絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

【レビュー】父子決別の理由が語られる過去編!『G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.6「Bloody Tears」』【Switch】

 

G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.6「Bloody Tears」 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

「Bloody Tears」のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:ジー・モード

機種:Switch

ジャンル:ホラーアドベンチャー

発売日:2024/2/8

価格:800


 

2005年頃に元気(ゲームメーカー名)がガラケーで展開していた『サイコミステリー』シリーズの6作目を移植した物だ。超常的な力を持った登場人物たちが、聖書や神話に準えた凄惨な事件に挑むシリーズ。純粋な推理モノというよりは、怒涛の展開や人間模様を楽しむノリだね。

 

未来視を持つ女刑事の遥と、その幼馴染で天才的な推理力を持つ相田衛のコンビがメインだが、段々とバディ作品というより恋愛ノリが濃くなっている気がする。

 

【レビュー】過去と未来の事件が交錯する。緊張感高まる5作目!『サイコミステリー・シリーズ Vol.5「Cold Rain」』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

未来視で悪魔の囁きの正体を暴け!『G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.4「Innocent Noise」』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

惨劇の洋館で二つの物語が交差する!『G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.3「Sin -罪-」』レビュー!【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

未来視で射貫け!壮絶なる事件の最後を!『G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.2「Angel Cry」』レビュー!【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

記憶と時系列を逆に辿れ!『G-MODEアーカイブス+ サイコミステリー・シリーズ Vol.1「THREE -三つの記憶-」』レビュー!【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

G-MODEアーカイブス+で復刻された過去作はすべてレビュー済み!

 

 

今回は衝撃の展開で引いたVol.5のエンディングからそのまま続く導入となっており、そこから3年前のLAで起こったとある事件を描く。主人公は相田衛の父・鳥越潤一。これまで仲が悪い様子を散々描いてきたこの二人の過去に、何があったのか。それを明らかにするシナリオだ。

 

 

解けない事件は無いと言われた天才警視時代の鳥越潤一、LAへ!

鳥越警視、過去編なのに今とあんまり顔が変わらないな。昔から疲れた顔してんな。と思ったが3年前だからそりゃそうか。現地の捜査官であるクリスと合流し、凄惨な連続殺人に挑むことになる。

 

 

3年前の話だが、なんか見覚えのあるキャラも……。こいつらマジでどこにでも出て来るな!こういうところでも過去のシリーズとリンクさせる前日譚らしい作り。

 

 

アメリカの警察と協力して調査することになるが、「日本人を小馬鹿にする太ったボブ警部」とか、当時基準でもあまりにコテコテなキャラが出て来るぜ!

 

 

今回もオーソドックスなコマンド式のアドベンチャーゲーム。

過去作は「未来視」を使うタイミングがフラグになる作りだったが、今回は鳥越警視が主役で代わりになるコマンドも無い。王道の推理ADVなテイストになっているぞ。

 

その代わり途中のフラグ立てがシビアなところがある。選択肢を連続で選ぶ場面が来たら要セーブだ!

 

 

事件現場に残された聖母像に、目撃者の少女が語る謎めいた証言、不審者だらけの登場人物、聖書に関連した符丁、展開が早いので死人がどんどん出るし主人公サイドも危なかったりと、サイコミステリーシリーズらしい要素とテンポは健在だ。

 

 

鳥越警視とクリスのバディとしての関係が深まっていくのも良い。アメリカが舞台で鳥越本人も他のキャラも普通に喋ってるのに、なんでクリスだけカタコト外人喋りなんだよ!と思ったら「鳥越を気遣って慣れない日本語で喋ってる」という表現で驚き。これで一気に好きになれたわ。テキストADVの表現としても珍しくて印象的だね。

 

クリス、今後のシリーズでも出てきてくれると嬉しいなあ。でも出た結果死んだりしないだろうな……!

 

 

今回も1~2時間くらいのボリューム。

遊んでいてかなり新鮮だったし、この親子本当に頑固だな!と言いたくなるやり取りは、これまでの積み重ねを踏まえた過去編ならではの良さがある。

そして途中の連続選択肢を間違えた後のバッドエンドがかなり意外な展開で、一度は見ておきたい。「この展開だとこのキャラ達はこうなるのか」 という、もう一つの未来を見せる終わり方で味わい深いオチだ。

 

前回のvol.5と今回のvol.6で遥と衛の掘り下げが一段落して、また引きが強い終わり方をしてるからvol.7気になる~!

ちょっと間隔が空いてるけど次の移植お待ちしてます!