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【レビュー】育成バランスに難アリ!忍者弾幕シューティング『Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast』【PS5/PS4/Switch/XBOX/PC】

 

Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast PS4 & PS5

 

Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast を購入 | Xbox

 

Steam:Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast

 

『Tiny Pixels Vol. 1 - Ninpo Blast』のレビュー行くぜ!俺がプレイしたのはPS5版ね。

 

パブリッシャー:eastasiasoft

機種:PS5/PS4/Switch/XBOX/PC

ジャンル:シューティング

発売日:2024/8/22

価格:580~600円

 

ホバーバイクに乗ったニンジャを操作して、群がる昆虫軍団を蹴散らしていく弾幕シューティングだ。ニンポがブラストする!

 

 

メインビジュアルの時点で忍者要素が薄すぎて笑うしかない。

実際のゲーム画面だとマジで自機の弾が手裏剣くらいしか忍者要素無いぞ!

 

eastasiasoftが展開する「Tiny Pixels Vol. 1」シリーズの第一弾。

海外の怪しいドットゲーを日本に輸入しまくってるeastasiasoftが、今さらそんな名前のシリーズを立ち上げるってどういうこと?

 

 

と思ったらなんと自前で開発してる新シリーズだった。

既存の怪しいドットゲーを持ってくるのに飽き足らず、自分たちで怪しいドットゲーを作り始めたというわけだ!

 

内容はシンプルな弾幕シューティングに繰り返しプレイでの永続アンロックをくっ付けた作り。手触りは悪くないが、育成周りのバランスがイマイチだった。

 

 

ランダム配置のステージに挑むゲームで、やられるまでゲームが続くエンドレス形式。どこまでハイスコアを稼げるかという作りだ。

 

こっちの武器は一点集中のクナイガン、拡散のシュリケンガン、緊急回避にも使える全画面攻撃の斬撃の3種類。斬撃は時間経過で再使用可能になり、それは自機の周りの赤いサークルで確認できるぞ。遊んでいて分かりやすい。

 

敵を倒した時の歯車がお金で、残機やショットの強化、自機のデザインや背景の変化、新しいボスのアンロックなどに使える。やられたら最初からやり直しだけど、繰り返しプレイして金貯めれば強くなる作り。

 

 

なぜこの忍者を名乗る主人公は昆虫軍団と戦っているのか……。

よく分からないが敵配置などは悪くなく、突然敵が飛び出してくる箇所は事前に警告が出る。ノリノリのベースを和風っぽくまとめたBGMもイカしてるぜ。

 

ただ、ザコがかなり硬くて強化しないと序盤から押し負けるし、ショットをMAXまで強化してやっと普通に……いや、まだちょっと硬くね?くらいのバランス。全画面攻撃の斬撃はザコを一撃で倒せるし、再使用までの時間も短い。ここを強化してい意識して使えばそれなりに爽快感は出て来るかな。

 

 

強化にも金がいるし、背景とBGMのバリエーション増やすのにも、最大6体いるボスのうち3体出すのにも金がいる。同じボスと何度も戦って金稼いでやっと新しいボス出して……の繰り返し。

 

ゲーム自体は単純なので早い段階で飽きが来るし、同じようなステージをダラダラ遊んで金稼ぐ緩慢な時間に入るまでが早い。育成でキャラを最強にしてもそこまで強くないし、エンドレスでスコアアタックな作りで目標になる要素が無い。育成要素とゲーム部分が上手く噛み合っておらず、練り込みが足りてない印象だった。

 

 

2~3時間くらい遊んでトロフィーコンプ。

eastasiasoftがたまに出す虚無シューティングよりはよく出来てるが、別に面白いゲームではない……くらいの作り!微妙だったぜ!そもそもドットの出来もそこまで良くない!

 

しかし本作に続いて出た『Tiny Pixels Vol. 2 - Stormy Knights』はジャンルは違うが意外と良ゲーだったり。本作の反省がしっかり活かされていたぞ。