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【レビュー】ゲーム化がしっくり来る!DLC『ドラゴンボールZ KAKAROT -DAIMA- 魔界の大冒険! PART1』【PS5/PS4/Switch/XBOX/PC】

 

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アクションRPG『ドラゴンボールZ KAKAROT』のDLCコンテンツである『 -DAIMA- 魔界の大冒険! PART1』のレビュー行くぜ!

 

メーカー :バンダイナムコエンターテイメント

機種:PS5/PS4/Switch/XBOX/PC

ジャンル: 悟空体験アクションRPG

発売日:2025/07/17

価格(税込):2000円

備考:PART2は2026年配信予定。3600円の同梱版もアリ。

 

2024年10月から2025年2月まで放送されたアニメ『ドラゴンボールDAIMA』8話までの内容を収録している。キャラの成長レベルは独立しているので、本編をクリアしなくても遊べるしクリア出来る。ただ、ステータスなどに補正を掛けるソウルエンブレムは引き継ぐので、先に本編を遊んでる方が当然有利だ。

 

大ボリュームと原作愛が凄かった『ドラゴンボールZ KAKAROT』ももう2020年のゲームだが、DLCはもうちょっとだけ続くんじゃ。

 

・俺のレビュー

いつか夢見たゲームが、確かにここにあった!『ドラゴンボールZ KAKAROT』レビュー!【PS5/PS4/Switch/XBOX/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

ゲームでのDAIMA本編の補完を期待すると物足りないが、DLCとしての作りは気合入ってる。やっぱりDAIMAの設定、ゲーム化するとしっくり来るぜ!

 

 

アニメ1話と2話の内容は約19分の映像で進行。

ゲーム本編は魔界に悟空たちが降り立ったところからスタートだ。

 

 

アニメ1話はゴマーとデゲスが新規神作画の魔人ブウ編を実況するのを延々見せられたが、KAKAROTはその映像を全部自前の神作画で賄えるから強いぜ。

 

 

みんな(ミニ)になっちゃった!

アニメで少ししか映らなかった他の面子はモデル無し……!本当にチラッとしか出番無かった連中ばかりだったからゲームでの活躍が見たいとこだったなぁ。

 

 

3Dモデルの完成度は文句無しでやっぱりパンジがかわいい。チライにパンジとここ数年のDBヒロインまだまだアツいぜ。

 

 

ワクワクがとまらねぇ悟空、シン、グロリオ、パンジによる第三魔界の大冒険だ!

 

魔界は空気が重いので空を飛ぶことは出来ず、移動は地上の爆速ダッシュのみ。

戦闘は大量の憲兵隊を相手に大立ち回りする。

第三魔界の大陸は浮島なので、大陸間の移動はスカイシードという巨大な植物の種を使う。

憲兵隊を倒して各地のスカイシード乗り場を解放するとファストトラベル地点が増えていく。

 

……と、アニメで見ててゲームっぽいなぁと思ってた設定がめっちゃハマってる!元々ゲーム向けの企画だったのではと思うほど。

 

 

タマガミのいる一番奥の浮島を目指して、脇道でサブクエをこなしながら進んでいくのでかなりRPG感ある。

そこら辺をうろついてるザコを倒してレベル上げしたり、新技の習得と技レベルを上げための素材を集めたり、料理を食べて一時的に強くなったりと、基本的な流れはKAKAROT本編と同じだ。

 

 

ドラゴンボールDAIMAと言えば飛行機トラブルだが!

飛行機が盗まれた後に街に行くくだりがカットされてるし、常に悟空視点なおかげで、全体的にアニメよりテンポ良く感じる。酒場での大立ち回りが見れないのはちょっと残念ではあるが。

 

 

寄り道でパンジの部屋に立ち寄ったりも可能。センスが魔界過ぎる壁紙や、机の上の小物とかをじっくり見れるぜ。

 

 

戦闘は『復活のF』のDLCから導入された「群集バトル」が基本となる。

一度に大量のザコを相手にする構成で、倒す度にどんどん次のザコが補充される。ゲージ溜めて必殺技をぶっばなせば一気に数十体の敵を消し飛ばせるぞ!悟空が「破ァーッ!」ってやるとみんなおしまいになります。

 

 

リーチの長い如意棒で多数のザコをぶっ飛ばすのはKAKAROT本編と違った手触り。

如意棒で複数の敵を巻き込める回転攻撃もあって、これがやりたかったんだよ!という気持ち良さ!ザコが銃撃を交えた四方からの攻撃をしてくるのはやっかいだが、仲間であるシンとグロリオが敵の動きを止められる技や、複数攻撃可能な技を持ってる。これを意識すると戦いやすくなるぞ。

DAIMA本編では使ってない元気玉も覚えられるのが結構嬉しい。

 

ボス戦はKAKAROT本編同様、スーパーアーマー付きの敵の猛攻を避けて、落ち着いたところでラッシュをぶち込むターン制バトルっぽいバランスだ。

 

 

サブクエで本編であんまり掘り下げが無かったグロリオのフォローあるかな?と思ったが、サブクエは魔界のちょっと困りごとを解決するものばかりだった。

むしろ寄り道しようとする悟空に「そろそろ飛行機で移動するぞ」とか「そんなことしてる場合か?」とか突っ込む役なので感じ悪さが増してるぜ!ゴリロー不憫!

 

 

でも悟空とグロリオのバトルシーンはさすがにめちゃくちゃ迫力あって良かった。

 

 

ドラゴン関連のサブクエで、悟飯が昔恐竜のシッポの肉がうまいと言ったことを思い出す悟空なんかは非常に良かったね。懐かしいピッコロさんのスパルタ教育シーンだぜ。

 

まあ、DAIMAは何故か悟飯ちゃんが影も形も無かったんだが……。子供になっても強い悟飯ちゃんがみんなのピンチを救う展開絶対あると思ったのにッ!

 

 

サブクエストも含めて一通り遊んで6時間くらいのボリューム。

やることはKAKAROT本編と同じで憲兵隊との戦いが続くので単調さもあるが、如意棒での群集バトルや、本編とは違った表現で描くド迫力のバトルムービーも最高!カットはあるがタマガミ関連で拾って欲しいシーンちゃんと再現してたり、「ここでこの曲使ってくれるんだ!」という演出も嬉しかったな。

もうちょいゲームでの補完も欲しいところだったが、DLCとしては満足いく内容だ。

 

 

続くPART2は来年配信だけど、PART1でアニメ8話までなのでどこまでやるんだろうか……?

最終決戦とラスボスの落とし込みや、2025年に「悟空のかめはめ波よりカッコいいものってこの世に無いんじゃないか?」と本気で思わせてくれた最後のかめはめ波をどうするのか気になるが、最終決戦まで遊べるの再来年くらいになりそう!

気長に待つとするか!