フレディ スパゲッティ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『フレディスパゲッティ』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはPS4版ね。
パブリッシャー:ラタライカゲームス/ Playful Pasta
機種:PS4/Switch/Xbox/PC
ジャンル:3Dアクション
発売日:2020/4/01(PC)2020/12/16~17(PS4/Switch/Xbox)
価格(税込):500~520円
実験で自我を持ってしまったスパゲティ「フレディ」を操作して、
様々なステージをクリアしていく。
物理演算を使ったシュールでおバカな3Dアクションだ。
トーストが主役のアクションゲーム『I am Bread』辺りの二番煎じかな。
いかにも値段なりの一発ネタバカゲーに見えるが……まさにそんな感じでした!
方向スティックで進む方向を決めながら、
ボタン長押しでパスタの左端と右端に力を込め、ジャンプして進む操作形態だ。
タイミング良く両方に力を込めれば大ジャンプ!
短いステージを次々にクリアしていく構成で、
家の中から始まり、巨大化して街を破壊したり、警察に追われたりしてるうちに、
時空を超えた大冒険へと発展していく。
恐怖!巨大パスタ!人間たちは悲鳴を上げて逃げていく!
全然パスタに見えないのはご愛敬だ!
ただ、全体的にハジケ不足。ステージ数は50と多いものの、
ナレーションを聞きながら直進するだけのステージが中心。
それ以外もひたすら連打で敵から逃げ続けるとか、
変にシビアな操作を要求されるとか、
長いだけで単調なステージが始まるとかでどうにも面白くない。
街を破壊するステージもちょこっと消火栓とかを壊せるだけだ。
この楽しそうなメインビジュアルとは違ってチマチマしたゲームだ。
単純にパスタがどんどんデカくなりながら街を壊すゲームで良かったのでは。
俺は人間たちにもっとパスタの恐ろしさを教え込んでやりたかったよ……!
中盤から後半は西部劇や電脳空間が舞台となり、
もはやグラフィックも含めてパスタである必要性が無くなっていく。
予想のつかないカオス展開と言えば聞こえは良いが……。
単に行き当たりばったりなだけに感じてしまった。
スパゲッティコードってネタなのは分かるんだけども!
ネットでパスタ食ってるおっさんの画像(多分フリー素材)を見て、
自分が食い物であることを知ってショック受けるシーンがピークだったかなぁ。
この手のSteam発の低予算一発ネタバカゲーのご多分に漏れず、
アセットが多く使われているゲームでもあり、「面条」の看板がある街も使われている。
俺が以前遊んだ『ドランク・フィスト』や『Hentai vs. Evil』でも使われているアセットなので、
「またこの街に来ちまったか」ってなった。しかもこのステージだけ異常に難しいんだよ!
ラタライカゲームス作品らしく、プラチナトロフィーが簡単に取れる仕様。
しかも全50ステージ全部にトロフィーがあるので、ちょっと遊ぶだけで大量獲得だ。
空しい勲章が積み重なっていくぜ!
2時間掛からずにコンプ可能。
ゆで過ぎてグデグデになったパスタのようなゲーム。
いや、ゲームというより、製作者の小ボケに延々と付き合わされるソフトって感じだった。
「サンドボックス」っておまけステージを選択すると、
ただの砂場が表示されてそのままステージクリアになるとか……。
マインクラフトみたいなゲームが始まると思った?まさにサンドボックスってね!
俺が滑ったみたいになるからやめて貰えます?
まあ、定価500円でセールだと半額とかになるので、
何かのついでに買って暇つぶしに遊ぶならアリかも。