寿司パーティー ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『寿司パーティー』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはSwitch版ね。
メーカー:アネラゲームスタジオ
機種:Switch/Steam
ジャンル:シューティング
発売日:2021/01/28(Switch)2018/04/26(Steam)
価格:1000円(Switch)498円(Steam)
銀河存亡を賭けてエビとマグロがビームを発射して激突する!
寿司を題材にした、光と音のSFアクションシューティングゲームだ。
銀河の渦は、さながら回転寿司の如く回り始めた……!
日本語非対応と書いてあるが、
ゲーム中にほとんどテキストが無いというだけで日本のゲームだ。
PVなど見てもあんまりピンと来てなかったんだが、
寿司もシューティングも好きだし、開発してる人がVTuberやってることだし、
いっちょ買ってみっか!と挑んでみた。かなり厳しいデキだったわ!
短いステージを次々にクリアしていく全方位シューティングで、
右スティックで狙いを付けてZRトリガーで射撃。
特定の敵を倒してそいつの死体をキャッチすると、ZLトリガーで特殊武器が使える。
イクラを倒すと炸裂弾、タマゴを倒すとレーザー、ハンバーグなら弾を消すガスなど。
マグロを倒せばステージクリアというルールだが、パズルっぽい構成になっており、
「どの敵から倒す?」「マグロを倒すには武器をどう使う?」
「敵の弾を防ぐにはどの武器を使う?」というのを考えながら立ち回る必要がある。
やられても同じステージから何度でもやり直せるぞ。
ただ、慣性の利いた挙動で操作しにくく、
狭い通路や触るとダメージの赤い壁を多用する構成なのが大分ストレス。
無敵時間が無いから連続攻撃喰らうと即死するし、
撃った弾が敵弾に当たると相殺される仕様があるのに敵が弾幕張ってくる。
後半は倒せないザコ敵がひたすら追いかけてくる。
なかなか弾が当たらない状況で、ツルツル滑る挙動を制御しながら、
敵弾や敵の間でチマチマ弾を撃ち続ける……というステージが多いゲームだ。
無敵時間が無いのは敵も同じなので、
逆に「マグロの死角から回り込んでボタン連打」だけで雑に終わるステージも少なくない。
シューティングとしては単純に操作してて楽しくないし、
パズルとして見ると解法が単純なステージや構造が似たステージが多い。
敵が増援で来るステージは、
敵が突然画面内に出現して弾をすぐ撃ってくるのも気になるし、
BGMが爆音なのにオプションで音回りが一切弄れないのも辛い。
というかオプションが無い。
設定だけ見るとバカゲーなんだが、演出や見せ方がとにかく地味なので、
そういう部分に期待しても盛り上がりに欠ける。
「寿司がビームを撃てば面白いだろ」というだけで止まってる。
あと、これは俺だけの症状かもしれないんだが、
難易度ノーマルでラスボス戦に突入すると、
確定でフリーズするのでクリア出来なかった……。
フリーズは俺だけの症状かもしれないので評価に含めないとしても、
Switch版、これで1000円はキツい!というのが素直な感想だなぁ。
パズル要素のあるシューティングとして破綻している……と言うほどでは無いんだが、
手触りが悪い上にこのゲームならではの工夫や、
バカゲーらしい演出の派手さも無く、雑な部分がひたすら目立つ。
キャラを寿司にして誤魔化しただけのゲームって印象を受けてしまった。
これ買うならスシローに行った方がいい……!