絶対SIMPLE主義

ダウンロードタイトルを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズコンプ勢!

完全新作パッケージソフトに期待した結果2025

 

完全新作のゲーム!

ワクワクする響きだ!

完全新作ゲームをパッケージで出す!

チャレンジ精神が感じられて良いね!

あからさまに低予算なのに値段が8000円くらいする!

威勢が良いな!俺の目を見て話せ!

 

この絶対SIMPLE主義では、こういうタイトルを積極的に応援していくスタンス。今年も完全新作パッケージソフトを沢山購入したので、俺のレビューと共に結果をざっくり振り返っていくぞ。

 

思い付きで去年始めた記事だが恒例にしていく。去年は中小メーカーに絞っていたが、絞る理由もあんまり無いので今年は撤廃だ。

 

中小メーカーの完全新作パッケージソフトに期待した結果2024 - 絶対SIMPLE主義

 

去年は7本だったが、今年は一気に増加して20本!

 


こんなに出てた!?こんなに買ってた!?まとめててビックリしたわ!

コンパイルハートだけで3本くらい稼いでるが、それを踏まえても完全新作タイトルが多い年だったなあ。

 

コンパイルハートのゲームは普段はノリが好みじゃなくて買わないんだが、今回発表されたタイトルはどれも雰囲気良さげで、『スカーレッドサルベーション』は非常に珍しい和製『Returnal』ライク。新作シューティングの『ザレスタ』もあるし、たまには全部買ってみるか!と思ったら『ザレスタ』は来年に延期するし、3本中2本はユーザーの臓腑をえぐるために出荷したようなゲームで地獄を見た。

 

その辺は後半で……。

『ゼンシンマシンガール』

ゼンシンマシンガール公式サイト

 

【レビュー】B級ハクスラの快作!サイボーグJKが悪のブラック企業にカチコミだ!『ゼンシンマシンガール』【PS5/Switch2/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

我らがD3パブリッシャーが送る完全新作の3Dアクション!昭和164年の日本合衆国を舞台に、復讐に燃える改造JKが殴り込みだ!腕のガトリングが火を吹くぜ!

開発派『デジボク地球防衛軍』を手掛けた老舗のユークスが担当してる。B級ド真ん中を貫いたバカバカしいノリがイカしてるし、ゲームとしてもチープながら爽快!動かしていて気持ち良く、やり込むと幅の広さも見えて来る。

 

D3パブリッシャーの完全新作、見た目はバカっぽいのにいざ遊ぶとそこまでバカじゃなかったり、コンセプトを上手く活かせていなかったりするタイトルが多いんだが、本作はしっかりおバカ。しっかりコンセプトを活かせている。

 

『お姉チャンバラ』の近接戦と『地球防衛軍』の銃撃戦が融合したかのような、新たなヒロインたちの戦いが幕を開ける。

 

という宣伝文句はド級の寝言、ド寝言だなと思ったが、実際遊ぶと結構納得できる作りになっていたぜ。

 

キャラ的にもシステム的にも続編行けるので続編希望!シリーズとして育ててくれ!

『SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.5 THE ヤンキーブラザー』

THE ヤンキーブラザー公式サイト

 

【レビュー】チープでシンプルな爽快感がここにある!『SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.5 THE ヤンキーブラザー』【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

D3パブリッシャーが誇る低価格ブランド『SIMPLEシリーズ』の最新作!

何年振りか分からない完全新作の3Dアクションで、ヤンキーがラップをぶちかましながら暴れるローグライトという、流行り物を色々ぶっこんだ内容だ。

麻雀牌を集めて自らをパワーアップ。繰り返しプレイでどんどんステータスや技が底上げされていく。最初は操作性がかなり悪く感じるが、育成するとあっという間に高速暴力騒音ヤンキーの誕生だ!

 

現在のゲーム業界でローグライトというジャンルは凄まじいクリムゾンレッドオーシャンと化しており、価格を踏まえた完成度という観点では出来の良いタイトルは他に色々あると思う。

しかし、こちらもコンセプトに沿ったポイントをしっかり押さえており、チープだけど独自性があって、遊んでいて気持ち良いゲームとして個性があった。SIMPLEシリーズフルコンプ勢としては今年一番うれしいタイトルだったぜ。

 

『都市伝説解体センター』

 

都市伝説解体センター 公式サイト

 

【レビュー】情緒と感情が解体される傑作!『都市伝説解体センター』【PS5/Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

『都市伝説解体センター』のフォトスポットとパネル全部見てきた! - 絶対SIMPLE主義

 

奥歯に物の挟まったようなゲームが多かった集英社ゲームスが、墓場文庫と組んでついに出した特大のホームラン!ゲーム楽しんだ俺もちょっと引くくらいグッズやメディア展開が進んでいる!

 

怪異、呪物、異界の調査・解体を行う都市伝説解体センターの一員となり、様々な怪事件に挑んでいくADV。ゲームとしての作りはオーソドックスで、シナリオは勢いで進めてる箇所が結構多い。しかし極まったドットムービーと魅力的なキャラ、怒涛の展開でそれを気にさせない内容だった。演出がバチッと決まっていて、退屈な画作りをしてる場面がまったくない。『和階堂真の事件簿』の流れを踏まえつつ大幅パワーアップしてて凄い。みんな良いキャラしてたなぁ。

 

今年のインディーゲームはこれと『魔法少女ノ魔女裁判』が話題だった印象あるね。

そっちはプレイしてないので来年遊びたい……!

 

『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』

 

【レビュー】独自の調整が光る悪霊退治サバイバー!『宵祓い探偵ミアズマブレイカー』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

宵祓い探偵ミアズマブレイカー | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

メビウスが送る完全新作のサバイバー系アクションシューティング。

2.5Dのビジュアル表現と、現代社会に潜む妖怪とのバトルが特徴だ。

値段を考えるとシナリオとボリューム面は物足りなかったが、短いステージを次々にクリアしていくテンポの良さと、魂を効率良く回収して強力なスキルに繋げるシステムは良い感じだった。ちゃんと独自性あって完全新作として面白かったぞ。

 

『都市伝説解体センター』は規模がデカそうに見えてインディーなのでプログラマーが一人しかおらず、アップデートが大変という話があったが、この『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』はインディーじゃないのにディレクター・シナリオ・脚本・ゲームデザイン・背景マップ・キャラグラ・アニメーション・エフェクト・UIデザイン・スクリプトを同じ人物が担当しているぜ!スタッフロールが迫力あった!

『シャインポスト Be Your アイドル!』

 

シャインポスト Be Your アイドル! ゲーム公式サイト | KONAMI

 

コナミがまさかのSwitch2ロンチに投入した完全新作のアイドルゲーム。

元々は2022年にスマホゲームとして発売される予定でアニメも放送されたのだが、3年の沈黙を破ってコンシューマにプラットフォームを変更。それがまさかのSwitch2でみんな度肝抜かれた!

 

事務所経営とアイドル育成を並行して行う作りで、パワプロシリーズのサクセスを思わせるシステム。ライブシーンが凝っていて、コナミのAI歌声ライブラリにより、ステータスの低いアイドルは歌声がヘボヘボになる!

 

5年という期間で3グループを武道館ライブで成功させるという目標があり、資金繰りとアイドルたちのメンタルケアに常に悩まされる難易度は結構シビア。武道館ライブに失敗すると夢に破れたアイドルたちのその後が淡々と語られるのがしんどい!

だからこそ武道館ライブ成功した時は嬉しいし、登場するアイドルたちはみんな魅力的だ!

 

ただ、各アイドルの個別エピソードは全体的にあっさりしており、気になったらアニメやコミックやラノベなどで楽しめるものの、良くも悪くもコンテンツの入口的なタイトルに収まっている。ゲームの都合が強すぎて理不尽に感じる箇所もあり、この辺はやや練り込み不足かな。

 

とはいえ、経営&育成を同時に行うピリ辛なアイドルゲームとして独自性があって本作単体でも十分面白いし、アイドルたちへの思い入れも深まる。このためにアニメも見たら更にめちゃくちゃ面白かった!Switch2ロンチに出してくれてありがとう……!

 

ちなみにSwitch2ロンチでコナミだと同時に『サバイバルキッズ』が出ていたが、一応シリーズ作品で完全新作ではない扱い。なので俺からの懲役刑を逃れている。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』

 

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』好評発売中

 

 『ダンガンロンパ』小高和剛と『極限脱出』打越鋼太郎のタッグで送る完全新作ADV。

人類防衛の要である「最終防衛学園」を、正体不明の敵「侵校生」から守り抜く100日間の物語を描く内容だ。個性豊かな生徒たちを使い分けて戦うシミュレーションパートと、交流を深める学園パート。そして100のエンディングに分岐する物語が特徴となっている。

 

凄まじいボリュームの各ルートを巡り、少しずつ物語の全貌が明らかになっていく興奮は本作ならではで、70時間遊んで知らないキャラが出てきた時はマジで驚いた!

登場人物はクセが強くパロネタ下ネタだらけで手癖を感じるものの、やればやるほどに好きになれる作りだ。

 

ただ、ルートによって当り外れがめちゃくちゃ大きく、ハズレのルートに突入するとテンポの悪い展開に延々付き合わされることになる。

100のエンディング全部に意味があるという触れ込みだったが、普通にしょうもないバッドエンドがいっぱいあるし、あからさまに手抜きっぽいルートもある。大ボリュームと言ってもUIの悪さや同じようなシーンの繰り返し、スキップ出来ない細かい演出でプレイ時間が嵩んでいるところがある。

 

文句はいくらでも出て来るんだが、100時間以上かけてすべてのエンディングを見終えた今では終わってしまった寂しさが強い。良くも悪くもこのゲームならではの体験が出来る1本だった。

『終天教団』

終天教団 公式サイト

 

【レビュー】5つのルートが絡み合う、宗教国家と終末の物語『終天教団』【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

こちらも⼩⾼和剛が率いるTookyoGamesの最新作で、このボリュームの新作を1年に2本出すバイタリティはマジですげぇと思う。

とある宗教国家で起きた教祖殺害事件の謎に挑むストーリーで、プレイヤーが選んだルートによってゲームシステム自体が変化する構成が特徴だ。このゲームシステムの変化するコンセプトは小手先だけに留まっているが、少しずつ全体像が見えて来るシナリオ構成と大仕掛け、ハンパじゃない枚数の一枚絵、尖った世界観には強烈な魅力がある。

 

システム面でテンポが悪いところはあったが『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』よりもシナリオ上の仕掛けは綺麗にまとまっていると思うし、下ネタやパロネタ言う奴が全然いないのも遊びやすかったな!

『Earthion(アーシオン)』

Earthion(アーシオン) - Earthion

 

【レビュー】令和のしぶとさで挑む、真の16bitシューティング!『Earthion(アーシオン)』【PS5/PS4/Switch/XBOX/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

『ベア・ナックルII』『アクトレイザー』『世界樹の迷宮』などの楽曲を手掛けたレジェンドである古代祐三と、『まもって騎士』シリーズなどを手掛けた和田 誠による完全新作。16bit「風」ではなく、レトロ風を謳っただけのまがい物でもなく、本当にメガドライブ実機で動作する真の16bitシューティングだ!

 

オープニングからエンディングまで、ドットもBGMも超ハイテンションでぶっ飛ばす。ただの技術アピールで終わっておらず、令和に合わせた優しいシールドの仕様と、様々な武装とパワーアップの選択でステージを攻略する手応えがしっかりある。

これがやりたかったッ!と言える2Dシューティングだったぜ。

『モンカルファンタ 〜勇者と水晶の少女〜』

『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』公式サイト

 

【レビュー】丁度良いレトロ風+ハクスラRPG!『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

懐かしさを押し出しているが、どう見ても懐かしくは無いグラフィック。

手掛けるエクスペリエンスは3DダンジョンRPGの老舗ではあるものの、2DRPGは初挑戦。なんかパッケージ版は全然関係ない過去作2本をオマケに付けて、強引にお買い得感を出してる。

 

この辺でかなり不安だったが、実際遊ぶとエクスペリエンスらしさ溢れる、軽いハクスラ要素のある2DのRPGとしてなかなか面白かった。連続攻撃でバリバリ戦って装備アイテムを集めまくるのが中毒性高い。ただ、シナリオが味気なくてボリューム控えめ。定価を考えると評価難しいところだ。

「これレトロ風じゃなくてドラクエを雑になぞってるだけでは?」という筋書きも気になった。

『バウンティシスターズ』

 

「バウンティシスターズ」公式サイト - Nintendo Switch版12月18日発売 | 株式会社ピクセル

 

【レビュー】明るく楽しい完全新作シューティング!『バウンティシスターズ』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

株式会社ピクセルが手掛ける完全新作シューティング。

キャラクターデザイン・イラスト・美術(一部)を『ツインビー』などを手掛けたShuzilow.HA氏が担当しており、BGM周りコナミ系の面子で固められている。

 

ピクセルには同じく『ツインビー』的な完全新作シューティングになるはずが、関係者とクラファンでトラブって頓挫した『スチームパイロッツ』があったので念願の新作だ!

ピクセルのゲーム、毎回懐かしさを出しつつ詰めの甘いところが目立ちがちで打率あんまり高くない印象なんだが、本作はなかなか面白かった。攻略方法を把握するとボスも結構簡単に倒せる調整など好み。

 

『歌と森の妖怪屋敷』

【レビュー】妖怪大行進のブロックくずし+アクション!雰囲気良し!ゲームとしては……『歌と森の妖怪屋敷』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

Nintendo Switch「歌と森の妖怪屋敷」公式サイト

 

こちらもピクセルのゲームで、極めて珍しいブロックくずしのパッケージソフト!

ツインスティック操作でおはじきのように人魂を発射し、妖怪たちと戦っていくシステムになっている。2Dで表現された40体以上の妖怪は圧巻でBGMと効果音も良しだ!

 

しかしゲームとしては配置が雑過ぎて、ほぼゴリ押しするしかない大味っぷり。やればやるほどに単調さ目立ってくる。シナリオもイマイチ。俺、こういう雑な悲劇をやれば物語に深みが出ると思ってそうな話は嫌いでね……!

『STARBITES』

【公式】STARBITES | 砂の星でメカを駆る少女ルキダと仲間たち… 戦術系SFディストピアRPG!

 

【レビュー】昔の(イマイチな)RPGっぽさ全開のゲーム!『STARBITES(スターバイツ)』【PS5/Switch/XBOX/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

この辺から徐々に「完全新作ソフトに手を出す人間ぶっ殺すゾーン」に入り始めます。

丸っこいメカに乗って砂の惑星を冒険するRPGで、グラフィックはチープだがPS2~PS3時代の面白いRPGっぽい雰囲気ある!これは絶対面白いぞ!

と、期待して買ったら、実態はPS2~PS3時代のイマイチなRPGど真ん中だった!悲しい!砂と涙を噛み締めてる!

 

雰囲気は本当に素晴らしくて戦闘の手触りも良い感じなんだけど、低予算っぷりと低ボリュームを誤魔化すために、すべてのダンジョンをだるい仕掛けでハチャメチャに引き延ばしているようなゲーム構成。演出やUI、システム面でもRPGを作り慣れていなさが目立ち、そんな内容なのに15時間でフルコンプ可能。

しんどかった……。

 

『マジカルクラフト 猫と魔法のドレス』

 

マジカルクラフト 猫と魔法のドレス 公式サイト

 

【レビュー】ドレスは素敵!魔法は忍耐……ッ!『マジカルクラフト 猫と魔法のドレス』【Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

『プリティーシリーズ』の開発を手掛けたシンソフィアと、『フィットボクシング』や『メダロット』でお馴染みのイマジニアによる完全新作オシャレゲーム。

 

ドレスやキャラの可愛さはさすがだったが……何をするにも無味乾燥なミニゲームで一手間が挟まる構成。未完成なのを誤魔化すために、あらゆる箇所に作業要素をぶち込んでどうにか形にしたようなゲームだった。

 

魔法で素敵なドレスをパパッと作るゲームのはずなのに、最初から最後までチマチマした作業を要求されるのでマジカルなクラフト感が薄すぎる!

 

『はらぺこミーム』

 

『はらぺこミーム』 公式サイト | クラウディッドレパードエンタテインメント

 

【レビュー】「地味だが面白い」という気持ちが消し飛ぶテンポとUIの悪さ!育成&探索シミュ『はらぺこミーム』【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

原作/開発がドリコムが担当した完全新作のコロニーシミュレーション。

原案を西健一(『ちびロボ!』『moon』)、世界観アート、AI設計を森川幸人(『がんばれ森川君2号』『アストロノーカ』)が担当しているぞ。

 

ふしぎな生き物「ミーム」たちを率いてマップを探索し、地道に素材集めて料理作ってコツコツ拠点を広げるゲーム。

 

ミームたちのデザインやグラフィックの雰囲気は良いし、各ミームの能力を活用してステージを探索する面白さはあるんだが、テンポとUIが信じられないくらい酷くてしんどさが上回る!Switch版で遊んだんだけど、PC版前提で最適化をまったくしてないとしか思えない操作性の酷さ。システムの中度半端さも含めて未完成品っぽい作りだ。

もう一押しで遊べるゲームになれそうな感じだったので残念。

 

『PROGRESS ORDERS(プログレスオーダーズ) 』

 

PROGRESS ORDERS(プログレスオーダーズ) 公式サイト

 

【レビュー】UI・導線・テンポのすべてがこの世の終わり!『PROGRESS ORDERS(プログレスオーダーズ) 』【Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

ブシロード×HAKAMAという『リアセカイ』と同じ布陣で送る完全新作。

ギルドを運営し、各ダンジョンに冒険者を派遣していくファンタジーRPGだ。

 

『はらぺこミーム』のUIとテンポの悪さなんて生ぬるく思えるゲキヤバゲーム。ゲームを構成する箇所で終わってない場所がほぼ存在しないレベル。低予算のゲームはまずUIから犠牲になっていくものだが、ここまで犠牲が大きくなるものなのか。シナリオに加えて、発売前のインタビューまでひどいから隙が無い。「ゲームが進んでいる」感の乏しさが遊んでいて本当にキツかった。

 

定価2970円なので今回取り上げたタイトルの中では非常に安いが、それがどうした!

『スカーレッドサルベーション』

 

スカーレッドサルベーション公式サイト

 

【レビュー】ここ数年でワースト!8580円の虚無!『スカーレッドサルベーション』【PS5/PS4/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

2025年はフルプライスの完全新作を3本も発売したコンパイルハート。

その第一弾となるTPSだ。美少女キャラを操作し、3Dで迫る弾幕を捌いて突き進むローグライク作品。弾が当たるとアーマーが破れてさあ大変!

 

アニメ的な和製『Returnal』ライクじゃん!?と思ったら実際めっちゃ意識して作られたようで、インタビューでもその辺の話をしている。遊んでから見ると「てめぇこのやろう」以外の感想が無い!

 

ローグライク作品の研究を一切してないとしか思えないステージ構成に武器の仕様。8580円のゲームなのに敵がボス含めて9種類(色違い含む)。単調極まり無いダンジョンが延々と続き、中盤から作業要素が増えてダルさが進化する嫌がらせ。

ここ数年で買ったフルプライス作品でも最悪レベルのゲームだった。

 

今はアップデートで快適性が格段にアップしているが、別に面白くはなってないぞ!

『届けろ!戦え!カラミティエンジェルズ』

【レビュー】「遅延行為」をゲーム化したような8580円のスゴロクRPG!『届けろ!戦え!カラミティエンジェルズ』【PS5/PS4/Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

届けろ!戦え!カラミティエンジェルズ 公式サイト

 

2025年のコンパイルハート完全新作第二弾。

「配達」を題材にしたスゴロクRPGだ。ルート選択をし、モンスターと戦いながら目的地に荷物をお届け!仲間はふざけた奴ばかりで主人公は苦労しっぱなし!仲間の機嫌次第で指示を無視したり、いきなりスゴい技が飛び出したりする戦闘システムも特徴となってる。

 

キャラデザは120点くらい付けられるが、ゲームは単調極まり無いスゴロクと、気まぐれ過ぎる仲間の行動で無駄に時間が掛かるザコ戦が軸。「遅延行為」のゲーム化としか思えないほどに、あらゆる箇所で水増しみたいな要素が挟まる。気が狂いそうになるくらいテンポ悪くて気が狂いそうだった!

 

ストーリーもキャラの掘り下げが出来ておらず、世界観は面白そうだったがそれをぶん投げるラスボス周りの展開に……と、ここもイマイチだった。

 

本作も今はアップデートで快適性がアップしているようだが、どっちにしろオススメ出来ねぇ!

『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』

 

魔法司書アリアナ ~七英傑の書~公式サイト

 

【レビュー】コンパゲーだけど仮に定価2000円くらいならアリ!魔法バトルアクションRPG『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』【PS5/PS4/Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

2025年のコンパイルハート完全新作第三弾。

本の世界を舞台にしたアクションRPGで、VTuberの周央サンゴさんが主役の声を担当している点や、複数の魔法を組み合わせたバトルシステムが特徴だ。

 

敵を引き寄せる魔法でひとまとめにしてから、複数の敵に連鎖する魔法を撃ち込むとか。

発射までに時間の掛かる貫通ビームの魔法を発動させつつ、敵をぶん殴って射程範囲に足止めするとか。

盾を召喚する防御魔法の後ろから遠距離攻撃魔法でチクチク削るとか。

自動で敵を攻撃してくれる魔法を発動しながら、接近攻撃でガンガンダメージを与えるとか。

 

各種魔法の使いどころを考える面白さがあるし、爽快感重視で大味かと思わせて、編成に頭を悩ませることになる難所もきっちり用意してある。よく出来てるじゃん!

 

ただ、色違いの敵の多さや演出のショボさなどが足をひっぱっており、

「アクションゲームをしっかり作れるスタッフが、超低コストで頑張った」

って感じのゲームになってる。定価2000円くらいアリなんだけど、悲しいかなこのゲームの定価は7480円なのよね。

 

それでも、人間が人間を楽しませるために作ったのが伝わってくる。『スカーレッドサルベーション』『届けろ!戦え!カラミティエンジェルズ』と比べて格段に印象が良かった。苦しい戦いだったが、最後にか細い光が見えたので挑んだ価値はあったかもしれない。

 

というわけで『ザレスタ』以外のコンパイルハート完全新作を買うのはこれで最後にしますね……。

『連呪』

 

連呪(れんず) | 日本一ソフトウェア

 

【レビュー】本当に怖いのはこのゲームを7920円で売る人間『連呪(れんず)』【PS5/PS4/Switch】 - 絶対SIMPLE主義

 

 

日本一ソフトウェアが今回も定価7000円越えで送る完全新作!

オカルトライターとなり、心霊スポットを巡って呪いと戦うホラーアドベンチャーだ。

 

心霊スポットの探索はランダム出現の幽霊と、幽霊の攻撃などで上がる呪い度により足かせでテンポ悪すぎるし、撮影パートや記事パートも取ってつけたようなシステムで何も面白くない。シナリオも薄味のテキストを細切れに読まされる。

そんな内容なのに7時間でコンプだ!

 

日本一ソフトウェアの完全新作、値段は高いけど尖ったコンセプトや題材に対するこだわりで勝負してます……という作品が多いんだが、本作はありきたりな世界観とシナリオを、どっかで見たようなシステムの劣化コピーでまとめ上げたしょうもない低予算ゲーム。志の低さという点で、個人的にここ10年以内に買った日本一ソフトウェアの完全新作ではワースト。真面目にやって欲しい。

『ヴァレット/VARLET』

 

ヴァレット / VARLET ゲーム公式サイト - フリュー

 

【レビュー】地獄!フリューによる「劣化フリューRPG」!『ヴァレット / VARLET』【PS5/Switch/PC】 - 絶対SIMPLE主義

 

定期的に有名クリエイターを招集した完全新作を送り出すフリューの最新作だ。

モナーク/Monark』の流れを汲む新しい学園RPGという立ち位置で、BGMを増子津可燦、シナリオを三雲岳斗&伊藤龍太郎、シナリオ監修に鈴木一也と、今回も旧メガテンシリーズ系のクリエイターで固めてある。開発はアクリアが担当しているぞ。

 

しかし構成している要素がどれもこれも過去作から劣化しており「フリューによる劣化フリューRPG」と言うしかない完成度の低さ。「近未来を舞台にした学園RPG」という設定で、ここまで近未来要素を活かせてないことある!?と度肝抜かれるレベルの低さで、シナリオも酷ければ水増しみたいな要素が山盛りのダンジョンも酷いし戦闘は大味。多数のコンポーザーを起用した楽曲は悪くないのに使いどころがヘタ過ぎる。

 

未完成としか思えない箇所があまりにも多く、本作ならではの魅力もキャラデザくらい。俺が遊んだことあるフリューRPGでもぶっちりワーストです。

 

まとめと来年の期待作

 

 

以上20タイトル!

コンパイルハート新作3連発は過酷な戦いだったし、『ヴァレット/VARLET』『連呪』は「いつもの日本一ソフトウェア」「いつものフリュー」の底をぶち抜いており、「お前らがこういうゲームを出すようになったら、いよいよ終わりだぞ」という怒りすら覚える内容。面白いゲームも多かったが、新規でRPG系はやっぱり危険度が高い気がするな!

 

そして戦いは2026年へ!

最後に俺が購入する完全新作パッケージタイトルを紹介して終わろう。

 

 

1月29日に発売される『ダークオークション』はイザナギゲームズが送る完全新作のADV。リバーヒルソフトの創業者で、『アナザーコード』や『ウィッシュルーム』を手掛けた鈴木理香が原作・シナリオを担当している。古城で開かれるオークションに参加し、参加者たちと出品物に隠された謎を解きながら、父親の隠していた秘密に迫るミステリー作品だ。

既にかなり『アナザーコード』な気がする。

 

 

同じく1月29日に発売される。『凶乱マカイズム』は日本一ソフトウェアが定期的に送り出す完全新作。今回は「ディスガイア無双」的な3DアクションRPGだ。原田 たけひとのキャラデザを落とし込んだ3Dモデルや、億越えダメージも飛び出すド派手なシステムが特徴となっている。

 

「日本一ソフトウェアってこういうバリバリの無双系3Dアクション作れるんですか?」

という言葉を口に出した奴はプリニー監獄にぶち込まれるぞ!まずは俺が監獄に入って様子を見て来る!

 

 

3月26日にブロッコリーから発売される『エトランジュ オーヴァーロード』は、地獄に落とされた悪役令状が大暴れするアクションRPGだ。レーンに乗って流れて来るアイテムを活用し、仲間と共に勝利条件を満たすシステム。

 

同名のWEB小説が原作で、手掛けたのは元ゲーム会社社長という異色のコンテンツ作家『喜多山浪漫』。ちょっと前にその正体が元日本一ソフトウェア社長の新川宗平であることが明かされた。これどのくらい公然の秘密だったんだ!?

 

東京ゲームショウなどで遊んだ感触は悪くなかったが、フルプライスタイトルとして通して遊んだらどうなるか。開発のジェムドロップを信じるしかねぇ!

 

 

3月26日に日本一ソフトウェアから発売される『Curse Warrior(カースウォリアー)』は、パーティを編成してダンジョンを攻略するコマンド式RPG。探索で必ず受ける「呪い」という要素があり、良い効果も悪い効果もあるので、上手く活用して進むシステムが特徴だ。

 

 

4月24日発売の『PRAGMATA』はカプコンが送る完全新作!

実に3年の延期を経て発売されるタイトルだ。ごつい宇宙服を着たオッサンと、可愛い少女型アンドロイドが月面都市で探索&大バトルのアクションゲーム。

コンセプトも雰囲気も好みで、何よりちゃんと金が掛かってそうなのが良いですな!

 

 

4月30日に日本一ソフトウェアから発売される『シニガミ姫と異書館ノ怪物』は、『嘘つき姫と盲目王子』『わるい王様とりっぱな勇者』に続く絵本シリーズ3作目。文字通り絵本のような世界観とダークな展開、感動が特徴のシリーズだ。

過去2作と比べても演出が進化しているが、『わるい王様とりっぱな勇者』はかなりテンポ悪かったのでどうなってるかなあ。

 

 

日本一ソフトウェアが7月30日に発売する『ほの暮しの庭』は、好評を博したホラーゲーム『夜廻』のスタッフが送る生活シミュレーション。住人との交流や畑の開墾など。いかにもな要素の裏で明らかなホラー展開が見え隠れ。

公式は「鬱……展……開?ちょっとよく分かりませんね……」みたいなすっとぼけ方してるが、どこまで引っ張る気なんだろうな。

 

 

ここからは2026年予定で発売日が決まっていないタイトル。

スクウェア・エニックスが発売する『冒険家エリオットの千年物語』はHD-2Dで表現した完全新作!これまでRPGばかりだったが今回はアクションRPG。冒険家エリオットと妖精フェイの2人が、時空を超える時の扉で1000年の宿命に向き合う冒険に出る……というストーリーだ。

 

HD-2Dで昔の聖剣伝説を改めて作るようなコンセプト。シナリオはクロノトリガーも入ってるな!?と思いながら先行体験版を遊んで見たら、草刈りや壺割りや爆弾や矢で道を切り開きながら進む作りが割とゼルダ!色々全部乗せで面白かった。

 

 

レベルファイブが発売する『デカポリス』は完全新作のクライムサスペンスRPG。

現実を完全にコピーした仮想世界 DECASIMで様々な謎に挑む!

キャラデザと演出がキレッキレで、RPGのような派手な戦闘シーンもあるしなんかケモ化するシーンもある!めっちゃ好み!

 

しかし2023年発表で延期しまくってるゲームなので、本当に2026年に出るのかどうか。

今回は本当に大丈夫なんですよね日野さん!

日野さん?

炎上してる……。

 

 

AKIBA LOST / アキバロスト』はイザナギゲームズ x 日テレ x AX-ONで送る実写のノベルゲーム。ゲームクリエイターである主人公と、秋葉原に由来する6人の女性の視点を切り替えながら謎を追っていくストーリーだ。めちゃくちゃ『街』『428』を思わせるゲーム構成で金も掛かってそう!2026年1月には日テレでドラマ版も放送予定となっているぞ。やや話題先行な感じだが楽しみな1本だ。

 

俺が来年買う完全新作パッケージソフトは今のところこの辺りだが、既に日本一ソフトウェアの完全新作が4本も控えているぞコラァ!

 

来年も荒波に挑んでいきます!