絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

PS4/Switch「マレニア国の冒険酒場 ~パティアと腹ペコの神~」レビュー!手軽に美味しいRPG×酒場経営ゲーム!味付けはやや薄味?!

 

f:id:daikai6:20181217073833j:plain

 

マレニア国の冒険酒場 ケムコ公式サイト

 

『マレニア国の冒険酒場』のレビュー行くぜ!

俺がプレイしたのはPS4版ね。

 


メーカー:ケムコ

機種:PS4/Switchダウンロード専用ソフト

ジャンル:酒場経営RPG

発売日:2018/11/09

価格(税込):1512円


 

ライドオンジャパンが3DSやスマホ、

昔はPSPでも展開してた『冒険酒場』シリーズの最新作だ。

RPGパートで食材などを手に入れて、

経営パートで料理を作って売るという内容が特徴のRPG×酒場経営ゲーム。

今回はパブリッシャーをケムコにしての登場だ。

 

スマホからの移植だが家庭用版では課金要素が無く、

課金用アイテムがゲーム内で手に入る辺りが変更点かな?

俺はスピンオフの『不思議の国のラビリンス』のみ遊んでて、

シリーズ本編はこれが初プレイ。

 

f:id:daikai6:20181217085515j:plain

 

一流レストランのお嬢様だったのに、

弟がうっかり貧乏神の封印を解いてしまったのが運の尽き。

貴様のせいで店は奪われ!屋敷は借金のカタに差し押さえ!父は行方不明!

そして私は廃墟になっていた酒場に追いやられてこのザマだ!

でも仲間と一緒に笑顔で頑張ります!というストーリー。

 

f:id:daikai6:20181217124103j:plain

 

酒場を大きくしつつ、

貧乏神のココの口に料理をぶち込んで貧乏パワーを減らしていく。

酒場経営パートは単純で、食材を使って料理を作ってそれを登録するだけだ。

 

相性の良いグループをセットで登録すると売り上げが伸びる要素や、

何度も同じ料理を出していると客が飽きて売り上げが落ちる要素などはあるが、

基本的には高い料理をバンバン売れば良い。

赤字になるような要素も基本的に存在しないし、

ゲームオーバーになる要素も無いゆるい作り。

 

食材のレシピはショップで買ったり、新しい食材を手に入れたり、

街での会話イベントをこなすことなどでどんどん増えていく。

料理の種類は和・洋・中と数百種類以上だ!

 

f:id:daikai6:20181217094849j:plain

 

RPGパートはオーソドックスな見下ろし視点&ランダムエンカウント。

ミニマップで食材が採取できる場所が確認できるし遊びやすい作りだ。

 

f:id:daikai6:20181217091429j:plain

 

戦闘は3人パーティで速度の速いキャラから行動するタイプ。

装備アイテムはそれなりに種類があるし、

ゲームを進めると装備にアクセサリーを合成して能力を弄れるようにもなるので、

アイテムを集めて強くしていく楽しみがある。

 

また、作った料理を食べて経験値を稼ぐことでレベルアップする仕様で、

料理によっては食べた後に

「攻撃力〇〇%アップ」「〇〇属性に耐性」などの効果が付くため、

相手に対応した料理を食べておくと有利に戦える。

 

攻撃役のキャラに豚の角煮を食べさせて攻撃力を底上げしとこう!

このボスは水属性の攻撃を使うから戦闘前にみんなでロールキャベツ食べなきゃ!

みたいな。この辺りは本作ならではのノリだな。

事前にカツ丼を食べたかどうかが勝敗を決めることになるかもしれない!

 

f:id:daikai6:20181217115024j:plain

 

ダンジョンに出かける→酒場に戻って料理を作って店を開店する。

基本はこの繰り返しで、1週間が経過する毎に

貧乏神に料理を食べさせて満足度がMAXになっている、累計売上が基準に達している、

指定のイベントをクリア(大体はボス撃破)しているなどの条件を満たせば

お店がレベルアップ!

ストーリーが進行して行ける場所や買えるものが増えていくぞ。

 

f:id:daikai6:20181217105203j:plain

 

とにかく作れる料理の種類が豊富なので、

ゲームを進めて「俺の知っているこの料理が作れるのか!」ってなるのが楽しいし、

終盤に入るとドラゴンを使った料理も登場してテンション上がる。

高級食材を使いつつも、

割と庶民的なレシピもあったりするのが遊んでいてなんだか嬉しいぜ。

ドラゴンの肉を使ったカツサンドとかね。めっちゃ食ってみたい!

 

酒場経営も戦闘もサクサク進んでテンポは良好だ。

戦闘は終盤に入ると結構敵が強くなるのでちゃんと歯ごたえも出てくるし、

ショップとダンジョンで素材をごっそり集めて料理をガンガン作れるのが良い。

 

f:id:daikai6:20181217122207j:plain

 

仲間との会話イベントも頻繁に挟まるし、

街でのモブキャラとの会話も細かいギャグがあったりする作り。

画像は登場キャラで一番かわいいと評判である弟のジーノくん。

 

f:id:daikai6:20181217122216j:plain

 

だが俺は継ぎのある帽子が可愛い天才魔法使いのステラを推すねッ!

他にも捕まった時の事を思い出すのでカツ丼が嫌いな元・盗賊のお頭とか、

エルフ的な種族なんだけど体を鍛えるのが好きでムキムキの女戦士とか、

良いキャラが揃ってる。

 

貧乏神のせいで財産がすべて差し押さえになるなど設定は暗いんだが、

登場キャラたちはみんな前向きで明るいノリなのが好きなところだなあ。

 

f:id:daikai6:20181217092325j:plain

 

そもそも、元凶である貧乏神本人が堂々としてるからな!

 

f:id:daikai6:20181217091600j:plain

 

ただ、ゲームとしては経営パート、RPGパート共にやや作りが甘いため、

進めるとかなり作業感が強くなってくる。

経営パートはただ料理を売るだけだし、作れる料理の種類が多く、

食材もいくらでも手に入るからやりくりに困ることは無い。

 

料理を食べさせてキャラを成長させる要素は

満腹度の概念で1日に食べられる上限が決まっているので

レベル上げ放題というわけにはいかない。

……が、ゲームを進めると満腹度を減らす「胃薬」が簡単に手に入るようになる。

 

なので、寿司やカツ丼やカレーライスを数十個単位で作って胃の限界まで食い、

それを胃薬でリセットさせてまた食うという、

飽食の極みか、はたまた新種の拷問かと言った作業プレイになっていく……。

後半の敵はかなり強いのでこれでブーストしないと苦戦するし、

胃薬を縛ったとしても、どっちにしろ日数進めてメシを食う作業になってしまうのだ。

 

f:id:daikai6:20181217091510j:plain

 

また、レベルは食事で上がるものの、

戦闘で「属性EP」を稼がないと新しいスキルを覚えないため、

結局は戦闘でキャラを鍛えないと強くなれないという本末転倒な仕様だ。

仲間キャラが多いのはいいんだけどこのせいで複数のキャラを使いにくい。

 

2Dドットのキャラとチープな3D背景もかなり浮いていて、

全部2Dでも良かったのでは……と思うんだが、

これまでずっと2Dドットなので、そこからの脱却のつもりだったのかもしれないね。

 

f:id:daikai6:20181217091531j:plain

 

あと、スマホ版だと課金しないと手に入らなかったっぽい、

特別なアイテムを買うための「ジュエル」が普通に手に入るのは良いんだが、

100個持ってスタートする上に高額な換金アイテムと引き換えられるので、

序盤~中盤は完全にバランスブレイカー。

いきなり60万ゴールドくらい手に入っちゃうぜ!

 

f:id:daikai6:20181217124916j:plain

 

クリアするだけなら20時間前後。

全体的にゆるい作り過ぎて達成感が薄く、作業感が強くなっていく手触り。

とはいえ、遊びやすいのも確かで延々とプレイしたくなる魅力はある。

レシピコンプを目指したり、隠しボスを倒したりといったやり込み要素も豊富だし、

値段を考えればかなり遊べる。ノリが合えば楽しめる1本だ。