毎年、Switch本体を死ぬほど置いて
めっちゃゲームを遊べるようにしているフライハイワークス!
今年の東京ゲームショウでも30台のSwitch本体と21本のゲームを展示していたぞ。
個別にスペースを設けていた『DEEMO』と
『CYTUS』の体験プレイは多少混んでたが、
それ以外はゆったりプレイ出来て良いブースだったぜ。
販促物を配ったり行列整理をしている人、
どっかで見たことあるなと思ったら黄社長だったぞ。
ユーザーと作り手が近すぎるブース!アイサツしてきました。
ズラリ並んだ新作タイトルの数々!
6本ほど体験してきたので紹介していこう、
・伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠(Switch)
ハッピーミールが送るファミコン風ADV。Switchで2018年配信予定だ。
チラシの他に、組み立てると
ファミコン風の取り扱い説明書になる紙も配布されていたぞ。
ダウンロード専用タイトルでこういうのは嬉しいね。
遊べたのはTGS用に作った特別な体験版。
第一発見者である相棒と一緒に死体を調査し、
身元を調べるために証拠を集めていく流れだ。
昔ながらのコマンド式総当たりADVで、
とにかく調べられるものを片っ端から調べてゲームを進めていく。
画面はもちろん、文字が出る時のカタカタ音も含めて実にそれっぽい作り。
しかし舞台設定は現代なので、
死体から見つかったお店のチラシをスマホで検索して住所を探したり、
食べログ的なサイトで情報が見つかったり、
そこに載ってる地図が全然役に立たなかったので直接店に電話したり。
「ファミコン風だけど舞台は現代」感を出しているところはかなり面白かった。
会話のノリや体験版用につけたオチも好き。
ただ、テキスト送りがちょっと遅く感じたかな。
総当たりで同じ会話を何度も見ることになるから、ここはボタンで早く送りたかった。
ファミコン風とはいえ、こういうところはもっと快適にしていいと思う。
・キャットクエスト2
ネコが世界を冒険するアクションRPG。Switchで2019年配信予定。
今回は後頭部に「II」と刻印されたネコとイヌが操作可能。
戦闘はずっと1人だった前作とは違い、仲間と共に立ち向かうのだ。
2人プレイが出来るし、1人プレイでも仲間はCPUが自動で操作してくれる。
結構しっかり戦ってくれたぞ。交代も出来た。
ゲームとしては前作同様、
攻撃と緊急回避を使ったヒット&アウェイでサクサク敵を倒して
サクサクレベルアップしていく作り。
体験プレイはドラゴンを探して倒す構成で、
ストーリーやショップ、会話イベントなどはまったく無かったので
ちょっと何とも言えない作り。
仲間と一緒に冒険できるのは嬉しい。グラフィックも多少綺麗になったかな?
ヒット&アウェイさえ完璧なら勝てるのでドラゴンはなんとか倒したぜ。
・オバケな船と宝物
カエルパンダが送る完全新作アクションパズル。Switchで秋ごろ配信予定。
先に進むためのカギを取るため、
箱を動かしたり、持ち上げたり投げたりして進む作り。
オーソドックスな作りではあるがPV通り雰囲気は良いね。
ただ、地上を歩くと振り向きモーションで妙に引っかかり、
ジャンプをすると妙にフワフワしてる操作性はかなり気になった。
体験版の範囲だとこの操作性が面白さに繋がってる感じはまるで無かったな……。
・レッドストリート
こちらはフライハイワークスではなくCIRCLE Ent.からSwitch版が2018年配信予定。
2Dドットのベルトスクロールアクションで最大4人プレイ可能。
使えるキャラは6人。体験プレイではそのうち4人を使って1ステージがプレイ出来た。
冒頭からノリノリのメタ台詞満載。
出てくるキャラがみんなひどくて「ナビィじゃねーか!?」「リンクじゃねーか!?」
「サイ使いの忍者ってラファエロじゃねーか?!」とか脳内突っ込みが止まらなかった
ゲージを使った特殊攻撃や回避アクションやカウンター攻撃が特徴で、
ザコ敵にまとめてトドメを刺すとコンボになって回復アイテムが貰えるシステムもある
敵は後一撃で倒せる状態になると「FINISH HIM」と表示されるので、
これを目安に特殊攻撃をぶちかまして一掃を狙うのだ。
俺はリンクをチョイスしたが、
フックショットで敵を引き寄せて回転斬りをぶちかますのが気持ち良かったね。
スマブラでやれ。
コンボを狙うのが重要なゲームだが、
攻防に使えるゲージ管理も必要になるし、まとめて敵を倒した時の爽快感もある。
大味にならず、難しくなり過ぎず、
良い意味で「攻撃の重さ」がある手触りがなかなか絶妙で良かった。
ステージ1から敵が結構強かったのはやや気になったが、製品版も期待大。
・胡蝶の夢
こちらもCIRCLE Ent.からSwitch/PS4/Steamで2018年配信予定。
おいこのチラシ大丈夫か……?
夢の世界を冒険する3Dアクションゲーム。
3Dゼルダっぽいなと思ったら宝箱を開ける感覚とか、
崖を登るときのよっこいしょ感とかかなりゼルダだった。
ジャイロ操作対応の弓矢も使えたぞ。
巨大扇風機の向きを変えて大ジャンプしたり、
リフトを乗り継いだりして進んでいく作り。戦闘は攻撃と緊急回避を上手く使う。
特徴的だったのが武器である剣の使い方で、
武器となる剣を生成したり、生成した剣は何本でも地面に突き刺せたり、
突き刺した剣に溜め攻撃を干渉させて広範囲を攻撃したりと、
アクションがなかなか面白かった。
アニメムービーがあったり、宝箱から現実で起きた出来事が断片的に手に入ったり。
ストーリーもなかなか凝ってそう。
まだ開発中なのか、カメラの上下反転が無かったり、
動作が不安定になったりはしていたが製品版も気になるぜ。
・トランシルビィ
2019年にSwitchで配信予定。
スキップモア最新作の探索型2Dアクションゲームだ。
サイボーグの少女シルビィとなって
滅びゆく惑星から生物のDNAデータを回収するのが目的だが、
惑星突入の衝撃で全機能の70%が使用不可能に。
ちょっとずつ機能を回復させながら探索していくという構成だ。
剣で敵を倒しても良いし、銃で敵を固めて足場にしても、
そのまま倒してもいいというシステムが特徴。
ジャンプ中に下+攻撃で出る下突きも攻撃範囲が広いので敵を倒しまくれる。
マップに点在するエネルギーを回収して扉を開くのは
『神巫女』っぽさがあったが、
あちらよりもアクションが更に奥深くなってて手触りは良好だ。
まあ、ダメージを受けずに玉を運ぶギミックが出てきた時は
「またこれやるのか…!」とはなったが!
ドット絵の雰囲気がバツグンだし、
シルビィと相棒のネコ型AIとのゆるいお喋りが
ちょいちょい挟まるところも凄く良かった。会話多そうで嬉しい。
体験プレイ用に制限時間があったので、なんとかボスを倒すぞ!
と意気込んで余裕たっぷりにボス到着したらそこで終了してしまった。
命拾いしたな……製品版では覚悟しとけよ!
と、いうわけでフライハイワークスブース!
面白い新作ゲームを沢山遊びたいならココ!という場所になっていたぜ。
D3パブリッシャーブースで1時間並んでやっと1本遊べた後だったので
余計に心にしみたね……。
2日目も行くので1日目に遊べなかったゲームをもうちょっと遊んでこよう。