Cave Bad ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）
『Cave Bad』のレビュー行くぜ！
パブリッシャー：eastasiasoft
機種：Switch/Xbox
ジャンル：2Dアクション
発売日：2021/3/3
価格（税込）：500～580円
eastasiasoftがローカライズするアクションゲーム。
『Pity Pit』の続編となっているが、縦スクロールだった前作からシステムを一新。
今回は『ゼルダの伝説』風の見下ろし視点でダンジョンを攻略する内容だ。
武器はピッケルと爆弾。
クッキングパパみたいなアゴのドワーフ、オラディオが戦いに挑む。
前作は「さらわれた妻を助ける」という説明があったんだが、
今回はそういうのが書かれていない。
純粋に闘争を求めてダンジョンに殴り込みに来たようだ。
血と硝煙の匂いが忘れられなくなったか……。
別ゲーになってBGMが付いてボスも大増量しているんだが、
大雑把ですぐ終わる値段なりの作りは変わらずだったね。
基本は部屋に入ってモンスターを全滅させて次の部屋へ！の繰り返し。
ボス部屋でボスを倒せば次のフロアへ移動可能。
最深部で待ち受けるラスボスを倒せばクリアだ。
武器はビームが出るようになったピッケルと、
消費アイテムじゃなくなって使い放題になった爆弾の2つ。
爆弾は十字型の爆風が広がる、どこか馴染み深い表現だ。
動いてる敵を爆弾に引っ掛けられるので、これを利用して爆発に巻き込むのが楽しい。
ショップのこのアイテム配置も馴染み深いな……！
今回は『ゼルダの伝説』+『ボンバーマン』のローグライク風味ってわけだね！
前作に引き続きドットはこの手のゲームとしてはしっかりしてるし、
フロアごとに登場するボスも可愛くて良し。
ピッケルと爆弾で地形ごと敵をバリバリ倒していくのが気持ち良い作りだ。
ただ、ゲームとしては高低差を活かした立ち回りが面白かった前作以上に大味。
ボスに攻撃を当てると動きが一瞬止まるので、
どのボスもこれを利用した連打とヒット&アウェイの組み合わせで簡単に倒せちゃう。
ランダムで出現するパワーアップアイテムもぶっ壊れ性能の物が少なくないため、
引いた途端にバランスが崩壊する。
効果音とか操作感は悪くないんだが、飽きるのも早いバランス。
CAVE BAD、そんなに面白くないけどBGM良い #NintendoSwitch pic.twitter.com/FhKZlfYnnN
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) November 21, 2021
ただ、今回追加されたBGMはかなり良曲。
あの『PROJECT STARSHIP X』の楽曲を手掛け、
『BEMANI 8bit collection』にも参加しているしのりゅー氏が手掛けており、
透明感のある軽快なチップチューンがイカしてるぜ！
Cave Bad Original Soundtrack | しのりゅー(sinoryu) | novtos (しのりゅー)
サントラ配信中で視聴もあるので一聴よろしく。
今回も難易度選択などは無く、1～2時間ですぐに終わってしまう内容。
ゲームとしては大味過ぎるが、まあ敵を圧倒する気持ち良さはあるし、
値段分は楽しめるかな。
前作の路線のままパワーアップして欲しかった気持ちもあるが、
BGM含めればそこそこ満足。
ちなみに開発も『PROJECT STARSHIP X』と同じなので、
遊んでると見覚えのある深き者が出てきたりも……。
お前ここにもいるんかい！
