驚くほどゆるいメインビジュアル！キッドトリップ RUN!のレビュー行くぜ！
俺がプレイしたのは3DS版ね。
メーカー：レイニーフロッグ
機種：3DS/Switch
ジャンル：アクションゲーム
発売日：2017年8月30日
価格：税込500円
レイニーフロッグがローカライズするランアクションゲーム。
スマホからの移植となる。
全20ステージで難易度は高いが、その分1ステージが短いのでお手軽。
いかにも昔のジャンプアクションの難関ステージっぽい、
連続ジャンプやギリギリのジャンプを活用するシーンが次々に飛び出す内容で、
ゲームバランスは良好。
やり込み要素も用意されてるし
3DSで遊ぶランアクションとしてなかなか良かったぜ。
動物の群れに追いかけられる謎のオープニングからスタート。
自動で主人公が右に移動し続けるので、
プレイヤーはダッシュで移動速度を上げたり、
ジャンプしたり、石を投げて敵を倒したりしながらゴールを目指すのだ。
公式を見ると操作方法を
「ウォーク」「ダッシュ」「ハードコア」から選べることをウリにしてるが、
基本的にダッシュ状態で走り抜けた方がタイミング合わせやすい場面が多いので、
デフォルト操作がダッシュになる「ダッシュ」操作がオススメ。
というか「ハードコア」は単に操作性を悪くするだけのような。
3DSでも山ほど溢れてるレトロゲー風のビジュアルだが、
本作はゲームボーイカラーやゲームギアっぽいタッチ。
看板を吹っ飛ばしてゴールするクリア演出は完全にソニック・ザ・ヘッジホッグ。
床が格子状の模様なのもそれっぽい。
かと思うとスーパーマリオランドっぽい足場や敵もいたりで色々と懐かしい。
敵の突進を避け、ジャンプで足場やジャンプ台を乗り継ぎながら先へ進む。
石を投げれば敵を倒せるが、
敵を足場にしないと進めない場面も多いので迂闊に連打すると詰む危険アリ。
難易度は高めで、飛んでくるコウモリを連続で足場にして先に進むとか、
ジャンプ台で大ジャンプした直後に溶岩から飛び出す敵を連続で足場にして先に進むとか、
いかにも昔のゲームっぽい難易度の高いジャンプアクションを要求される！
しかし理不尽さは無く、
どのステージも連続ジャンプの気持ち良さを凝縮した構成だ。
海に落下してもタイミング良くジャンプボタンを押すと
水面を蹴って脱出できるのは好きな要素。
ステージ内にあるコインを100枚集めるとトロフィーが貰えるやり込み要素もあり、
ステージセレクトも完備してるので
一度クリアした後は1ステージずつやり直して回収も可能だ。
1ステージが短いし無限コンティニューなので難易度は高いがクリアは難しくない。
死に覚えゲーなのでノーコンティニュークリアを目指した場合はかなりの難易度だが、
10機スタートで、コイン100枚ごとに1UPするから救済措置はある。
ザコの種類は少なくボス戦なども存在しないが、
ラン系アクションとしての気持ち良さを
しっかり押さえてあって値段分は楽しめる作品。
3DSは安価な2Dアクションの層が厚いので
あえてイチオシするほどではないんだが、なかなか面白い1本だったぜ。
