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Switch「いっしょにチョキッとスニッパーズ」1人プレイレビュー!無限の発想力で紙を切り裂き、道を切り開け!

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いっしょにチョキッと スニッパーズ | Nintendo Switch | 任天堂

 

いっしょにチョキッとスニッパーズの1人プレイレビュー行くぜ!

 


メーカー:任天堂

機種:Switchダウンロード専用ソフト

ジャンル:コミュニケーション・アクションパズル

発売日:2017年3月3日

価格:1800円(税込)


 

任天堂がスイッチのロンチとして送り出した完全新作パズルアクション!

イギリスのSFB Gamesと任天堂の共同開発した作品。

 

紙のような体をしたスニップとクリップという、

2体のキャラを上手く操作してお題をクリアしていく内容だ。

時には協力し、時にはギミックを動かすために

自分の体をチョキチョキと切って形を変えて進む。

ジョイコンを1つずつ使って2人でプレイすることも可能となっている。

 

マルチプレイがメインっぽく見えたので対戦相手がいない俺はスルーしたんだが、

任天堂のスイッチ向け完全新作の1本ということでやっぱり気になったので購入。

実際にやってみると

確かに2人プレイがメインな作りで最大4人で遊べる協力&対戦モードもあるが、

メインとなるモードは1人でも最後まで問題無く遊ぶことが出来たぞ。

 

まあ、リアル友人とかと遊んだ方が

2倍楽しくなりそうな楽しそうな内容ではあるが……。

そんなことを気にしても仕方がない!

1人で3倍楽しむ努力をすれば良いのだ!俺が3人分になる!

 

というわけで1人プレイでクリアまで遊んだ人間からのレビュー内容になるが、

やってみると新作パズルアクションとしてかなり面白かった。

基本ルールは単純なのに

あの手この手でこちらを悩ませるステージの多彩さに唸らされたぜ。

グラフィックや音楽のセンスも良い。

 

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モードは1~2人で全45ステージをクリアするワールドモード、

2~4人で協力してステージをクリアするパーティモード、

2~4人で対戦するバトルモードの3つが存在するが、

今回のレビューでは1人で遊べるワールドモードのみ紹介するぜ。

 

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いや、実は2~4人で協力するパーティモードも1人でやってみたんだが、

4体のキャラを2つのコントローラーで

操作しなきゃいけなくて脳がショートしそうになった。

このモードはクローン技術が発達して

俺を4人に増やせるようになったらレビューします。

 

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ゲームは1画面。

スティックでキャラを動かして、

ボタンでジャンプと体のキリトリ、体の角度調整が可能。

こんな感じで2体のキャラを重ねてボタンを押すと……。

 

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重なってる部分がチョキッ!と切れてそのままになるのだ。

 

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水を運ぶために凹んだ形にして水を溜めて運んだり、

魚を運ぶためにお皿のような形にして水槽から魚をすくったり、

自分の体を切って特定の図形を作ったりと、

お題に合わせた使い方はプレイヤーの発想次第。

 

切り過ぎると消滅して初期状態に戻るので死なない程度に切断しよう。

間違って切り過ぎても「1手戻す」操作があるので安心。

 

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体を切って、協力して、謎を解く!

 

ルールは単純だがとにかくステージの多彩さが凄い。

進める度に「どうすりゃいいんだ?!」と言いたくなるギミックが次々に登場する。

 

2人で6つのスイッチを同時に押すにはどうしたら良いのか?

 

水が掛かるとキレて家に帰る謎の生物に

水が掛からないようにするにはどうしたら良いのか?

 

鉄アレイみたいな形の不安定なパーツを

壁のスキマに差し込むにはどうしたら良いのか?

 

一見すると難しいお題が多いがバランスが良く、

キャラの形を切りまくっているうちに少しずつ光明が見えてくる感じがたまらないぜ。

多人数プレイであーだこーだとケンカしつつ試行錯誤するのが盛り上がりそうだが、

俺は1人なので内なる心の声に耳を傾けながらのプレイとなった。

 

それでいて超ガチガチのパズルゲームというわけではなくて、

物理演算を使っているので発想次第では

ゴリ押しでなんとかなることもあるのもまた楽しい。

とてもパーティーゲーム的であるし、

「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」感もある。

リンクさん!蛮族の力、おかりします!

 

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こちらはトロッコに乗った女の子の進行上にある紙を切り、

すべてのダイヤを取れるルートを完成させるステージ。

こういうさりげなく可愛い女の子をさりげなく出してくるよな任天堂は。

 

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ジョキジョキ切ってたらなんかスプラトゥーン感出た。

 

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スニップとクリップの2人が表情豊かなところも気にいってるぜ。

体を切った時や何かにぶつかった時、背伸びをしている時など、

こちらの操作に合わせてコロコロと表情が変化するのが楽しい。

このウザい顔が遊んでいるうちに好きになってくる。

顔のデフォルメはなんとなく海外っぽいセンスよね。

 

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1人プレイだと全45ステージクリアまで遊んで5時間くらい。

シビアに見えて割と判定のゆるいステージもあったりで難易度は程良いレベルかな。

ルールは単純ですぐ飲み込めるし協力モードも対戦モードもある。

幅広い年齢層に遊んでもらいたいのか、テキストは最小限で漢字も使わず、

画面を見ればステージクリア条件が分かるようにしてある。

 

純粋にパズルアクションとして面白くてシリーズ化して欲しいくらい。

これは本体に最初からコントローラーが2つ付いている

ニンテンドースイッチのロンチの中でも、

かなりのダークホースだったのではと思わされたぜ。

 

まあ……強がってみても1人プレイだとやっぱりちょっと寂しいけどね!

これを見ているキミたちは友人や家族とワイワイ盛り上がりながら楽しんでくれ!