Sweet Witches スウィート・ウィッチーズ ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）
Steam：Citrouille: Sweet Witches
『Sweet Witches スウィート・ウィッチーズ』のレビュー行くぜ！
メーカー：Drageus Games
機種：Switch/PC
ジャンル：アクション
発売日：2022/10/27
価格（税込）：1200円
魔女の女の子たちが主人公のアクションゲームだ。
昔のアーケードゲームを思わせる一画面の構成で、
背景や可愛いキャラの動きも凝ってる1本！PVが気に入って購入した。
それなりに面白かったが……。
ちょっと後半のバランス調整に難ありって感じだった！
全50ステージに挑むステージクリア型で、難易度は3段階だ。
2人での協力プレイの他に、4人で遊べるおまけの対戦モードもある。
メニュー画面からイラスト満載なのが見ていて楽しい。
ストーリーモードでは魔女のプラリネとバニラが、
別の魔女と戦う物語が描かれる。
セリフのテキストなどは無くイラストだけで進んでいくぞ。
敵の魔女の方が可愛いから困るな！
「魔女」って書いたけどSteamのストアページだと
「魔法少女」になってるからこいつら魔法少女なのか……？
1画面のアクションゲームで、主人公はジャンプが不可能。
「ハシゴを1個だけ作る」という能力があるので、
これを活用しながらザコ敵を避けていくのだ。
弱い敵は通常攻撃の殴りで倒せるし、
それ以外の敵も一時的に行動不能に出来る。
アイテムボックスを拾えば爆弾やパンチグローブなど、
使い捨ての強力な攻撃アイテムもゲット可能だ。
ただ、敵は遠距離攻撃や高速ダッシュしてくる奴も多いので、
基本はハシゴを活用しての逃げ。
チャンスがあれば撃退って立ち回りになるね。
作ったハシゴは敵も使ってくるのが手強いところ。
もう1個作れば最初のハシゴは消えるので、
上手く敵を取り残せるようにタイミングを計るのが肝心だ。
ステージ内には地面のブロックがあって、この上を通過すると花が咲く。
全部のブロックに花を咲かせればクリアとなる。
パッと見でブロックが判別し辛いのが少しきついが……。
花を咲かせるたびに画面右のゲージが溜まっていき、
満タンになったら一定時間無敵&高速移動が可能になる！
追い詰められた状況でも一気に反撃できるぞ。
ゲームルールは単純だが、
敵の配置と個性、アイテムの位置や地面ブロックの位置などを踏まえ、
どう回るか？を考えていく一画面アクションとしてなかなか面白い。
ここぞという時にアイテムを使った逆転も痛快だ。
全5エリア50ステージで、
残機がゼロになってゲームオーバーになると、
その場コンティニューではなくエリア最初からになる。
ちょっと手強いが攻略パターン組み立てる楽しさがあるのでこれはこれで良し。
ただ、中盤を過ぎると、
放物線を描く避け辛い弾を遠くからバンバン発射するザコや、
花を食べる小さいザコ敵を生み出すザコなどが登場。
上から細かい氷の粒が振って来て触るとダメージのステージもあるし、
遊んでいてストレスが溜まる。
露出度の高い悪魔の敵がワラワラ出てきて、
「かわいい魔女のゲームかと思ったら、えっちな悪魔も出てきてお得！」
などと悪魔的テンションになったのも束の間。
軸が合った瞬間に中距離の尻尾攻撃を高速で繰り出してくる敵なので、
大量に出てくるとマジでしんどい。リョナゲーやめてください。
そして終盤に入ると画面が暗くて敵やブロックが見辛いステージが始まる。
アクションゲームで入れられる度に俺がキレるギミック来やがったな！
ただでさえ、花が咲くブロックが一見して分かり辛いのにこれはつらい！
無理に難易度上げようとするアクションゲームって
大体こんな感じになるよな！
ゲージ貯めて発動する無敵の時間が短い上に、
1回やられると無敵ゲージがリセットされるのも地味にきつい。
敵の個性付けが中途半端で
「敵がハシゴを使うかどうかがランダム」なのはかなり気になった点。
絶対に使う敵と使わない敵とかで
ハッキリ分かれてた方が動きが読みやすくて面白くなったと思う。
あえて敵の通り道にハシゴを置いて誘導する……。
なんて立ち回りも出来ないからね。
キャラの可愛さは文句無し。
グラフィックは見事だけど描き込み過ぎて見辛い。
1画面アクションとしては悪くないけど後半きつめ。
と、何とも言えない作りのゲームだったよ！
悪いゲームではないんだけどね。
まあ、理不尽さがありつつも
なんとかクリア出来るバランスではあったので、
昔ながらの1画面アクションとしては丁度良い作りかも。
クソがぁ！溜めたゲージを使った無敵アタックで一掃じゃい！
と敵を一気に吹き飛ばすのは気持ち良かったぜ。
