Nintendo Switch|ダウンロード購入|Mars: Chaos Menace (マーズ:カオスメナス)
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クリアしたので『Mars Chaos Mars』のレビュー行くぜ!
俺が遊んだのはPS4版ね。
メーカー:eastasiasoft
機種:PS4/Switch/Xbox One/Steam
ジャンル:シューティング
発売日:2020/04/30(PS4/Switch)
価格(税込):1000円(PS4/Switch)
3Dグラフィックで表現された縦スクロールの弾幕シューティングだ。
テラフォーミング技術を身に着けた人類と異星生命体の死闘を描いた内容。
海外製ながら『エスプレイド』『怒首領蜂』『斑鳩 IKARUGA』
『MARS MATRIX』などの日本のシューティングからインスパイアを受けたらしいが……。
ゲームとしての基礎的な部分がまったく出来ておらず、
インスパイア以前の問題が山積みの雑な内容だったわ!
難易度イージー、ノーマル、ハードがあり、ボーナスステージを含めてステージは10以上。
1ステージずつ攻略していく構成なので、
やられてもそのステージの最初から何度でもやり直せるようになっている。
ストーリーは最初と最後にちょっとだけ軽いデモが挟まるだけなのでほぼおまけ。
成長要素なども無いアーケード的な作りで、ステージ最後のボスを倒せばクリア。
システム面では強力な直線攻撃であるプラズマと、
敵弾を防ぐシールドを自由に使えるのが特徴。
どちらも使い過ぎるとオーバーヒートして一定時間使えなくなるが、
シールドは一度オーバーヒートさせるとスペシャルアタックが1回分補充される。
なので、あえて敵弾をシールドで受けまくってオーバーヒートさせ、
ボス用のスペシャルアタックを補充しておく……という戦い方も出来るのだ。
攻防一体のシールドだ。
画面下にも攻撃出来るのが特徴で、
ボス戦だと画面上に回り込んで撃つ場面もあったりする。
そういうゲームだが、
画面横や画面下からザコ敵が高速で突っ込んで来る初見殺しや、
敵弾の見辛さで難易度を上げているので遊んでいて非常にストレスが溜まる。
シールドがあるから少し理不尽でもいいだろうという考えかもしれないが、
本当につまんない初見殺しばかりだからシールド関係なくイラッとするわ!
敵が画面を横断するレーザーを発射したままいきなり画面内に飛び込んでくるとかな!
四方から敵が飛び込んでくるのに通常ショットが横に狭いので倒し辛かったり、
パワーアップアイテムを取るとドローンが援護射撃してくれるものの、
時間経過ですぐに消滅しちゃうのもじれったい。
画面の見辛さで特にヤバいのは雪中ステージ。
弾幕シューティングなのに背景が猛吹雪という驚愕の構成!
初めて見たわこんなの!
やめていいかな #PS4sharehttps://t.co/hDysYnZV5j pic.twitter.com/evBIBNswZv
— ラー油/Vゲームブロガーらあゆちゃん (@daikai6) May 1, 2020
既存のシューティングのどこら辺をインスパイアしたらこうなるんだろう……。
黄色いクリスタルを延々と取り続けるボーナスステージがあるんだが、
見辛いクリスタルを避けていくと、更に見辛いクリスタルが出てくるという構成。
そういうギャグかと思った。
効果音や敵を倒した時の演出が弱いせいで全体的に爽快さも薄い作りだ。
倒したボスもフワッと消えていく。
まあ、初見殺しに頼り過ぎで動きも安っぽいとはいえ、
ボスのデザインと攻撃パターンがそれなりに豊富なところは評価したい……が、
後半は一度倒したボスの再登場が延々と続き、
ラストステージにラスト感がまったくないため、
心の中でボスを評価しようという気持ちが雪のように溶けていく。
キーコンフィグが無いのも地味につらい。
ステージセレクトがあってやられたステージの最初から何度でもやり直せるし、
敵弾はシールドでのゴリ押しがある程度効く。
なので、理不尽ではあるものの、
難易度ノーマルでやる分にはそこまで難しくはないんだが……。
敵配置が雑過ぎて単純に遊んでいて楽しくないシューティングだった。
PV見たら面白そうだっただけに残念。
eastasiasoftがローカライズするシューティングはハズレ多いぜ!