『ULTRA NINJA SOUL』のレビュー行くぜ!
メーカー:STUDIO POCO
機種:PC
ジャンル:2Dアクション
発売日:2021/6/2
価格(税込):620円
さらわれたお姫様を救い出すために、妖怪軍団と戦うニンジャアクションだ。
道中で手に入る様々な忍術を駆使し、立ちふさがる4体のボスと死闘を繰り広げる。
INDIE Live Expoで紹介されているのを見て購入した。
ウルトラでニンジャでソウルと言われたらそりゃ気になる。
丁寧な作りで遊びやすかったが、
オーソドックスな内容かつサクッとクリア出来ちゃうので、
タイトルの割に個性が薄いゲームでもあったかな。
刀での攻撃やジャンプ、壁への張り付きを駆使して敵を倒しながら進む2Dアクション。
ステージはほぼ一本道で、ちょっとした脇道にアイテムが置いてある作りだ。
アイテムは使い捨てだが好きなタイミングで使用可能。
回復アイテムや攻撃力、守備力アップ、手裏剣や火遁の術、木遁の術など様々。
「木遁の術」ってなんだろう?って使ってみたらリーフシールドだった。
生首アイテムを拾うか、小判を100枚集めれば1UPとなるぞ。
ニンジャも生首取って1UPするんだな……。
トゲを避けながらリフトを乗り継ぐ場面や、巨大ボスから逃げる場面など。
ステージにしっかり変化を付けてあるし、それでいてテンポや操作性も良好だ。
とにかく消費アイテムの忍術が沢山手に入るので、
これを連発して堅いボスを倒すゴリ押し前提のバランス。
アイテムを無駄遣いし過ぎてゴリ押しが出来なくなると、途端に長期戦になり、
ラスボス戦では割と理不尽気味な2択を要求されるのは気になったが、
忍法ゴリ押しの術でダメージをバシバシ与えて倒すのは気持ち良かったし、
残機潰しをしてアイテムを稼ぐ方法もあるので、これはこれでって思えたかな。
1周が短いから、ラスボスまで忍術を温存しながら駆け抜けて最後に大暴れ!
みたいな遊び方が正しい気がする。
見たまんま『忍者龍剣伝』風のアクションだが、めっちゃ優しい作り。
途中セーブ無し、残機が無くなったらゲームオーバーでコンティニュー無しだが、
それを考慮してもかなり難易度は低く、1周も30分掛からない短さだ。
忍術のゴリ押し感をもっと前面に出してインフレさせるとか、
もう一押し欲しかったものの、軽く遊ぶ分には楽しい2Dアクションだったぜ。
STUDIO POCO@ゲーム制作 (@studio_poco) | Twitter
開発したSTUDIO POCOは大学生二人によるインディーチームで、
現在は東方二次創作のアクションを開発中だそうだ。今後に期待!