8月13日にPS4のダウンロード専用ゲームとして突然配信された謎のホラーゲーム「P.T.」!
昨日2時間30分以上ぶっ続けでPS4からゲーム実況してそのままクリアしたので感想を書いておくぜ!
内容にもちょいちょい触れていくので先入観なくビビりたい人はみないでくれ。
生放送履歴: 絶対SIMPLE主義の実況コミュニティ-ニコニコミュニティ
実況のタイムシフトはこれね。
見る方もやる方もクタクタになりながらの実況!
あとでアーカイブ動画にして別にアップロードしておくのでそちらはしばらくお待ちを。
P.T.は既にファミ通とかでもバラされているが、
小島秀夫、ギレルモ・デル・トロ、ノーマン・リーダスが関わるサイレントヒル新作のティザーソフト。
ゲームを最後までプレイするとPVを見ることができる。
「謎のホラーゲーかと思ってクリアしたらサイレントヒル新作の告知が!」という内容なわけね。
プレイアブルティザーでP.T.。
あくまでもプレイアブルティザーなので、P.T.とサイレントヒルは全然違う内容になる模様。
ゲームを起動すると操作設定画面の後にいきなりこの地下室からスタートする。
そこから出るとどこかの家の廊下に出る。
廊下は狭いバスルームへの扉が1つ、最後まで開かない玄関の扉が1つ、
入るとループするドアの入り口と出口が1つずつ。
謎の写真やラジオなどいろいろ置いてあるが行ける場所は極めて少ない。
本作はこの狭い廊下だけを舞台にしたゲームだ。突き当たりのドアに入ると反対側のドアから出てくる無限ループ。
操作方法は左スティックで移動、右スティックで視点操作、右スティック押し込みで注視。
一部で×ボタンを使う箇所もあるが、基本的にはこれだけの簡単な操作となっている。
自由に動き回れるが、ゲームとしては総当りクリックゲーというか脱出ゲームに近い。
怪しいものを注視して片っ端から調べていき、正しい行動をするとゲームが進むと。
同じ廊下をグルグル回りながらあちこち調べていくと、
置いている物が変化したり照明がおかしくなったり不気味な声が聞こえてきたりとちょっとずつ変化が起こる。
こうやってゲームが進行していくんだけど進行フラグがマジ理不尽!
例えば途中で写真の切れ端を全部集めるとゲームが進む場面があるんだけど、
まず「写真の切れ端を集めないとゲームが進まない」がノーヒント。
加えて「写真の切れ端」が一見するとゴミか壁のシミにしか見えない見た目で、
それが天井の隅とかに配置されていたりする。もちろんノーヒント。分かるかッ!
単純な内容だがとにかくフラグが万事そんな調子で廊下グルグルゲー。
最後のクリア条件に関しては不確定要素が非常に多く、
クリアした人はいても確実な攻略方法はまだ確立されていないという……。
俺はゲーム実況しながらプレイして視聴者からヒント貰いながら進めたからクリア出来たけど、
1人じゃ絶対クリア不可能だったよ!
ホラー演出や音響に関してはさすがの凝りっぷりでヘッドホンだと臨場感はかなりのもの。
いきなりドーン!とか出てくる幽霊?とか、謎の胎児とか実に怖い。
昔のビデオテープみたいなザラッとした質感のフィルターが掛かってるのもホラーっぽい雰囲気があっていい。
まあフラグが理不尽で同じところ回ってばかりだから最後の方は完全に慣れちゃったけども!
そしてちょいちょい出てくるゴキブリの超リアルな質感と動きは勘弁して欲しい!
これがPS4のスペックを使って再現された汚い便器だッ!
1人じゃクリアできそうにないくらい理不尽なゲームを、
リアルタイムでヒント交換できるゲーム実況機能を標準搭載したPS4で無料配信し
ユーザーに実況しながらワイワイ盛り上がってもらい、クリアしたらサイレントヒル新作のPVが流れる。
という手法だね。
実際、謎の新作ホラーゲーの無料体験版ということで実況してるユーザーがかなり多い。
これはPS4みたいに実況機能を標準搭載してるハードならではの仕掛けだと思ったなあ。
実況抜きにしてもユーザー同士での謎解き情報交換はかなり盛り上がっていて話題性は十分。
ゲームとしての面白さは置いておいて小島監督の目論見は大成功といったところか。
まあマジで理不尽ゲーでヒント貰いながらでもクリアに苦労する内容なので、
俺が実況した時は最後の小島秀夫の名前が出るところで視聴者と
「戦犯」「お前の仕業か!」「絶対に許さねぇぞコジマドラシル!」などの罵詈雑言で盛り上がりましたね!
おのれ小島監督!