シティコネクション - 東京ゲームショウ(TGS)2024 特設サイト
東京ゲームショウレポート!
ジャレコ作品を中心に様々なクラシックタイトルの復刻、新作発売を行うシティコネクションは『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』や『ウルフファング・スカルファング サターントリビュート Boosted』『RIKI 8Bit GAME Collection』『ジャレコレ ファミコン編』『UNDER DEFEAT』と、マニアが唸る顔ぶれでブースも濃い!
じゃじゃ丸くんを筆頭に歴代ジャレコ作品のパッケージソフトが展示されているし……。
キラキラしたポストカードやステッカーに、ジャレコのロゴ入りショッパーも配布!
ジャレコの思い出を書くフリーノートも。ファミコンで出たハゲ丸くんを書いてる人がいて嬉しかった。俺はやっぱ『ゲーム天国』なんだよなぁ。時点でハゲ丸。
10月にプラモデル化される「ウルフファング空牙2001 TYPE02 天雷」の原型も展示されていたぞ。かっけぇ~!
そして燦然と輝く『ファイナルフォーメーション』と『FZ: Formation Z』の2本。
令和に『フォーメーションZ』の新作が2本展示される異常ブースがここだ!
しっかり2本ともプレイしてきた。
ファミコン版のパッケージに、ロゴやゲーム説明のアクリルプレートがズラッと並んでいてテンションが高まる!プレスキットも貰って来たのでいくつかスクショも貼っていくぞ。
SFマルチバース三部作「ファイナルシリーズ」公式サイト - 株式会社シティコネクション
『ファイナルフォーメーション』(2025年にSwitch/Steamで発売予定)は、『ファイナルエクセリオン』に続くファイナルシリーズの2作目だ。
ストーリーも地続きになっており、前作の主人公は一線を引いて教官に。新たな主人公に託された可変合体戦闘メカ EX-PELL-A《アブルーム》が戦場へと飛び立つ!
ファミコン版で散々見た山の背景からスタート!この実家のような安心感よ……!
強制スクロールだったオリジナルとは異なり、左右に広いマップを自由に飛び回りながら、各地のボスを倒していく形式だ。味方の基地で回復も可能。
戦闘機形態とロボ形態を切り替えて戦うが、こちらもオリジナルとは異なり、近くに支援機がいないとロボ形態になれない。変形メカではなく合体メカになっているのだ。
支援機の種類によって異なるロボ形態に合体可能で、攻撃のバリエーションは増えている。ロボ形態のモサッとした挙動や微妙に狙いにくいショットでオリジナルの感触を残しつつ、真上を狙えるようになってる点や、前後へのダッシュ移動でテンポアップ。戦闘機形態ではブーストを使って加速できるし、立ち回りの幅がグッと広がっているね。
ダッシュ周りでやや操作が複雑に感じるところもあったが、ファミコン版をベースにしつつ、しっかり進化している印象だ。高速で飛び回りながら次々に合体変形と分離を繰り返し、ここぞという場面では必殺の巨大レーザーで敵を一掃!気持ち良い仕上がり。
オリジナルだと水没したら即死だったが、今回は平気で水中にもステージが広がっているのが一番ニヤリとした。令和のフォーメーションZは水落ちOKだ!
グランゼーラが開発する『FZ Formation Z』(2025年にPlayStation 5、Xbox Series X|S、Steamで発売予定)の方は何度もイベント出展されているが、今回は『R-TYPE』シリーズでお馴染みのR-9をモチーフにした機体が使用出来たぞ。
『R-TYPE FINAL 2』に上手くハマらなかったアイデアを活用するために『フォーメーションZ』の新作を企画したのに、そこにR-9を出したらそれはもうただの『R-TYPE FINAL 2』だろ!
と思ったがちゃんとロボット形態が用意されていて、機体カスタマイズも反映されるので割と新鮮なデザインだ。
前面に付いたフォースで弾を防げるので結構強いぞ!
こちらは強制スクロールの2D横シューティング。
作ってるのが『R-TYPE FINAL 2』のグランゼーラなので都市背景や敵戦艦の質感が大体同じだなーと思うが、戦闘機形態とメカ形態で画面のスクロールスピードを調整し、ステージギミックや敵の攻撃を捌き、確実に敵を狙い撃つ!これを詰めていくのが面白い作り。
戦闘機形態だとエネルギーを消費するので節約したい時はロボット形態で進む辺りはオリジナル版準拠だが、エネルギーを消費してぶっ放す強力なショットがあるので管理により悩むことに。エネルギー切れすると戦闘機になれなくて水没で死ぬぜ!こっちは令和だけど水落ちで死ぬ!
オリジナル版準拠の雰囲気で作りつつ、合体による派手な性能変化がウリの『ファイナルフォーメーション』
オリジナル版とは雰囲気が変わっているが、変形によるゲームスピードの緩急を意識させる『FZ Formation Z』
それぞれ違った方向性でゲーム性を発展させていて、言っちゃなんだが割とマイナーで地味な『フォーメーションZ』をよくぞここまで調理してくれたもんだ!どっちもいつ発売か分からないが、ファミコン版に思い入れあるのでじっくり待たせてもらう。
その他、一通り遊んで配布物をゲット!ジャレコロゴ入りショッパーがインパクト大!アンデフのポストカードもイカしてる!
『ジャレコレ ファミコン編』は当時のイラスト使ってるから懐かしい雰囲気ある。
このシリーズ、「じゃじゃ丸くんやシティコネクションとは違うジャレコのB級ファミコンタイトルを復刻する」ってコンセプトなんだが、俺はじゃじゃ丸くんとシティコネクションがB級じゃないって前提には少し議論がいると思ってる……!いやじゃじゃ丸くんはミリオンヒットしてはいるけども!
こう見るとシティコネクションから発売されるタイトルは本当にバラエティ豊かで、抱えるコンテンツの層の厚さが分かるね。全部購入予定なので楽しませてもらうぞ!
じゃじゃ丸くんとの撮影会もあったのでパチリ。いい大人たちのタイチョーさんが案内してくれました。
じゃじゃ丸くんここまで丸かったかな!?と思いつつ貴重な1枚になったぜ!