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【レビュー】過去と未来の事件が交錯する。緊張感高まる5作目!『サイコミステリー・シリーズ Vol.5「Cold Rain」』【Switch】

 

サイコミステリー・シリーズ Vol.5「Cold Rain」 - G-MODEアーカイブス

 

『サイコミステリー・シリーズ Vol.5「Cold Rain」』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:ジー・モード

機種:Switch

ジャンル:推理アドベンチャー

発売日:2023/11/2

価格:800円


 

2005年頃に元気(ゲームメーカー名)がガラケーで展開していた『サイコミステリー』シリーズの5作目を移植した物だ。超常的な力を持った登場人物たちが、聖書や神話に準えた凄惨な事件に挑むシリーズ。純粋な推理モノというよりは、怒涛の展開や人間模様を楽しむノリだ。

 

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Vol.4からの流れで未来視を持つ女刑事の遥と、その幼馴染で天才的な推理力を持つ相田衛のコンビがメイン。今回は2人の過去と家族について掘り下げる構成で、6年前の事件と現在の連続殺人事件を同時に描き繋げていくシナリオだ。

 

新キャラが良い味出してるし、主人公サイドの追い詰められ方もこれまでになく緊張感あって面白かった。

 

 

導入編ではとある強盗事件の調査と同時に、コンビニ強盗事件に巻き込まれた学生時代の遥と衛が描かれている。引っ込み思案な衛が現代と全然違う性格で新鮮だ。

遥は昔から無茶苦茶であんまり変わってねぇ……!捜査は警察に任せろと言っても通じない!

 

 

過去作で少しだけ描かれた遥の父親もガッツリ登場。2作目から重要な立ち位置になっていた「6年前の事件」を掘り下げていく。

 

 

そして6年前の猟奇殺人事件と、現代で発生している連続殺人事件の共通点が少しずつ浮かび上がる。関係者ということで捜査から外されつつも、やっぱり捜査を続けちゃうのがいつもの遥。

 

 

そしてテキストベースだから許されるえぐめの死体描写。

 

 

遥をサポートするのが新キャラとして登場する刑事のチョーさん。見た目も性格もいかにもな昔気質の刑事で、昔から知る遥のことを「ハル坊」と呼んで手玉に取るのが良いね。

 

 

面倒くさいけどなんだかんだ親切な鳥越警視正も健在。メインキャラの人間関係周りを改めて掘り下げており、続編であるVol.6への布石が多し。

 

 

ゲームとしてはこれまで同様の作り。あちこち移動して調べて回るテキストアドベンチャー。手掛かりをしっかり集めてリストを全部埋めないとバッドエンド。使用に制限のある「未来視」を特定のタイミングで使わないと、手掛かりが見つからなかったり、バッドエンドになったりする。テキストの早送りはあるが、マメにセーブを残さないとやり直しが面倒だぞ!

 

 

今回も1~2時間くらいのボリューム。

いつも以上に単独行動多めで突っ走る遥と被害者の多さは緊張感あったし、「未来視」の使い方が決まってるラスト、次回への引きの強さ、過去と現代の繋げ方に、決意に至る学生時代の二人の描写にと、直近のシリーズでは一番面白かった。シーンに合わせた専用のグラフィックが多めなのも印象的だったね。