Kill It With Fire ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『Kill It With Fire』のレビュー行くぜ!
俺はXboxGamePassでプレイしたぞ。
パブリッシャー:tinyBuild Games
機種:PS4/Switch/PC
ジャンル:アクションゲーム
発売日:2021/3/5(Switch/Xbox)2020/8/14(PC)
価格(税込):1499~1750円
備考:Xbox Game Pass対応
部屋のどこかにいるクモをなんとしても退治する一人称視点のアクションだ。
クモとかマジ最悪!銃や爆弾で部屋ごと駆除だ!というノリ。
物理演算を使ったバカゲーだが、
敵からダメージを受けてゲームオーバーになったりはしないし、
色々な物を探すやり込み要素もあるため、
どちらかというとアイテム探しゲームに近いかも。
ちょっとめんどくさいところはあったが頭悪くて好きだった。
クモ探知レーダーでクモを探して駆除!
一定以上倒すと出口が開かれて次のステージへ!
これを繰り返していくゲームだ。
プレイヤー以外の登場キャラや会話デモなどは無く、ひたすら無言でクモ退治。
小物を見るとなんとなくストーリー背景らしきものはあるかな。
UIや説明文などは丁寧に日本語化されている。
本棚や戸棚、引き出しやロッカー、デスクなどなど。
多様なアイテムが並んだ部屋をひっくり返してのクモ探し。
手に持ったアイテムで机の上の物をザーッってやったりも出来る。
クモの挙動はデフォルメされているものの、
「見えないけどカサカサ動く音はする」
「机の引き出しを開けるといる」
「何かの裏に張り付いてる」
など、演出の生々しさが秀逸。
デカいクリーチャーじゃなくて、小さいクモだからこその嫌悪感!
こちらに気付くとシャカシャカ逃げ回るし、
無駄に緊張感あるスパイ映画風のBGMがまたいい仕事してる。
最初の部屋からして、ゲーム機とテレビとスピーカーあるなぁなんて見てると、
そのスピーカーの裏に数匹張り付いてたりでお前マジふざけんなよ……。
全部まとめて粉砕してやる!ってなる。
ゲームが進むごとにクモ退治装備は充実していき、
スプレー缶を使った火炎放射や火炎瓶、
リボルバーにアサルトライフル、C4爆弾など殺意がすごい。
クモ反応はあるけどどこにいるか分からない……って時に爆破が決まると爽快。
火に巻き込まれ、悲鳴を上げながら息絶えるクモたちに敬礼だ!
赤いドラムカンを銃で撃つと爆発するお約束もバッチリ。
部屋や商店、謎の庭園などステージは個性付けされているし、
隠された装備アイテムやパワーアップ、
ステージ毎に設定された目標をこなすやり込み要素が満載。
目標を全達成すると制限時間以内にクモを全滅させるチャレンジが解禁されたり、
すべてのチャレンジを達成することで真のエンディング見れる要素もある。
ただ、目標はクモ退治ではなく純粋なアイテム探し系が多いため、
やり込むとかなり面倒。
武器も沢山あるんだけど、弾数に制限があるので、
装備やパワーアップをかなり集めない限りは
「初期装備のファイルかフライパンでひたすら叩くのが一番早くない?」ってなりがち。
リボルバーとか普通に使うとまず当たらねぇ!
火器にある程度制限あった方が、
爆破する気持ち良さが引き立つってのは分かるんだけどね。
やり込み無視してクリアするだけなら2~3時間くらいかな?
俺はなんだかんだ5時間くらい遊んでしまった。
ちょっと面倒だな……武器もっと自由に使いたいな……などと思いつつ、
黙々とクモを焼き続けちゃうクモスレイヤーゲーム。
クモ焼きマニア必見の1本でした。