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【レビュー】BX以来にスパロボ遊んでハードでクリアしてみた!『スーパーロボット大戦30』【PS4/Switch/PC】



スーパーロボット大戦30

 

『スーパーロボット大戦30』のレビュー行くぜ!俺が遊んだのはPS4版ね。

 

メーカー :バンプレスト

機種:PS4/Switch/PC

ジャンル: シミュレーションRPG

発売日:2021/10/28

価格(税込):8600円

 

と、言っても『スーパーロボット大戦Y』に備えた予習でプレイしたようなものなので、2025年8月にDLC入れて初見で遊んだ感想って感じにしとく!

俺がクリアまで遊んだスパロボはEX、第四次、第四次S、コンパクト1、R、MX、スクコマ1、BXくらいなので10年ぶりにシリーズ復帰。

スーパーロボット大戦30周年おめでとうございます!(4年遅れ)

 

せっかくなので参戦作品で未見だった『マジェスティックプリンス』を映画含め全話、『ガン×ソード』も半分見てから遊んだぞ!

 

『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』1~25話&劇場版 感想メモ! - 絶対SIMPLE主義

 

予習しなくても面白いのがスパロボではあるが、未見の作品に触れる良い機会だし、やっぱり知ってる作品が多い方が楽しいからね。

 

シナリオとバランス面とDLCの挟み方に気になるところはあったものの、1回始めたらやめられない止まらない。やっぱりスパロボは面白かった! 

 

 

昔ながらのターン制シミュレーションRPG。

それぞれが主役級というか実際に主役のロボットたちで部隊を編成し、ロボットアニメのシチュエーションをシステムに落とし込んだ「精神コマンド」を活用しながら敵を撃破。レベルアップや報酬による改造して各ロボットを強くしていく。

 

と、いつものスパロボで安心感あるが、味方ターンでも敵ターンの時でも交戦時に精神コマンドを使用できたり、他のユニットを強化できるタイプの精神コマンドもその時に選択できたりとめっちゃ便利になってる!その攻撃が当たると倒せる時は「Shoot Down!」表示が出るのも快適。当たると死ぬから精神コマンドで回避しとこ!って判断が楽々出来る。

 

精神コマンド以外にExC(エクストラカウント)を消費したパワーアップで、Gジェネみたいにザコ倒してもう1回動く芸当も出来るし、非戦闘員をセットして支援してもらえるサポーターなどなど。

 

 

戦略フェイズではAOSアップデートで拠点を強化していくことで、全ユニットの能力に戦艦の性能、改造費の値引きまであらゆる箇所に補正を掛けられるし……。

 

戦闘システムはシンプルなまま、戦闘面と戦略面の双方で幅広いやり方が出来るようになってる。これが最新のスパロボかぁ~~~~!(※最新のスパロボはYです)

 

 

DLC含めると参戦作品が非常に多く、育成でガンガン強くしながら色んなユニットを使うのが楽しすぎる!精神ポイントも潤沢にあるから、あらゆる状況で攻めまくれるのが爽快。

 

あとはイレギュラーさえなければ……。いや、イレギュラーが発生しても簡単にひっくり返せるんだがな!

 

 

戦闘アニメはちょっとカク付いてるのもあるけど質は高いし、他作品の敵勢力を相手にした時に専用セリフがあるのも細かい。チームラビッツやグリッドマン同盟みたいにチーム組んでるキャラだと、戦闘中でも掛け合いあるのも嬉しかった。

 

 

システム設定で「BGMの開始地点設定」を途中からにすると、戦闘BGMがサビから再生されるのも至れり尽くせり。ユニット毎に弄れるのも細かい。

 

マジェプリの戦闘BGMで「私は想像する」が毎回イントロからは盛り上がりに欠けるな。本編と映画で1回ずつやってたけど、あれはここぞという場面だから良いのであって……と思ってたけど、これで設定変えればサビから流れるじゃん!これこれこれ!戦闘BGMで流すならこれよ!すぐに遺伝子に背を向けてくれて助かる。

 

システム設定だと右スティックで画面を引いた時にだけ、味方ユニットを青、敵ユニットを赤で色分けできるのも見やすくて良かったな。

なんでこのズーム色分け設定がスパロボYで無くなってるんだよ!

 

 

シナリオ面だと『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』を全話見てからプレイしたので、チームラビッツと他作品キャラの会話が楽しすぎる。

ヒーローを目指すイズルのキャラがお祭り作品にハマってるし、チームドーベルマンも大暴れさせたぜ!戦闘アニメもカッコいい!

パープルツーにしれっと補給装置付いてるのもめっちゃスパロボらしさを感じた。原作にねぇよ!

 

 

しかしそれ以上に『魔法騎士レイアース』が懐かしくて登場シーン全部嬉しかった。

好きだったけどアニメは子供の頃に見たっきりなので、俺の中でノスタルジーが熟成されているのだ。「炎の……矢ーッ!!」で俺の胸でくすぶるheartに火がついたよ!

 

 

2部の面子に加えてノヴァまで出て来るの懐かしくて死にそうだった。めっちゃ好きだったんだよノヴァ!思えば最初に触れたヤンデレキャラかもしれん。旧アニメのオリキャラだから今度の新アニメには多分出てこない……!

 

 

3人組繋がりでゲッターチームと絡んだり、『サクラ大戦』の大神隊長との絡みが多かったり、女子中学生3人組ってところを活かした立ち位置めっちゃ面白かった。

 

 

急にネコミミ光の再現が来て動悸が激しくなる。

 

 

本作で一番問題のあるクロスオーバーシーン。

この女優さん、アルシオーネに似てるなぁ……とはさすがにならなかった。

 

 

アムロ(逆シャア)、兜甲児(INFINITY)竜馬(チェンゲと言い張っているがほぼオリジナル)の3人が戦友として仲が良いのも最高!それぞれ成長して落ち着いた上で、一緒にいると若い頃の気持ちに戻っちゃうアムロが良すぎる。30周年記念作に相応しい描写の厚みがある。

 

 

逆シャアの後の話なのにノコノコとクワトロで出てきて、味方と敵の両方からボロクソ言われながら戦ってる生き恥シャアも凄かった。しかもサザビーが出てこねぇ!ウソだろ!?フルアーマー百式改でスパロボ30周年に挑む!

後半は母性botになってたような……。

 

逆シャア後だけどチェーンが生きててシャアはクワトロで、νガンダムが行方不明なのでアムロは初代ガンダムのレプリカで登場するとか大分カオス。

 

 

『ガン×ソード』のヴァンが、キャラデザが同じコードギアスと並んでる時の収まりの良さ好き。ヴァンがカップルや結婚を控えたキャラに優しい対応する度に泣きそうになりましたよ私は。

 

 

エルドラチームが他作品の主役たちからも一目置かれる歴戦のスーパーチームになってるのはなんというか……良いのかこれ!?って気持ちになるが!

 

いや、『ガン×ソード』での立ち位置をスパロボ30の歴史に当て嵌めるとそうなるんだが、まず当て嵌めて良いのか!?という話!

 

 

『SSSS.GRIDMAN』は初参戦だけあって強い!戦闘アニメで新世紀中学生も出まくる!合体も再現!電光超人で昔の主題歌アレンジが流れる!と、気合入りまくり。

 

 

内海が原作再現でウルトラシリーズのたとえ話しまくるのも笑った。ここはスパロボだぞ!ULTRAMANがDLC参戦してたから良かったようなものの……!基本的にグリッドマンとウルトラマンに繋がりがあるのが前提になってるのが面白い。

 

ただ、アカネくんが「自分の世界を壊そうとする奴らが外から来るので怪獣で打って出る!」という構図になっちゃって原作とは色々と別物。一人の女の子を中心にした、閉じた世界と作られた存在達の物語なので、スパロボと相性があんまり良くなかったな。

 

 

原作知らずに触れた作品だと『勇者警察ジェイデッカー』のエピソードがどれも良くて、特にボスが似顔絵渡すくだりはかなりグッときたなぁ。

 

『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』はなんも分からんけど、シリーズ最終章の集大成でみんな盛り上がってんな!というテンションの高さは楽しかった。

ファイナルガオガイガーが本当にゲームを終わらせるレベルで無法過ぎる。

 

 

スパロボあるあるだと思うが、覇界王のエピソードで宇宙の終焉に絡んだスケールの話された後に「ザンスカール帝国のギロチンが大変で……」みたいな話されても困るよな!

 

 

歴代スパロボBGMのアレンジが多かったりと、記念作らしいファンサービスも嬉しいところ。

ギリアム・イェーガーが第四次かF辺りの時系列を経由してて、ULTRAMAN加入イベントでは「ウルトラマン…。これも何かの導きだというのか…」と、『ヒーロー戦記』を匂わせるセリフもあったり。それ仮面ライダー相手にもできるヤツだな!

戦闘BGMが『ヒーロー戦記』のタイトル曲アレンジなのも最高~!

 

 

と、堪能はしたが難易度が……低い!

DLC入れてるせいもあるが難易度ハードにしてもまったく苦戦しない。精神ポイントが潤沢にあるからいくらでもゴリ押し出来るし、金がジャンジャン入るから改造費にも困らない。逆にクリア後の真ラスボスとの対決ルートは敵がやたら固く、負けることは無いけど凄く時間が掛かる調整。

 

30周年記念かつ参戦作品も多いから、久々に遊ぶプレイヤーと新規層に配慮した調整でこうなったのかな。お気に入りユニットで無双しやすいし、使ってないユニットをすぐに最前線レベルに出来るから「今度はこれを使ってみよう」という楽しみ方がしやすいのはキャラゲーとして長所ではある。

 

 

プレイヤーが好きなミッションを選べる形式で、クリアすると物語が進んでいくメインミッション、クリアしなくても良いサブミッション、ストーリーがほとんどない稼ぎ用のミッションに、詰め将棋的な条件をクリアするとパーツが貰える遺産ミッションと分かれてる。

 

このせいか各地で暴れてる敵をとりあえず潰す単調な展開になってるし、ステージ内でのクロスオーバーも薄い。オリジナルの敵勢力が中盤過ぎまで出てこないせいもあって展開が取っ散らかってる。後半は後半で規模のデカい大ボスとの決戦が単発で続くので「作品の枠を超えた熱いセリフのやり取り」が似たような構成になりがち。

 

DLC入れると「別次元からワープしてきたキャラが量産ザコに襲われ、なんやかんやあって自軍に保護される」というコピペみたいな加入イベントが挟まりまくるので、序盤のテンポめっちゃ悪くなる。

 

DLCキャラは会話シーンの細かいところでやり取りは追加されるけど、メインストーリーには絡まないし、機体いっぱい追加されても1回の戦闘に出せるの10機ちょっとだし、ゲームとDLC形式が噛み合ってないのでは……?

 

調べてみるとDLC含めたミッションの順番やキャラの有無による会話差分が死ぬほど多いらしく、凄いけど力の入れ方がちょっとズレてる気がする。

 

 

DLC参戦するキャラ自体には力入ってて、特に『サクラ大戦』は戦闘アニメで合体技の再現、会話パートでは選択肢演出の再現までやってくれるとは!体が勝手にシャワー室に……!

大神さんがアムロと話してるだけで感動しちゃった。

 

 

オリジナルキャラは全体的に地味だったなぁ。

女主人公でプレイしたけど存在感薄かったし、たまに過激なこと言い出すミツバ艦長はそこそこ好きだったけど、敵勢力のカールレウムもクリア後のミッションでやっと味が出て来る。

 

江戸時代の怪談が宇宙規模の真ラスボスの背景に繋がっている展開もなんだこれは。

超越的な存在であっても結局は「人だった」という話で、参戦作品には人間と異種族の話も多いからそこも踏まえた構図だと思うんだけど、その掘り下げをよく知らん江戸時代の怪談だけに頼ったシナリオ構成は単純に飲み込み辛いって!

CV野沢雅子のデカパイが最強オイランロボで殴り込む勢いでなんとか持たせた印象。

なんでCV野沢雅子のデカパイが最強オイランロボで殴り込んでくるの!?

 

本編だけだと尻切れトンボなエンディングで、発売日から半年後の無料アップデートで完結編となるエクストラチャプターを追加。これだけなら無料で遊べるものの、アプデでメインビジュアルをDLC仕様に変更したりと課金誘導はバッチリ。

これ当時かなり荒れたのでは……?

 

 

難易度ハードで途中からクリア重視で進めて真エンドまで51時間くらい。

30周年らしい大規模作品と新システムの両立が明らかに上手く行ってないが、それはそれとして一度始めると止まらなくなる!作品の枠を超えて集合した無数のスーパーロボット達をとっかえひっかえしながら、大群を圧倒するゲーム内容!クロスオーバー会話も良質なものが多かったし、久々に遊んだスパロボとしてはめっちゃ楽しかったぜ!

 

 

というわけでこの後は満を持しての『スーパーロボット大戦Y』に……ダイナゼノン、バトルゴーーーーッ!