CYNOROID -GENTAGELSE- on Steam
『CYNOROID -GENTAGELSE-』のレビュー行くぜ!
メーカー: Crush-vAdin
機種:PC
ジャンル:アクションシューティング
発売日2019/09/01
価格(税込):410円
日本の個人ゲーム製作者であるBhaskara氏が開発したアクションシューティングだ。
日本語非対応と書いてあるが、
会話シーンや複雑な要素の無いアクションゲームなので、
特に問題なくプレイ出来るぞ。
steamでゲームを発売した話 にさくめ。 - ばすばすばーすから
制作者さんがずっとニコニコで進捗動画を上げていて、
自分のブログでも話をしてるのを見て興味を持って購入。
『DOOM』などに影響を受けたレトロPC風のアクションで、
俺はそこら辺疎いんだけど楽しく遊べたぜ!
6ステージ構成のアクションゲーム。
実験施設で生まれた試験体たちがひたすら戦うストーリーだ。
キーボードとマウス操作が基本のシステム。
WASDで移動とジャンプを行い、マウスで照準を動かして撃つゲームだ。
マウス左クリックで攻撃、右クリックで無敵のロール移動、ホイールで武器切り替え。
武器は4種類あり、基本装備で豆鉄砲のARM GUN、
射程は短いが強力で敵弾も消せるCUTTER、
火炎放射で炎の壁を作れるBURNER、強力かつ爆風もデカいCANONNだ。
ARM GUN以外は弾数に制限があるので、
弾が落ちている場所も踏まえた使いどころが肝心。
やはりCANONNが強いのでボス戦でぶち込みたいが、
爆風でザコを一掃できるのでも使いたくなる。
ザコを倒しながら進んで、最後に待ち受けるボスを倒せばステージクリア。
とにかくバンバン撃ちまくるゲームというより
集団で突っ込んでくるザコを引き撃ちで処理したリ、
地形に敵を引っ掛けたりと、一発一発を大事にして敵を肉塊にしていくバランスだ。
ロールとマウスエイムの合わせ技で敵を狙い撃ちしていくのが楽しいし、
ボスの攻撃パターンも理不尽さが無く、動きを見切る面白さがちゃんとある。
やられて残機が残っていたらチェックポイントから再開。
残機が残っていなかったらコンティニューでそのステージ最初から。
コンティニューも無くなったら最初からやり直しだ。
程良く緊張感が保てるバランスで個人的には好み。
グラフィックはチープだけど、
ボスキャラが他の試験体を切り裂きながら登場したリ、
ステージクリア時に主人公が腕をシュッとカッコ良く振ったり、
細かいところで印象に残る演出を盛り込んでいる拘りもいい。
敵のやられモーションの細かさも気持ち良さに繋がってていいね。
撃った敵がドロドロになってくたばっていくぜ!
BGMもステージの不気味さにうまくマッチしてる。
気になったのは下に何があるか分からない穴に
飛び降りる場面がちょいちょいある点。
降りてみたらすぐ下にザコが居たり普通に即死だったり。
基本的に一本道で、そういう穴や脇道に
回復やパワーアップが置いてあるんだけど、全部無視した方がよほど安定する。
つまり軽い探索要素があんまり噛み合ってないってことね。
あと、変にシビアなジャンプ&ロールを要求されるステージ2だけ、
敵の配置も含めて完成度が低く感じたかな。
四肢が取れた死体がこちらを睨むゲームオーバー画面。
荒削りなところもあるものの、
ジメジメしたステージで、クリーチャー共をマウスエイムでグロく撃ちまくる!
というコンセプトは形に出来てて面白かった。
クリアするだけなら2時間ほどでサクッと遊べるし、
物足りなければ高難易度モードやスペシャルステージもある。
システムや雰囲気にピンと来た人なら、なかなか楽しめる1本かな。
ちなみに続編である『CYNOROID GAIDEN』も配信されている。
こっちも購入済みなのでそのうち遊ぶ予定だぜ。