https://www.choaniki-collection.com/
超兄貴COLLECTION (@aniki_col) / X
『超兄貴COLLECTION』を名乗る怪しげなアカウントとティザーサイトがオープン!
テレネットリバイバル公式が関連した新たなプロジェクトなので恐らく復刻かな。
『超兄貴』は1992年に日本コンピューターシステムから発売されたシューティング。惑星を侵略してプロテイン採掘プラントを作りまくる「ボ帝ビル」から宇宙を救うために戦う内容だ。
異様すぎる世界観に、筋肉ムキムキでパンツ一枚のキャラの頭部から「メンズビーム」なる攻撃を放つシステムなど、今も語り継がれるバカゲーの金字塔。よくゲーム実況もされている。
背景美術も含めたシューティングとしての作り込みに、葉山宏治による常軌を逸したセンスのBGMなど。ただの一発ネタではない格の高さもあった作品だ。ちなみに今回のティザーサイトで捕まっている二人は兄貴じゃないぞ!
その後、PCエンジンで続編である『愛・超兄貴』が登場し、スーパーファミコンの『超兄貴 爆烈乱闘篇』でまさかの格闘ゲーム化。PSとSSで実写シューティング化と、なんだかよく分からない方向に進んでいき、ワンダースワンで『超兄貴 男の魂札』なるカードRPGが出たりと迷走が凄い。
LIG、スマートフォン向けリズムゲーム「ダンシング・オブ・超兄貴」を配信開始 | 株式会社LIGのプレスリリース
2009年に『零・超兄貴』を出してから音沙汰が無かったが、2022年にスマホで『ダンシング・オブ・超兄貴』を展開。超兄貴をリズムゲームに……?いや、初代はゲームよりサントラが売れたという伝説があり、BGMが強いシリーズだから意外とアリか?
と思ったらリズムゲームとして激チープな上に、スカスカな曲数を著作権フリーの有料音源で水増しするという壮絶極まり無い内容!配信5カ月でサービス終了という討ち死っぷりを見せた。
そういう流れなので今回の「ANIKI is coming back!」という掛け声も2年ぶりに帰ってきた!くらいのパワーである。『超兄貴』、定期的に筋肉がしぼんだ状態で復活してすぐいなくなるイメージあるんだよなぁ。
今回の『超兄貴COLLECTION』はエディアが展開しているテレネットリバイバル枠での登場となり、タイトルから考えてもNintendo Switchでの移植になるだろう。
『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』『コズミックファンタジーCOLLECTION』『テレネットシューティングコレクション』『天使の詩COLLECTION』と同じ枠。『超兄貴』は日本テレネット作品ではないんだけど、新シリーズかな?
これまでレトロPC、PCエンジン、スーパーファミコン、メガドライブ辺りのソフトしか復刻してないシリーズだから、恐らくPCエンジンの『超兄貴』『愛・超兄貴』のカップリングで、スーパーファミコンの『超兄貴 爆烈乱闘篇』もワンチャンありそう。PSからの作品は収録難しいかも。
まあ、これまでの流れを見るとまずクラファンで先行購入を募り、ソフトは『超兄貴』と『愛・超兄貴』の2本でフルプライス取った上で、高い限定版と店舗特典モリモリで出すのは間違いないだろう……!テレネットリバイバルは全部これで出してるからな!覚悟しとけよ!グッズとかサントラ出してくれるのはありがたいんだけどね!
とはいえ『超兄貴』と『愛・超兄貴』の移植は『PCエンジンmini』を除くとWiiUのバーチャルコンソール以来となるので貴重な移植である。続報を待とう!