絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

『√letter』の舞台である島根に家族旅行してきた!前編

 

5月20日から5月21日まで。一泊二日の島根旅行に行ってきたので記事としてまとめるぜ!

前々から父親と旅行にでも行きたいねと話していてついに実現。「√letterの聖地巡礼はどう?」という父親の提案で島根になったのだ!

 

PS4/VITA「√Letter ルートレター」レビュー!合体事故が生んだサイコ主人公が島根を襲う!どうしてこうなった - 絶対SIMPLE主義

 

シシララTV「『√Letter ルートレター』を作った人と実況」ありがとうございました! - 絶対SIMPLE主義

 

父親はゲームやらないんだけど、俺が昔書いたレビューがそこそこバズって、その縁でシシララの公式放送に出演した件などで『√letter』を知っていた。

 

宮城の石ノ森萬画館も候補として挙げてくれたんだが、島根の方が分かりやすく見るところ多くて『√letter』抜きにしても楽しそう。という理由で島根に決定。もちろん代金は俺持ちで数十年ぶりの家族旅行となったぜ。

 

 

ニャオハ、留守は頼んだぞ!

 

 

早起きして羽田空港に到着!

飛行機に乗るのは高校の修学旅行以来なので、動く飛行機を見るだけでテンション上がる!

 

 

朝早かったので空港で朝食を取ることに。おにぎり屋があったので580円のおにぎりセットを注文!

 

 

うーん……特にコメントすることが無い味ッッ!これが空港の味か……。

クレジットカード会社と提携してるラウンジがあり、カード持ってると無料で入れるのでそこでコーヒーを飲んで時間を潰したりもした。結構人が多かったね。

 

空港で働いてる父親の知り合いと偶然出会えたり、出発前から縁を感じる出来事もあったり。

 

 

飛行機に乗って離陸!

本当に雲の上を飛んでる!景色が航空写真みたいだ!と感動しっぱなし。機長がサワダさんで「キャプテンサワダ」ってアナウンスされてたのもワクワクした。手持ちのスマホを機内Wi-Fiに接続することで映画などを見れるプログラムがあって、チェックしたら『SPY×FAMILY』とか最新のコンテンツが揃ってる。しかし1時間半くらいの空の旅なので見る時間無かったぜ。出雲まで1時間半で行ける飛行機のスピード感すごい。

 

 

出雲空港もとい出雲縁結び空港に到着。いきなり島根県観光キャラクターであるしまねっこがお出迎え!

 

 

空港ロビーにもしまねっこが座っている!

お前がしまねっこか、俺が双葉ラー油だ。よろしくな。

 

 

空港ロビー、『√letter』のここかぁ~~~~~~ッ!すぐ分かったぞ。

 

 

そこからバスで松江駅へ。

ここの駅ビルには10年位前にスターバックスの一号店が出来て話題になったらしい。父親がクレカの特典か何かで貰ったスタバのクーポンを3000円分ほど持ってたので、旅行中は度々スタバに行ったぞ。

 

 

うおーっ!ここもゲームそのまんまだ!ということはすぐ近くに神保町まんまの古本屋がある……!?

 

 

ゲームでカラスと遭遇するのもここだが姿は見えなかった。

島根に行くと言ったら方々で「カラスに気を付けて!」というアドバイスをもらったけど、昔公式放送用に調達したカラスTシャツで武装していたので心配ご無用です!

 

そしてここからタクシーで向かったのが……。

 

 

出雲そばの有名店で知られる神代そばだ。

 


す、すげぇ~~~~~~ッ!ゲームの「神在庵」そのまんまじゃんッッッッ!

俺は今『√letter』の中にいる!閉じ込められた!!”!!!!!!!助けて!!!!!!!!

 

店内は賑わっていて3組ほど並んでいて少し待つことに。後からタクシーの運転手さんに聞いた話だが、普段はもっと行列ができるそうなのでタイミングが良かった。

 

 

ゲームに登場したヤマタノオロチ蕎麦や謎のスタンプラリーは存在しないので、普通に親子丼と割子そばのセットを注文。つゆを掛けながら食す。コシの強さでやっぱり本場は違うなあと唸るうまさ。親子丼は半熟卵に少しつゆをかけて割り、ゴロゴロした鶏肉と一緒に食べる!まろやかかつ食べ応え満点だ。付け合わせのたくあんすらうまい!さすが有名店。満足したぜ。

 

 

すぐ隣に小泉八雲記念館があったので記念撮影。ちょっと分かり辛いがこれがカラスシャツです。

 

 

その後は松江城へ。道中で絵に描いたような骨董品屋を発見。

 

 

国宝・松江城に到着!

 

 

大きくそびえ立つ松江城だ!

 

全国に12城しか残っていない現存天守の1つ。

雰囲気のためか中は薄暗く、階段も急だったのでちょっと怖かったが、作りが当時のままなので歴史を感じる。靴を脱いで中に入るので、床の木の感触が伝わってきたぞ。

 

 

銃口をニュッと出して敵を迎え撃つ鉄砲狭間の実物とか興味深かった。ゲームや映画でよく見るヤツ!こんな小さい隙間から撃ったんだなぁ

 

 

観光地感丸出しの顔出し看板もあった!どういう感情で顔を出せばいいんだこれ。

 

 

天守閣は四方の窓が開かれており、薄暗い城内から登ってくるので開放感が際立つ。

 

 

絶景かな!暗くて階段も急だから天守閣まで登るのちょっと疲れるけど来て良かった!

 

 

そしてこちらがゲームの画面。

いやぁ……マジで全部そのまんまなんだなぁ……。風雲√letter城じゃん。

 

 

続いてすぐ近くにあった興雲閣へ。『√letter』とは関係ないがせっかくなので立ち寄る。明治36年に完成した洋館で、大正天皇の宿泊所としても使用された建物だ。外観からして雰囲気出てる。

 


2階の大広間は有料で貸し切り可能。

基本料金は1時間あたり2083円で最大収容人数は150人。かなり安い。『√letter』のオフ会をやるならここで良いかも。

 

 

1階にはモダーンな雰囲気の喫茶店があったのでコーヒーで一服。このミルクとシロップの入った小瓶、久々に見た気がする。

 

 

続いてすぐ近くのぶらっと松江観光案内所へ。

 

 

地味にゲームそのままの作り!√letterポイントかなり高いぞ!

 

 

おみやげ品が売っているので600円のメダルを購入。メダル刻印機に30円払って名前と日付も刻んできたぜ。こういうコテコテの記念品、やっぱり欲しくなる。

 

 

200円のガチャガチャで松江城のマグネットも入手。フォントが気になる……。

 

 

松江城を後にして徒歩で京店商店街へ。

 

 

景色が変わっているせいか、ゲームと同じ場所を探したが見つからなかった。カラコロ工房も工事中で見れず。

 

 

京店ギャートルズ広場なる場所を発見。『√letter』じゃなくて『ギャートルズ』の聖地巡礼になってしまった。元祖マンガ肉!

 

 

その後は軽く街を見ながら松江駅を目指す。昔ながらの模型店とか喫茶店とか、シャッター閉まってるお店とか、そういうのを眺めながらの散策だ。知らない街なのでこういうのも楽しい。

 

 

橋の上から辺りを見回したりまったりと歩いた。

 

 

松江駅に戻ってからタクシーで八重垣神社へ。

スサノオがクシナダヒメを匿ったとされる場所で、縁結びの聖地として有名な場所だ。厳かな雰囲気。

 

 

やっぱりゲームの再現度高いな……!

 

 

ここに来たら絶対やりたかったのが、鏡の池の縁占い!占い用紙を池に浮かべて、その上にそっと硬貨を乗せる。「早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅く、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。」という占いになっているぞ。

 

 

ゲームに同じシーンがあるので「√letterでやったところだ!」とテンションマックスモード!

 

 

紙を浮かべて効果を乗せる。「感謝の心を行動に表すように西と南に向かうが吉」かな?乗せたらすぐに沈んでしまったので多分良い感じなんだろう。

 

 

招き猫おみくじにもトライ。1回200円で指先サイズの小さな招き猫とおみくじがセットになっているのだ。金の猫が出ると激レア!父親と1回ずつ引いたが白と黒だった。でもかわいいからOKです。

 

 

占いの結果は「吉」!経験者の言うことを聞いて慎重にやればうまく行く的なことが書いてあったぜ。良し!

 

こうやって『√letter』で舞台になった場所を実際に巡ってみると、ガチで取材して作ってるのが実感できた。雰囲気がしっかり再現されてるし、猫のお守りや縁占いといった要素も落とし込んである。当時プレイした時も観光気分が味わえて楽しいとは思ったんだけど、現地に行くことでより深く理解できたよ。

 

 

と同時に、そこまでやって出来上がったシナリオが「猫好きのメガネから情報を得るために、プレゼント用の金の招き猫のお守りを手に入れようとする。しかし神社に行ってみると今日の分は終わっていた。そこに通りかかった三毛猫が首からお守りを下げていたので盗もうとするが失敗する」なの改めておかしいだろ!

 

『√letter』の正気と狂気の狭間を我々は進んでいく。

 

 

この日のスケジュールは八重垣神社で終わり。

松江駅に戻って宿に行く予定だったがタクシーが見つからない。絵に描いたようなバスの待合所があったが1時間に1本あるかないか。どうする……?と思ったら運良く20分くらいでバスが来て事なきを得た。

 


というわけで前編はここまで!

後編では俺が泊まった宿のすいてんかく、はくちょう号、出雲大社、稲佐の浜を紹介するぞ!

 

『√letter』の舞台である島根に家族旅行してきた!後編 - 絶対SIMPLE主義