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感じたのは執念!怒涛の高密度迷路を刮目して見よ!『迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ』レビュー!【Switch/PC】

 

 

迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

Steam:迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ

 

『迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー: Pixmain

機種:Switch/PC

ジャンル:迷路ゲーム

発売日:2021/6/22(PC)2021/7/15(Switch)

価格(税込):1180~1220円


 

日本のIC4Designが手掛け、世界で大ヒットした絵本『迷路探偵ピエール』を、

フランスのスタジオであるDarjeelingがゲーム化したものだ。

迷路を歩いてゴールを目指しつつ、隠されたアイテムを探したり、

ヘンテコなキャラたちとの会話を楽しんだりする内容。

 

ゲームとしては非常に単純なんだが、

原作の高密度な絵柄をそのままゲームに落とし込んだビジュアルが圧巻。

正直、レビュー記事だと魅力が伝わらないのでPVを見てくれ!

凄いと思ったらそのまま買ってくれ!としか言いようが無いな……!

 

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ストーリーは、周りを迷路にしてしまう「迷路ストーン」が怪盗Xに盗まれた!

名探偵ピエールは友人のカルメンと共に調査に向かう!というものだ。

児童向け作品の王道を往く少年探偵モノだね。

 

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メインメニューからして画の情報量が多くて仰け反る。

 

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項目を選ぶ度にカメラが動いて、

ピエールの部屋のあちこちが映し出される。

迷路で集めた記念品が収納される棚もあり、ゲームを進めるとどんどん豪華になっていく。

隅々までじっくり見たくなる密度だがこれはまだ序の口。

 

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数画面のサイズで表現されたステージが圧巻!

様々な服装、様々な人種、様々な生物が画面がみっしり埋まっていて、

そのすべてのキャラや背景がしっかりアニメしてる。 

 

 

基本は怪盗Xが待ち受けるゴールを目指すゲームだが、

近づくと何かリアクションをするキャラが多いし、

細かい会話もいろいろあるから探索が楽しい作りだ。

 

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素晴らし過ぎる美術の中で細かいキャラたちが生き生きと動き回っているので、

「こいつは何をしているのかな?」「なんか変な奴がいるけど一体?」

「この建物はなんだろう?」と、想像の翼が広がりっぱなしで飽きさせない。

Switchの携帯モードでも十分遊べるんだけど、大きいテレビで遊ぶと迫力がすごいぞ!

ぼーっと眺めていたくなる。

 

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ステージ2の仏像と一緒に酒飲んでる酔っ払いが特に好き。

 

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脇道に隠された3つの星や、怪盗Xの手掛かりメモ、

記念品を手に入れるためのミニゲームもある。このメモがまた凝ってる。

星や宝箱の場所を確認し、道の繋がりを推測しながら迷路を進むのだ。

まあ、別に取らなくてもクリアは出来るのでやり込み要素だね。

 

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やや気になった点はテキストかな。

こういうすっとぼけたテキストで基本的には面白いんだけど、

たまにテキストが硬くなる時がある。

漢字にふりがなが振ってないのも惜しい。原作は絵本なのでちゃんと振ってあるぞ。

 

画面の密度が凄いからこそズーム機能も欲しかったな!

一応Switchの本体機能にズームはあるんだけど使い辛いからね。

ゲームの機能として搭載して欲しかったよ。

 

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全10ステージ構成で、数時間くらいで終わるとは思うが満足感と幸福感がすごい。

これぞ「絵本の世界を冒険するゲーム」だ。

元々書き込みが凄かった絵本を、ゲームとしてそのまま動かしまくるこだわりが圧巻。

見所だらけというか、見所の中を歩き回るような内容になってる。

このゲームが1200円くらいで、原作の絵本が1400円くらいで売られてるの、

何か色々おかしくないか……?

 

世代的には『ウォーリーをさがせ』を思い出して懐かしくもなったね。

ゲームならではの圧倒的ビジュアルショック。是非体感してくれ!