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【レビュー】銃のカスタムで超火力!強敵と地形を殴り倒すローグライク『クリタデル:機械仕掛けの塔』【Switch/PC】

 

Steam:Critadel

 

クリタデル:機械仕掛けの塔 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『クリタデル:機械仕掛けの塔』のレビュー行くぜ!

俺がプレイしたのはSwitch版ね。

 

パブリッシャー:Pikii/Nicalis, Inc.

機種:Switch/PC

ジャンル:ローグライクシューティングアクション

発売日:2021/12/16(Switch)2021/10/13(PC)

価格(税込):1980~2000円

 

重火器を手に全10階の塔に挑むローグライクアクションだ。

ハズレ武器でも使い道のある銃のシナジー効果に、ぶっ壊れ性能多数のアーティファクト、凝りまくり爆発しまくりのイカしたドットにBGMと、難易度は高めだが遊んでいて気持ち良いゲームだった!一気にクリアまで遊んでしまったぞ。

 

カルト教団に占拠された塔を解放せよ!選べる3キャラにはコラボスキンもあり!

 

舞台となるのはカルト教団に占拠された巨大な塔「バベル」。本来は古代の知識を研究する施設だったが、死んだ者のタマシイを機械兵に変える場所になってしまった。カルト教団を打倒し、タマシイを解放せよ!

 

というストーリーだが、掘り下げになるテキストは少なく、シナリオは雰囲気程度だ。

 

 

基本性能が異なるプレイアブルキャラは3人いるが、こちらも特にセリフやバックストーリーなどはない。拠点のベッドで他のキャラをアンロックできる説明がないから、終盤まで初期キャラだけで戦ってたわ。まあそれで困ることは無いんだが。

 

 

各キャラには色違いや衣装違いのスキンがあり、更に『洞窟物語』『レミロア』『ダングリード』とのコラボスキンがあるぞ。どれもパブリッシングしてるPikii繋がりである。

発売日に買った『レミロア』が面白くなかった記憶が蘇ってきた!このゲームの記憶で上書きをせねば!(自分のこめかみに銃を当てながら)

基本構成はよくあるローグライク。サイドビューと派手な撃ち合いが特色!

 

敵やアイテム、ショップやイベントなどが待つ部屋を1つずつ進んでいく構成で、次の部屋は2択で選べる。宝箱を取るか回復を取るか。無難に戦闘部屋を取るか、何が起こるか分からないイベント部屋を取るか。武器強化できる「金床」早く来てくれ!と祈りながら彷徨うこともあるぞ。最後の部屋で待つボスを倒したら次の階へ。

この繰り返しで全10階の塔を制覇すればクリアとなる。

 

 

アクションシューティングとしては緊急回避のローリングで敵弾を避け、とにかく敵を銃でぶち抜いて全滅させる作りだ。サブウェポンである手りゅう弾は数に限りがあるが、強力で連射が利くのは『メタルスラッグ』っぽい感覚。

 

操作はオートロックオンと右スティックでの照準を併用する作りで、敵に背を向けるとロックオンが解除されるのがややクセがある。「引き撃ちする時だけ右スティックで狙う」を意識すると遊びやすいかも。慣れれば遠くの敵もスイスイ狙い撃てるようになるぞ。

オートロックオンで画面外の敵に爆発武器を投げ込むのは気持ちがええのお!!

ハズレ武器にも使い道がある!シナジーやアイテムで性能をカスタムしまくれ!

 

武器は銃のみで10種類まで持つことが可能。更に強化パーツを各武器に2つまでセット可能だ。武器と強化パーツにはC~Sまでのレアリティがあって種類も膨大。

低レアでも有用なものがあるから色々試したくなるし、強化パーツは少額のお金を支払えば付け替えも可能だ。

 


同じ属性の銃を持つほどシナジー効果で強くなるシステムがあるため、弱い銃でも集める意味がある。マシンガンを6個揃えたら発射速度300%アップ!頭がバカになりそうな破壊力だ!マシンガンなんて頭をバカにしてナンボだからな!

 

というわけでマシンガン系の武器を集めていたら、偶然Sランクの強力なショットガンを拾っちゃって、じゃあショットガンをメインに武器を揃え直すか……ショットガンは日本人の心の故郷だし……なーんて臨機応変に対応していくのも大事。

 

また、武器には耐久度が設定されており、ゼロになると使用不可能に。一部の施設やアイテムなどで回復可能だが、それに備えて予備の武器を持っておくのも大事だ。

「ゼロになると無くなる」じゃなくて「修理すればまた使える」なのは結構優しい作りだと思う。

 

 

所持すればとりあえず効力が発揮されるアーティファクトも重要。

単純にステータスに補正を掛けるものから、特定の属性武器を強化するもの、マップですべての部屋の詳細を確認できるものなど様々。

「弾が遮蔽物を貫通する」などはかなり強く、一部の壁に隠れながら一方的に敵を撃てる。

 

 

更に無法なのが「トゲダメージ無効」のアーティファクト。こんなトゲだらけの部屋もただの足ツボマッサージに。「落下ダメージ無効」があれば穴に落ちてもノーダメージで上に飛ばされるだけなので、難所が一気に陽気なトランポリンコーナーに!

 

武器にしろアーティファクトにしろ、強いものは分かりやすく強い!というバランスになってるぞ。

やられたら最初から!しかし拠点の成長要素でキャラも強くなる。

 

そんな強い装備を持っていても、やられたらリセットされて1階から登り直しのゲーム。

しかし、ボスを倒して特定階層を突破する度に拠点がパワーアップ。ランダムで武器などを入手してスタートできるようになるし、プレイヤーキャラも成長してセットできる初期スキルが増えていく。

どんどんクリアしやすくなっていくし、一定以上進めれば見返りがあるのもモチベーションになる。

強敵と地形を運と経験でぶっ飛ばす!歯応えとユルさあるバランスが楽しい!

 

ゲーム難易度は少し高め。操作は慣れがいるし、敵の激しい弾幕やトリッキーな動き、地面を走る回転ノコギリといった地形との合わせ技などが手強い。緊急回避のローリングも判定はゆるいが、無敵時間が短いゲームなので、ローリングのタイミングがちょっとズレると連続で被弾することも多い。

 

 

ボス戦もシビアな弾避けや、初見殺しの集中砲火が多くて苦戦は必至だ。

 

ただ、そこを盛りまくった銃の火力やキャラ性能で突破するのが楽しいゲームで、上手く装備がハマればボスの体力を一瞬で溶かすことも可能。とにかく強い装備に強い補正を掛けるとバカ強い!Sランク武器にシナジーを上手く積めると「俺がデウス・エクス・マキナだ!」と、勝手にサブタイトルを回収したくなるくらい強くなる。

 

ルート選択やショップの活用が分かってくるとアイテムも集めやすくなるし、竪穴や遮蔽物を活用した立ち回りに慣れればザコも対処しやすい。体力回復手段も豊富で立て直しもしやすい。厳しいが、それを乗り越える優しさも溢れたゲームになっているのだ。

 

 

ボスの種類も豊富で、重量感たっぷりの巨大メカから、軽快に動き回る美少女系まで様々。画面全体を使って個性豊かに派手に動くボスが多いのは結構好み。

 

 

ボス戦前にはこのように一枚絵が出る演出も良い。

このフォックステールちゃんをセリフ無しボスの一体として使い捨てるの、神をも恐れぬ所業だぞ!絶対に許さねぇカルト教団!

気になる点は途中階層をすっ飛ばせるショートカット……。

 

気になるのは一定階数ごとに登場するショートカットが機能していない点。

これはクリア条件のネタバレになるが……。

 

本作は道中で出会うハオンというキャラの依頼を3回クリアしないと、ラスボス部屋の前で門前払いを喰らう仕様だ。「ラスボス戦の条件を後出しするな教」の人間としては、ここでカルト教団への怒りが更に燃え上がる!おめーが俺の部屋に来る時は、全ステージをSSランクでクリアしてからドアをノックしろよ!!!!

 

なので、ショートカットを使うと依頼が足りなくてラスボスと戦えないし、どっちにしろ武器とアーティファクトが揃わないままなのでボス戦でハンパ無く苦戦する。結局1Fから登り直した方が良いので、あんまり上手く機能してないと思った。

1プレイが長めだが痛快なローグライクアクションとしてオススメ!

 

かなりアイテムの引きに助けられてのクリアだったが、とりあえず14時間ほどでノーマルモードをクリア。クリア後はハードモードとボスラッシュが解禁される。イージーモードなどは無し。

 

難易度高め、中断セーブ無し、1周が1時間以上と長めで人を選ぶが、サイドビューのローグライクアクションとしてはかなり面白かった。ボスの強さや一部地形の視認性の悪さなどで理不尽な箇所もあるが、そこも含めてカスタム装備で殴り倒す気持ち良さ全開のゲーム!ぶっ壊れ武器やアーティファクトを拾えた時の「これはイケるぞ!」感が最高。

渾身のキャラドットと、終盤になるほどノリノリで派手になるBGMもイカしてるぜ。

オススメです!