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今度の舞台は夜の山!チープだが味わい深いB級ホラーノヘル『G-MODEアーカイブス12 ナイトハイク』レビュー!【Switch】

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Nintendo Switch|ダウンロード購入|G-MODEアーカイブス12 ナイトハイク

 

 『ナイトハイク』のレビュー行くぜ!

 


メーカー:ジー・モード

機種:Switch

ジャンル:ホラーアドベンチャーノベル

発売日:2020/08/20

価格(税込):500円


 

ガラケーの作品をSwitchに復刻する『G-MODEアーカイブス』第12弾。

2007年に配信されたホラー作品『ナイトハイク』の移植となっているぞ。

選択肢によってストーリーが派手に分岐するノベルゲームで、

『千羽鶴』シリーズの第二弾という位置づけ。

 

チープさがクセになる!恐怖と懐かしのホラーノベル!『G-MODEアーカイブス11 千羽鶴』レビュー!【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

『千羽鶴』のレビューはこちら。

シリーズではあるが基本システムが共通してるのと小ネタがあるくらい。

特に続き物というわけではないのでどちらから遊んでも問題ないぞ。

 

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ナイトハイクとは夜中に登山をすることを指す言葉である。

闇の中だからこその体感を楽しむ。

 

今回もB級のホラーノベルとしてバラエティ豊かな展開が面白い作りだし、

『千羽鶴』からシステムが改善されて快適になってる点も良かったぜ。

 

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物語は駆け出しの記者である「飯塚慶太」が、

ネタに困って「ナイトハイク」に参加するところから始まる。

最初はぎこちなかった他の参加者とも少しずつ打ち解けていくが、

その先で待ち受けるのは夜の登山での恐怖体験だ!

 

ルートによっては夜になる前に怪奇現象が殴り込みに来ることもあり、

山では昼間も油断してはいけないことが分かる。

 

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選択肢で分岐するオーソドックスなノベルゲームだが、

今回もゲーム開始時にABCのアルファベットが振られた

「選択カード」の枚数を設定するシステムがある。

 

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選択肢を選ぶ際に、

対応したアルファベットのカードを1枚消費する仕様になっており、

バランスの悪い設定をしたり、

同じアルファベットの選択肢を選び続けるとカードが足りなくなって、

ここぞという場面で望み通りの選択が出来なくなってしまうのだ。

 

別にゲームの面白さに繋がってないけど、

エンディングを見た回数で最大枚数がどんどん増えるから、

ちょっと遊ぶだけで普通のノベルゲームと同じになるから問題ない。

……というところまで前作と一緒だぜ!

 

特定のルートを通ることで「特殊カード」を入手できることがある。

これを持っていることでバッドエンドを回避してグッドエンドに進めたり、

特殊なエンディングに進めたりするのだ。ここも前作同様の仕様。

 

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アウドドア慣れした笹川こずえに、

色白でシャープな印象のある晴海チカといった女性陣に、

いかにもな山男スタイルの大男で主催者の桧山、

軽薄だけど意外な見せ場もある向井、

キャンプ場の管理人である気難しい老人である善波と、

登場人物が前作から増えているしみんなしっかりキャラ立ってる。

 

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俺のお気に入りはチカちゃんです!

 

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グッドとバッド含めてエンディングは20種類以上。

ルートによって、心霊、妖怪、サイコ、ギャグ、感動などシナリオは様々だ。

選択肢一つで展開はもちろんキャラの設定すらもガラッと変化。

口は悪いけど話してみると良い奴だな~って男がサイコ野郎になったり、

アウトドア好きの女の子がサイコ野郎になったり、

ちょっと面倒だけど悪い人ではなさそうなおっさんがサイコ野郎になったりする。

 

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今回はヒロインであるこずえ視点で進むルートが全体の半分という構成。

男主人公だけだった前作に比べて、

シナリオにグッと幅が出て面白くなっているぜ。俺のお気に入りはなかよし編。 

しかしこずえ視点で進めると、

心の中では割と男性陣に文句言ってたんだな……!

 

今回もちょっと展開が唐突だったり、ご都合主義でオチまで突入することも多いが、

その辺りのB級っぽいぶっ飛びっぷりも含めて楽しく、どんどん読み進めたくなる作りだ。

 

ただ、やっぱり舞台が「怪しげな病院」という定番ならではの強さがあり、

強引でもオチにタイトルをしっかり絡めて来た前作の『千羽鶴』の方が、

個人的にはホラーとしての雰囲気は好みだった。

今回はもはや『ナイトハイク』とまるで関係ねぇ!オチ割と多いので。

 

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前作の『千羽鶴』は古いタイトルだけあって、今遊ぶと1つしかないセーブスロットや

既読スキップの無さなどで不便だったんだが、

今回はセーブスロットが3つ+オートセーブ1つの4つに増加。

冒頭部分をスキップ出来るようになり、かなり早い既読スキップも搭載されたから、

格段に快適になっているぜ。

 

 

既読スキップの速さはこのくらいね。

 

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今回もクリアまでは3時間ほど。

登場人物が増えて描写に厚みが増したしシステム周りも進化。

500円のホラーノベルとして十分満足の1本だったぜ。

君も今すぐ、夜のハイキングに繰り出そう!