで12月12日に発売)
【アンシェリアントリガー】公式WEBサイト | 株式会社ピクセル
公式ジャンルは疑似3D2DSTG風3Dシューティング……可愛い2Dアニメのキャラを操作して、3D空間で戦う強制スクロールのゲームで、まあキャラが美少女の『スペースハリアー』みたいなやつです!そっちで見たような敵もいっぱい出てくる!
キャラデザの木村 明広を筆頭に、絵と音周りは名のあるスタッフを揃えているぞ。
体験プレイでは最初のエリアを遊ぶことが出来た。
主人公は二段ジャンプと二丁拳銃を使うミア、浮遊能力とキャノン砲を使うシェリルの2人が使えたので、俺はミアを選択。通常ショットの他に、バリアと敵を追尾するロックオンレーザーが使用可能だ。
画面奥に進みながら敵を倒していくわけだが、『スペースハリアー』の特徴だった通常ショットにホーミングが付いてる仕様がオミットされており、ミアの移動方法は地上をダッシュ。
このせいで、画面をグルグル回るボスの弱点である頭部に弾がめっちゃ当てづらい!ロックオンレーザーは連発出来ないから、二段ジャンプでピョンピョン跳ねながら地道に当てるしかない。
ステージも単調だし、基本は『スペースハリアー』まんまで、そこに色々とシステムを付け足してる割にあんまり爽快感が無い印象だった。
まあ、ステージ開始時のアニメ演出はカッコ良かったし、キャラの育成や支援メカの強化などの要素やストーリーモードもあるので、やり込んだら変わるかも?
というわけでコナミブースで遊んできたゲームは以上!各タイトルのクリアファイルや下敷きもゲットしてきた。どのタイトルもしっかりノベルティが用意されていて嬉しい。
『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』の下敷き裏側はドットが散りばめられていて嬉しいデザインだった。人魚みたいなキャラ気になる~!