『ファイナルフォーメーション』ゲーム紹介 | SFマルチバース三部作「ファイナルシリーズ」公式サイト - 株式会社シティコネクション
『ファイナルフォーメーション』のレビュー行くぜ!俺がプレイしたのはSwitch版ね。
っていうかSteam版まだ出てなかったのか……。
パブリッシャー:シティコネクション
機種:Switch/PC
ジャンル:フリーマップ型サイドスクロールシューティング
発売日:2025/10/30
価格:2420円
Steam版は2026年発売予定
80年代にジャレコからリリースされた『フォーメーションZ』を元にした完全新作シューティング。合体変形可能な戦闘メカ「EX-PELL(イクスペル)」で宇宙からの侵略者と戦え!
シティコネクション×ハッピーミールで展開する「ファイナルシリーズ」の2作目。
ジャレコのSF作品を同一世界観で新解釈×クロスオーバーさせる企画で、1作目の『ファイナルエクセリオン』からそのまま続くストーリーになっている。
『エクセリオン』と『フォーメーションZ』の新解釈クロスオーバー、何人くらい付いてきてるのか分からない試みだ……!
・俺のレビュー
□【レビュー】武装はランダム!アドリブで敵群を殴り倒す合体シューティング!『ファイナルエクセリオン』【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義
システムがほぼ別物だった『ファイナルエクセリオン』に比べると、原作のシステムをストレートに発展させた本作の方がしっくり来た。
ただ、やりたいシステムにゲームの規模が追い付いていない作りで、もうちょっとバランス良くまとめて欲しかったな。

今回もワタリユウ氏によるフルカラーコミック風のイベントデモが挟まる。
ストーリーは『ファイナルエクセリオン』から5年後。前作主人公だったハズキ・コウムラは戦いで傷つき教官職に付いている。前回の戦いで地球は救えたが敵であるジーン・ビーストはこちらの武装をコピーし、更に凶悪に進化してしまった。
新主人公であるアイ・リンドウが超AIを搭載した最新鋭機「EX-PELL(イクスペル)」で出撃する!

結構ノリが軽い超AI。
「AIを搭載した相棒ロボット」でやりそうな展開をしっかりやるコテコテなストーリーになってるぞ。

オリジナルの『フォーメーションZ』は1984年にリリースされた2Dの横スクロールシューティング。
ボタン長押しでロボット形態と戦闘機形態を切り替えられるのが最大の特徴だ。Zガンダムやマクロスの影響を強く感じるシステムが、当時のゲームとしては新鮮だった点。
戦闘機になると消費していく燃料の管理も重要なポイントだ。
BGMがタイトル画面にしか無くて、シューティングなのに恐ろしく静かな事でもお馴染み。スペースインベーダーの方が賑やかだからな。

今回の『ファイナルフォーメーション』はオリジナルをオマージュしたステージからスタートだ。背景の山がめっちゃリアルになっている!カッコいいBGMもあるぞ!
オリジナルに近い強制横スクロールのステージと、左右に広いフリーマップを自由に移動するステージで構成されている。

左右に広いステージを移動し、基地でミッションを受注して敵の迎撃や荷物の輸送、人命救助などを行う。ミッション報酬で手に入る亜空間コアが一定以上溜まるとボスが出現。ボス撃破ミッションをすべてクリアすると宇宙ステージと最終決戦ステージに移行する構成だ。

操作は右スティックを倒した方向にショットが打てたり、バックダッシュと前ダッシュが可能だったりと、オリジナルから結構複雑になっている。

オリジナルはロボ形態と戦闘機形態の2形態だったが本作は各地で戦っているユニットと合体し、機動力が高くオプションも射出できるフォームや、水中でもスイスイ動けるフォーム、強力なキャノン砲を携えた地上戦フォームと、多彩な戦い方が可能になっているぞ。
変形から変形合体へ!オリジナルのロボットアニメらしさを拡張したシステムがイカしてる。

オリジナルは水に入った瞬間に即死というフロムソフトウェア作品のような仕様だったが、今回は水中もヘッチャラ!
基地の周りで自動で戦っているユニットと共闘し、危なくなってきたらそいつと合体して押し切る!なんて立ち回りも出来るのが熱いところ。

強力なPELショットも発射可能だ。形態によってまさに一撃必殺なドデカレーザーから、援護射撃してくれるビット射出まで様々。
別のユニットと合体すると回数が回復するので、どんどん分離と合体を繰り返して押す作り。

と、オリジナルの「変形」を更にロマン進化させた作りになっているが、ミッションを受けるために基地と基地の間を飛び回るのが作業的で、ミッション自体もザコ敵をチマチマ倒すものばかり。輸送任務もあるし、ザコを無視して飛んでるだけの時間が長い。
通常ショットと溜め打ちのビッグバンの使い分けが大事な辺りはオリジナルらしいところだが、燃料の概念が形骸化してるし、PELショットのゴリ押しでなんとかなる。
フリーマップも上下に広いだけで探索要素があるわけでも無く、せっかくの地形に合わせた合体変形があまり活かせていない。全体的にかなり大雑把なバランスだ。

中盤の宇宙ステージがめっちゃつまんないのも難点。
慣性の強い機体をフワフワ動かして、宇宙空間のどこかにある4つのコアを探すという構成。テンポ悪く爽快感も無く、『フォーメーションZ』らしさがあるわけでもない。大気圏突破で「ここであのオマージュか!」と盛り上げてからこれなので余計にキツい。
急に『ファイナル アストロロボ・ササ』やるのやめてくれ!

ボス戦は特定の形態を使って固定画面でのバトル。
やや敵弾が見辛いが、ここはボスの派手さと攻略パターンを見切る王道の手応えで楽しい。
空中戦や水中戦である意味が強くなっているし、ボスを追いかけるために一旦分離して戦闘機形態で追いかけるなど、シチュエーションによる盛り上げもある。
燃える展開を詰め込みまくった終盤のバトルもニヤニヤ出来た。さすがにノリが「あのロボットアニメ」の冒頭まんま過ぎるけど盛り上がったので良し!
結局、フリーマップより普通のボス戦や強制横スクロールの2Dステージの方が面白いんだよな……。『ファイナルエクセリオン』を踏まえたボスも登場するのがシリーズの醍醐味。

2~3時間くらいでサクッとクリア出来るボリューム。
それなりに面白いし、ロボットアニメ的な燃えを盛り込んだ進化も納得がいくものの、まとまりが無い……!『FZ: Formation Z』を遊んだ後に改めて遊ぶと更に粗が目立ってしまった。
・俺のレビュー
□【レビュー】「狙って撃つ」の極限に挑む!硬派ロボシューここに新生!『FZ: Formation Z』【PS5/Switch2/XBOX/PC】 - 絶対SIMPLE主義
ボス戦の盛り上がりは断然こっちなんだけどね。
『ファイナルエクセリオン』に続いてエンディング後に次回予告が挟まる構成で、三部作ラストはあのタイトル!ストーリー的にもこれまでの集大成!というわけでここが一番テンション上がったぜ。
なんだかんだで『ファイナルエクセリオン』『ファイナルフォーメーション』と、毎回まったくシステムに挑戦しているところは評価しているので、かなり捻ったシステムになるであろう最終作も楽しみにしておく!